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人生はいかにニ面性を愛せるか

二面性は物事のふたつの側面を表す言葉ですが、多くは相反していたり矛盾していたり、2つの要素を内包した性格を指して使われます。

そのお話を今日は深ぼっていきたいと思います。このお話をするのも、今日のコンサル生とのセッション中にこのお話をしていました。

その人よりもその人の人生を真剣に考えて、その方からセッションの打ち切りを覚悟で思うことをはっきりと伝えると、

「ここまで真剣に性の事でアドバイスを受けることや、相談することが人生でなかった気がします。」と向き合ってくれたことが嬉しかったです。

私との時間を通して、色々な気付きに変換するきっかけになるのであれば、私のことを大嫌いになってくれても良いと思いながらセッションを行っています。

そもそも私自身がノンバイナリーという性の二面性を持つからこその経験や共感も、セッションの中で色々と深めるお話も出来ました。

今日はその私の「愛コン」の内容の一部をご紹介するような話をしていきますね。

話を戻して、人は二面性というものが必ずしもあります。表と裏というものですね。

優しい性格だと思い込んでいる人が、自分さえ良ければという思考があるといったものが実際に見えた時、

勝手に優しい人だと思っていた人であれば、まさかそんな人だったなんて…と思って失望したりしますよね。

それって勝手にその人のイメージを決めて、勝手に悪者にしちゃうのって、苦しいと思うんです。

何がって、他人にそう思うことは自分自身に対しても自分というイメージを決めつけてしまうことで、

私らしくない言動をしてしまった時に、自分のことを否定してしまう要素があるということが言えます。

それが自分に対して好きになれなかったり、自分の悪の部分を見つけては、心が苦しくなる原因に繋がってしまいます。

どんな意見にも否定的な意見や賛成の意見もありますし、正義も悪も立場や解釈によっては簡単に真逆の見方になるといったこともあります。

お伝えしたように、私はノンバイナリーというセクシャルで32年生きてきました。分かりやすい二面性かと思います。

女性として男性心と女性心を合わせ持ち、性別が流動的に変わってしまうセクシャルです。

極端な話、男性だと抱かれたいと思ったり、女性だと抱きたいと思うような性格なので、そのため同性や異性の友達はほとんど出来ません。

可愛い!と思って仲良くなることが多いため、どこか下心があったりする性格でもあります。

これをマイナスに捉えるとなると、恋愛対象が人よりも多く、友達が出来ない性格だと言えるでしょう。

でも、私はこの二面性があるから女性や男性にモテるんだと捉えています。男性だけでなく、セックス嫌いな女性を欲情させるといったことも出来る自信は今ならあります。

自分はこうでなければならない。自分はこんな部分を持ってはいけない。と二面性を否定してしまうと、嫌な自分と一緒に生きていくこととなります。

それだといくら経っても自分のことを好きになることはないですし、嫌な自分を見つけてしまう度に、

むしろ自分のことをどんどん嫌いになっていくというのが、二面性の捉え方でもあります。

こんな時も、あんな時も、「なりたい自分で居られているのか?」私はこの部分を大切にしながら恋愛も仕事も楽しんでいます。

女性を抱きたい気持ちも、男性に抱かれたい気持ちも、そうありたい私が居ること。

そこに否定はありませんし、色んな自分が居るからこそ楽しめる幅も増えていくように感じます。

この人にしか見せられない姿や、この人にしか伝えられない話というのも、二面性の1つです。

隠したいことがあっても自分らしさの一部なので、それを自分でわざわざ否定することもしなくて良いと思います。

隠したい理由はやましいからというものではなく、伝えても良いんだけど相手からすれば理解されないことで傷付けてしまうことなら、

相手のために伝える必要はないですし、自分がどんな自分でも「そういう自分が居ても良いね」と認めてあげることが1番に大切です。

人は繋がりがないと生きていけない生き物ではありますが、人からの好き嫌いの評価で幸せや不幸になるものではありません。

自分自身への評価次第で簡単に自分の心は幸せを見つけやすくなったり、不幸を見つけやすくもなるという本当にシンプルなものです。

二面性があればその分、相反する真逆なものであったとしても、どちらの経験も楽しいと思える時間を過ごせた方が幸せじゃないですか。

真逆の時間を楽しむことが出来れば、それだけで多くの時間が必然的に楽しい時間へと変わっていきます。

自分の二面性を愛することが出来れば、今度は他人の二面性も愛することが出来るので、

許せない気持ちになることも少なくなり、怒ることや恨むことも、気付けば負の感情を手放すことも出来るって素敵じゃないですか。

楽しい時間は増えるし、嫌な時間は手放せる。皆さんにもそのように恋愛でも家庭でも、1人の時間でも楽しい時間が増えるようになれば、これからの人生は楽しい時間ばかり増えていきます。

まずは自分の二面性に気付いて、どの自分も好きな自分だと思えるように、練習されてみるのも手かと思います。

当たり前に発しているこの言葉も、起きたら歯を磨くといった行動も、転けずに自転車に乗るといったことも、

生活の全てが誰かから教えてもらった生き方で私達は今この瞬間を生きています。

だからこそ、心の在り方や性の扱い方、恋愛や感情の捉え方は1人で練習してもゴールも見えずに変化している実感も得られることはありません。

人を介して人は学び育つので、信頼する人や尊敬する人と、これからの自分の未来のために時間を使うことをお勧めしたいなと思います。

もっとわがままに生きて良いと思うんです。その方が絶対楽しいですもんね。

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皆さんにとっての楽しい時間が増えるように、何かお力になれればと思います。

お盆休みの方も多いかと思いますので、この夏を満喫してお過ごしくださいね🌙

知英

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