【選挙ウォッチャー】 品川区議選2019・分析レポート。
昨年9月30日に品川区長選があり、その時に品川区議補選も行われているので、そういえば両方ともチェックしていたのですが、あれから約半年が経過し、今度は品川区議選が行われることになりました。今年は定数40に対し、51人が立候補。あんまり激戦とは言えない感じになり、ほとんどニートだったため、半年近く毎日のようにチラシを撒き続けてきたこともあり、立川市議の久保田学と同じく、2度の自己破産を経験したニコ生主の「NER」こと国場雄大がNHKから国民を守る党から立候補し、当選してしまいました。品川区はこれから羽田空港の新飛行ルートのせいで、騒音問題で悩まされることになり、地価が下がる懸念があるわけですが、ポンコツばかりを議員に選んでいるため、みんなが困ってから議員の大切さに気付くことになるのでしょう。
半年前に品川区長選や区議補選に挑戦した人たちはどうなったのか。このあたりも注目なのですが、そこそこポンコツがたくさん立候補していたので、ポンコツをウォッチングするだけでも十分に面白い感じになっています。このレポートでは無料部分にて、NHKから国民を守る党について考えてみたいと思います。
■ ニコ生主の「NER」が議員に当選する
これはなかなか最悪だと思っています。「NER」という名前でニコ生を配信している男が、立川区議の久保田学の成功を見て、品川区議選に立候補してきました。ニコ生の配信でメシを食っているため、実質的には働いておらず、たっぷり時間があったこともあって、非常に長い期間、チラシを配ることに成功しました。そのため、そこそこの票数を獲得しての当選となりました。「NER」こと国場雄大についてまとめられているサイトがあったのですが、読んでみると、なかなかのクズ野郎です。母は紅白歌合戦にも出場した歌手の仲宗根美樹さんなのですが、歌手や女優の息子というのは往々にしてポンコツになるようです。
大学の頃はギャル男でサークルの代表をしており、大学に通うこともなくなり、結果、中退している。一時は役者の道を目指し、俳優養成所に通っていたが、長続きせずに役者の道は諦め、その後、ニコニコ生放送でNER(ネル)として活動していた。
過去25歳の時に自己破産しており、学生時代の仲間の起業で得た助成金などを踏み倒した上、返す意思がまったくないという話もあります。
借金をし、自己破産をした後、雄大さんは7年間実家に引きこもりになったそうです。遊び回ったかと思ったら、かき回すだけかき回して、借金だけが残り、それも自己破産という道に逃げ、挙げ句の果てに引きこもりとは、さぞかし仲宗根美樹さんも手を焼いたことでしょう。7年間の引きこもりの間、モーニング娘。にハマり、オタクとなったのです。
32歳でアルバイトとして働きはじめ、引きこもりを脱出。その頃、ニコ生放送を開始。34歳の時に国の起業支援を利用してオークション代行と身辺整理のサービスを行う会社を立ち上げる。しかし、この事業は赤字が膨らむ一方で借金は1000万円を超えたとか。一度自己破産をしているのに、また借金地獄。負のループに陥ってしまったようです。
結局、国場雄大は2度も自己破産しているそうなのですが、立花孝志に130万円の党費を支払うように言われた時に、臨時総会の場で2度の自己破産をしているので銀行に借りることができず、党員に貸してほしいと頭を下げていました。そして、立花孝志に対し、誰よりも早く130万円を支払ったのが国場雄大だということです。こんなことをしているから2度も自己破産するんだろうと思いますが、このレベルのポンコツが品川区議になっているのですから、皆さん、よく考えた方がいいです。
ここから先は
¥ 130
いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。