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現代らしいメタ浄土を創る

仏道《ほとけのみち》では、覚醒した人はブッダと呼ばれ自分の浄土を築きます。その代表が法蔵比丘《ほうぞうびく》の極楽浄土です。

わたしは、ラスト30の中ほどを生きる老年です。
10年前から、仏道を実践していますが年々覚醒し、今は般若《はんにゃ》の境地にいます。

未来のために何かをしたいと強く思います。
長年のCAD、CAEの経験をもとに、新技術のメタバースを利用して「メタ浄土」を築く計画を思い付きました。世界中の人々が自由に参拝する「メタ浄土」の夢です。メタ浄土の主人は阿弥陀仏です。

阿弥陀仏は、三界で働く法則・真理・道理のすべてを象徴する法身《ほっしん》です。特定の誰かのものでは無く、世界中のすべての人々の拠りどころであり、頼れる存在です。

この夢を実現するために、2年前に「浄土メタバース建設プロジェクト」を推進するベンチャーを設立しました。現状は、浄土の全体構想が固まり、社会実装の段階にあります。



メタ浄土は、今なお仏道が遍く実践されている日本列島をモデルにして、4次元時空の一隅にある常在不変の3次元空間に構築します。メタ浄土の中心部には伽藍を設け、阿弥陀堂、法蔵堂、釈迦堂の三殿を設ける計画です。

メタ浄土の理念は、「集まる」、「学ぶ」、「頼れる」です。
現代に相応しくなるように、特に配慮したポイントを紹介しますと

① 阿弥陀仏像はホログラフィーで表現して、偶像でなく法身《ほっしん》と解るようにする

② 法蔵堂では、法蔵比丘がすべての人を救うと師に訴える迫真の場面を実演する

③ 釈迦堂では、釈迦牟尼の対機説法の幾つかの場面を実演する

④ 伽藍の周囲には、仏道の変遷、智慧海である経典、仏教芸術などの資料館を配置する

⑤ 門前都市を設ける


メタ浄土の話をすると、資金はどうか、マネタイズはどうかなどと聞かれます。
阿弥陀仏を頼る人がいる限りメタ浄土は成長すると考えています。

好例が、浄財で建設しているガウディのサグラダファミリアです。140年経ても創り続けていて、参拝者は年間400万人を超えています。これは、「信じる人だけを救う」一神教の事例です。

阿弥陀仏は、「すべての人を救う」のですから、救済は一神教をはるかに超えます。誰でも、公平にもれ無く救われれば、争いの因も生じないでしょう。

争いの絶えない現代では、メタ浄土が救いとなるのではないでしょうか。

#️⃣未来のためにできること#浄土#メタバース#SDGs

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