タロットカードは、隠された本音を明かしてくれる。カードを使った内観のススメ
今日は、とあるイベントでタロット占い。
おひとり様20分間の限られた時間だけれど、タロットカードは、ご相談の本質をみせてくれるので、感覚的に、話の核心の大まかな理解に近づくまでは、カードを開いてから数10秒。
必要なのは、クライアントさんと私がつくりだしている場のエネルギーに、エゴにとらわれない、フラットな状態でつながること。
そして、いま、この場のエネルギーをおびて開かれたタロットカードがしめすメッセージを、わたしの身体感覚と直観を通して素直に受けとり、それにふさわしい言葉をどう選んでいけるのか。
そこにふだんよりも強く緊張感がある。わたしはこういう短時間のセッションも好き♡
自分の意識、
つまり〈意図+そこにのる感情エネルギー〉が現実を創る、とわたしはとらえているので、
ただ、”これは叶いますか?”という問いだけでは占いをはじめられない。
まずはじめに、心からの願いをはっきりと意図していただいた上で、
”そのために必要なことは何ですか?”
という問いかけをおすすめする。
その問いかけで占いをすると、タロットカードは、その望みがすんなりと叶っていない理由があるなら、それをみせてくれる。
ここにまずは気づき、「ああ、わたしはそう感じているんだな」と親身にみつめるだけで、"心のもつれ” は少しずつ解けはじめる。
“心のもつれ” とは、
〈過去に味わいきられず心と身体の奥にまだ残っている感情エネルギー+その感情をそこに留めている想念〉の塊をさす。
なんだかショックに感じる現実の出来事がおこりお悩みが生まれるということは、「心のなかにまだもつれている部分がありますよ」というお知らせなんだよね。
わたしにとって、“タロット占い” とは、タロットというツールを使いながら、クライアントさんの潜在意識と対話をし、ご本人さまが、ご自身のほんとうの望みを明らかにしていくための道案内をするガイドのようなものだ。
こんなふうに、〈潜在意識のガイドをする占い師〉との対話を通して、ご自身の本心を明らかにしていくのもひとつの方法だし、自分でタロットカードを使って、内観するのも、本心と対話するよい方法だよ。
わたしも、毎日タロットカードを使った内観をする。
そして「はぁぁ、わたしの本心はこう感じていたのか。。」と気づくたびに、タロットカードは、自分の潜在意識とのコミュニケーションにぴったりのツールだな、とあらためて感じている。
自分では気づいていない、心の奥にある思いこみや怖れなどをみせてくれるから、なかなか感じにくい本心に触れることもできる。
もし、タロットカードの意味を覚えなきゃとか、難しく感じたら、カードの意味の説明もついていて、もっとわかりやすいオラクルカードでもよいし。
お気に入りの絵柄のモノをえらぶと、毎日引きたくなる、楽しい相棒になる。
カードでなくても、お気に入りの筆記ノートに、心が動いた出来事を通じて「どう感じたのか」「本当は何を望んでいるのか」を書いていくのも、自分の内がわとのよいコミュニケーションだよ。
タロットでも、オラクルカードでも、お気に入りのノートでも。
日々、丁寧に自分の本心と対話できるツールがあると、幸せの感覚を味わいやすいんじゃないかな。
〈カードを引いて内観する+ノートに書く〉とセットにすれば、最強かも。
どんなにネガティブに思える感情や感覚でも、ちゃんとあるがままに自分自身に認めてもらえると、心と身体は安心して、ゆるんでいくものだから。
ゆるみができると、そこに生命力の存在を感じることができる。生命力って幸せにつうじる温かさ、を持っているんだよね。
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