zi3900
おばんです。
見知らぬトイレを利用する際は個室の四隅を必ず確認してから入る習性のある男です。
見知ってても、公衆トイレ的な、1日で状況が変わりがちなトイレを使う場合は必ず毎回四隅を確認します。
クモが怖い。
クモが怖いの。
幼少期からクモだけはとにかく尋常じゃないレベルで怖いです。
四隅の一角に仮に居たとして、でもトイレは使いたい、使わなきゃならない時はもうこんなnote書くのに夢中になってる場合じゃありません。
ヤツの一挙手一投足を常に監視しつつ用を足さねばなりません。
無差別に22人くらい殺害した重罪犯を取り扱うくらいのレベルで目を離さぬようトイレを使わねばなりません。
調べると、クモ恐怖症『アラクノフォビア』という固有スキルみたいな、病的なクモ嫌いもあるらしく。
そこまでじゃあないんだけど、でも多分自分は『アラクノフ』くらいまでは苦手だと思う。
この時期はみんな丸々太ってお尻を赤くして、自分の重さに耐え切れずたまにブラブラと人の頭の高さまで落ちとるヤツもいますね。
やるならちゃんとやれ。
『クモなんて、、ほらぁ、!糸切っちゃえば怖くなんてないじゃん全然!』
じゃないんだよ。
"生態の特徴"が怖いんじゃなくて"生態"そのものが怖いって言ってんだよ。
ピラニアは噛むから怖いの?
クマは鋭い爪が怖いの?
幽霊は取り憑くから怖いの?
違うでしょ。
ピラニアもクマも幽霊も、そのものが怖いんでしょ。
ただ、こうして嫌い嫌いって言ってる相手こそ何かにつけて寄ってくるというか。
『なんで俺にだけ!?』
みたいなシチュエーションはたくさんありました。
話せば長くなるのでざっくりだけど、
・満員電車でぎゅうぎゅうの中、目の前に立っていた ふんわりエアリー系お姉さん の着ていたスエード生地ジャケットに巨大なジョロウグモがくっついていて、揺れるたび自分の肩に触れそうになり全身の血液が凍るほどの恐怖だった。
・ラーメン屋のカウンター席に通され、食べてる最中に、ふと隣の 作業着を着たおじさん を見たら太ももに巨大なジョロウグモが今にもこちらに渡りそうな動きで這っていた。
味なんてもうどうでもいいレベルで、口腔内を大火傷しようが構わず、全盛期の小林尊を超える速さでラーメンを食べ切り、(でも目線は絶対にクモから切らずに)光の速さで退店した。
・すぐ目の前を同じくらいの身長の人が歩いても全く掛からないのに、直後に全く同じ動線を通っても何故か俺がクモの糸に掛かる。
これはもう昔から。何をどうやっても不可避。
・小学生時代に学校帰りに友達3人とウッキウキで見つけた秘密基地に先頭で入った瞬間、顔面に強烈な粘糸ともにジョロウグモが付着。
大パニックで500mくらい暴れながら猛ダッシュ。
突然『ギャー‼︎‼︎‼︎』と奇声を発しながら半狂乱で全身を振り回して走り出す同級生に半分泣きながら追いかけてきた友達。
クモだけは他の人よりも見つけるの早いです。
履歴書の特技の欄に書けるレベル。
一人暮らし時代、我が家が麻雀仲間の溜まり場になってる頃から口を酸っぱくして言っていたのが『クモ持ち込み禁止』でした。
クモを連れ込んだら出入り禁止。
なんでかって?
あいつは敵国の スパイだー 。
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