見出し画像

詩 忘れられない人

街で見かけたあの人に似た人を
恋しいと思うのは
いけないことだろうか
今でも忘れられない
きっとあの人は
新しい人を連れて
いつものあの場所へ行くのだろう
ひとりで訪ねてみる勇気はなくて
怖くて臆病なまま
薄着になった洋服のように
心も汗かいて前を見ると
まだ見ぬ世界があるかもしれない
少しの勇気で
変われるかもしれない
忘れられないあの人を
忘れられるその時に
笑っていられる人になりたい




いいなと思ったら応援しよう!