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詩  さようならと    いう言葉

さようなら

そう言いかけた言葉を

ぐっと飲み込んだ

誰にも知られず

あなたの前から姿を消す事を

選んだ

間違いであるとかないとか

その判断もつかなくなった

すべての期待も

嫉妬も愛情も妬みも

この体から消し去って

照りつく太陽で焼いてしまいたい

ドレスをまとい

ヒールをはいて

コツコツと歩いた時代は

もう煙にまかれて

跡形もない

残されたものは

敗北と

木っ端微塵の夢模様

それが今の私

さようなら



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