生きにくさを感じること
新聞やメディアに「生きにくさを感じてきたんだ」とか「自分らしくイキイキと生きるためには」が話題になり、その文言を目にする機会が増えてきました。
別にそのことに異論をいうつもりはないです。
けれど、生きにくさとか感じないで生きてきている人はいないと思います。
自分の周りでも、私自身もいろいろあります。ずっとうまくいって成功してきたと言える人がどれだけいるのでしょうか。
私は、結婚もしていないし、もちろん子どももいないし、昔は負け組とか言われた類です。でも仕事はしてきた。うーん…仕事しかしていない気がします。
会社で同じ年齢の同時に中途入社した女性の社員に「結婚や子どもも育てなかったら人間として一人前じゃない」と言われたことがあります。その時の私はそうだなと思うしかありませんでした。結婚もして、子どももいて、その人にとっては当然のことだったのです。(今なら炎上ですね。)
子ども時代は今でもなくならないいじめも受けたし、その後、自分自身は関わらないようにクラスでいじめがあっても見て見ぬふりをしていたこともあります。良心は傷んだが、正義の味方になる勇気はなかったです。
大人になって会社や組織に属してもおんなじ人間が単に年齢を重ねただけだと仲間外れは日常茶飯事、挙句には上司が率先して無視するなんて小学生並みの職場だってあります。
それでも、そこにいる選択をする人が多くいると思います。
好きなことをして、好きなことで自己実現できればどんなにいいだろう。
言いたいことを言って、やりたいことだけをやってみたいなことは、自分で会社を作り、自分だけ完結できるような仕事をするしかないです。
でもそれば難しいことです。
言いたいことが言えない、やりたいことができない、嫌いな人がいる中で自分を信じてくれる人、自分を認めてくれる人が一人いれば、いいのではないかと思います。一人よりはもう少し多いほうがいいかもしれないけど。。
まとめると
生きにくさがあったほうが生きててよかったと思うことが心に沁みるだろうし、一人じゃなく誰かと何かをを乗り越えたときのうれしさや達成感が身に迫る感覚になるのではないかと思うのです。きれいごとでしょうか。
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