#Clubhouseで日本語教育 続けています!
Clubhouseなんて、もう過去の産物…そう思っていませんか?実際そうなのかもしれませんが(逆に盛り上がりすぎたのかも)、日本語教師3人でゆる〜く「タメ口で話す」部屋を週に1回ぐらいやっています。一応毎回トピックを決めて、それについて話すということになっていますが、話したいことを話しているので脱線しがち…そんなルームですが、毎回何人かのリスナーやスピーカーに支えられて続けています。
20回を超えました!
そうなんです。毎週、「どうする〜」と言いながら、20回まで到達しました!
続けられた理由として、
3人でモデレーターをしていること
が挙げられると思います。
3人でモデレーターをしていると
・3人いるので誰かが話を回してくれる(ちょっと休んでてもOKだし、お互いフォローもできる)
・3人とも視点が違うので、いろいろな話を振ったり話したりできる(私は大体自分の話をしているか、適当に思いついた面白いことを言っているだけ。)
・3人だけで話していても楽しい
という利点がわかりました。2人でやったこともあるけど、必ずどちらかが話していないといけないので実は結構きついです。特に、テーマだけ決めて行き当たりばったりで話している場合、二人だと息切れします(物理的にも) 。
ルームを始めてすぐ、リスナーが来るわけではありません。その間も楽しくおしゃべりできるのが3人いる利点で、その楽しみで続けられているようなところもあるかもしれません(そのおしゃべりが適当すぎてリスナーが来ないというのもあるのかもしれないけど)。
毎回の出会いが楽しい
Clubhouseの楽しみは、これに尽きると思います。ふらっと入ってきたリスナーに、「一緒に話しませんか」と声をかけてスピーカーになってもらい、自分のことを話してもらう。世界中から日本語話者が集まるので、国による違いや同じところなどもわかるし、その人の個性もにじみ出てきます。
Clubhouseでの話は一応外に出したらいけないんですが、ざっくりまとめると、例えば、お互いの国の学校の話で盛り上がったり、日本のスタバの話をずっとしていたり(これはオフトピック)、「動物の話」のはずなのに「牛肉の話」になっちゃったり「人間もホモサピエンスだからいいよね」と自分の話になっちゃったり。
学習者のハードルは高め
学習者にとって、電話は大きなハードルです。私も外国語で電話するのはあまり得意じゃありません(英語はまだいいけど、モンゴルにいたときはモンゴル語が聞こえた途端周りのモンゴル人に電話ごとパスしていた)。
そう考えると、ネイティブ3人がぺちゃくちゃタメ口で話しているというのは、結構ハードルが高いと思います。やっぱり、スピーカーとして入ってくるのはいわゆる「超級話者」が多くて、日本の滞在歴が長かったり、日本の大学で学んでいたりと「普段の日本語には困らないレベル」の人たちが多いです。
それで意味があるのかなと思いつつも、実は「タメ口では話せない」とか、「日本のこれが気になっている」など、超級話者だからこそ(?)気になることもあるようで、それはそれでいいのかなと思います。
もちろん、どんなレベルでも歓迎ですし、レベルが掴めればそこは日本語教師、理解できるよう話をします。単語の説明もするし、文法や文化だって言語レベルに合わせて説明するのはお手の物(のはずなんですが、3人いてもわからないこともあって、インターネットや本で調べながら説明することもしばしば…ではありますが)。どんな学習者でも対応します!という気概でやっております。
参加者が増えない問題
とはいえ、最近の悩みは「リスナーが来なくて、3人でおしゃべりしてる」時間が長いことです。楽しいんだけど、目的はそこじゃないんですね。それで、「あと15分ぐらいしてこなかったらやめようか」という話をしているとリスナーが入ってきてスピーカーになるみたいなことが毎回です。
Clubhouse始めた頃はリスナーも数十人いたりしたのにね…と嘆いています。多分、利用者自体が減っているんでしょう。それでも、少しでも参加者を増やしたいということで、時間帯を工夫してみたり、クラブを作ってフォローできるようにしたりなど、通知が行きやすい工夫も考えてみました。
Androidにも対応したみたいです!
もうそろそろやめる?Twitterのスペースでやってみる?など、いろいろな案が出ていたのですが、とうとうAndroidにも対応したという話を聞き、じゃあもう少し続けてみようかという話になりました。
クラブのフォロワーも増やすようちょっと努力して(ちょっとだけ、ね)、学習者が増えたらいいね〜と言っています。もし知り合いの学習者で興味のある方がいれば紹介お願いします!
あ、日本語母語話者でも大歓迎ですよ。ただし、タメ口でお願いしますね(結構難しいんですよ、これが)。