【選挙ウォッチャー】 中野区議選2019・分析レポート。
昨日お届けした杉並区議選と同じぐらいヤバいのが、何と言っても中野区議選です。ここにもヘイト野郎が平気な顔で立候補していて、昨年の中野区長選に立候補した時はそこそこ票を取ったばかりか、名前を売ってしまっているので当選する可能性が濃厚であるということです。ヘイトをしている一般人ですらヤバいのに、ヘイトをしているバカが議員になるのは、なおのことヤバいということを知るべきです。昨年は同じく区議補選も行われたのですが、あの時にポンコツだと思った人が再チャレンジしています。ポンコツを議員にしてはいけないことはNHKから国民を守る党で証明されています。さあ、中野区議選はどうなったのでしょうか。
ヘイト野郎の当落も気になるところなのですが、ここには「ブラック企業をなくす党」なるものが登場しており、「NHKから国民を守る党」と同じくらいにキワモノっぽくあるのですが、候補者本人と直接話をした結果、これは「まとも」であることがわかりました。ただ、ブラック企業で働いている人は、ブラック企業をなくした方がいいと思う一方で、半ば洗脳されている状態にあるため、従業員たちが「義務を果たした人間に初めて権利が与えられる」とか「自分に経営者目線が足りないのだ」などと考えてしまい、ブラック企業をなくすための1票を入れるのかどうかは不明です。この選挙がある意味、その答えを出してくれることでしょう。
■ 今年も立候補したヘイト野郎
今年の中野区議選には、とんでもないクソヘイト野郎が立候補しています。吉田康一郎のヘイトぶりは昔から有名で、こんな奴を議員にしてはいけないのですが、中野駅前で精力的に活動し、本当はヘイトなのにヘイトではないかのような演出をかましたため、多くの人が勘違いをして投票してしまいました。はっきり言いますが、こんなクソ野郎を議員にしてはいけません。吉田康一郎がこれまでに重ねてきたヘイトの数々は1つや2つではなく、丸山穂高や長谷川豊にも匹敵するクソっぷりです。「立花孝志いわく」ということになるので、本当かどうかがまったくわからないのですが、吉田康一郎は僕に「ヘイト野郎」と批判されていることを受け、訴える用意があると言っていたそうです。議員ともあろう者が民主主義の国でヘイトをかましている方が異常なので、これからも吉田康一郎の言動はチェックし続け、事あるごとに批判をします。ヘイト野郎にはとことんやらないといけないのです。
しかし、困ったことに吉田康一郎の選挙戦術は中野区議選で確実に勝てるレベルにまでブラッシュアップされています。日頃から商店街の人たちと交流を持ち、選挙の時だけヘイトを隠して「育児支援と防災緑地と平らな参道の中野を創る会」という政治団体を立ち上げました。待機児童が当たり前の世の中にあって「育児支援」は欠かせない公約になっており、緑が増え、高齢者や障害者に優しいフラットな道を創る。非常に聞こえが良いし、吉田康一郎がヘイト野郎だと知らなければ思わず投票してしまうかもしれません。でも、どれだけ美辞麗句を並べ尽くしても、吉田康一郎はクソほどのヘイト野郎であり、中国人や韓国人の人権を踏みにじり、汚い言葉を浴びせてくるような劣悪な人間性を秘めているのです。ざっくり言えば、杉田水脈あたりと同じような人種です。なので、良さげな公約に騙されてはいけないのです。
今回の参院選では、あんなに酷い政見放送を垂れ流していた「NHKから国民を守る党」が1議席を獲得し、さらには政党要件まで満たすことになってしまいました。僕たちの税金が格好のビジネスになってしまったのです。これを認めているのは一部の有権者なのですが、どういうところから始まっているのかと言えば、吉田康一郎のような嫌韓ヘイト野郎を「駅前で頑張っている」とか「優しそうだ」みたいなことで当選させている環境にあります。吉田康一郎の場合にはお金が目的というより、どちらかと言えばネトウヨ的なイデオロギーで立候補を続けている人間だと思いますが、あまりに政治や選挙に無関心すぎて、本当に投票して良い人なのかどうかを見極めようともせず、表面的な投票が続けられていることにあるのです。これを変えていくためには政治の話がタブーでなくなるように、日頃から政治の話を語っていかなければなりません。
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