【選挙ウォッチャー】 衆院選2021・神奈川3区レポート。
10月19日公示、10月31日投開票で、衆院選が行われました。神奈川3区は、これまで小此木八郎さんが守り続けてきた地盤ですが、ちっともリサーチフェローじゃなかった山中竹春センセイが市長になった横浜市長選で落選して政界を引退。どうして燃え尽きてしまったのかは知りませんが、SNSも完全に停止し、ひっそりと自民党の活動を続けているわけでもなさそうなので、どうやらガチで引退しているようです。ただ、せっかく小此木八郎さんが引退したのに、ここを野党が狙う雰囲気はなく、ものすごくしょっぱい選挙になっていることは、皆さんにお伝えしなければなりません。
中西 健治 57 新 自民党
小林 丈人 50 新 立憲民主党
木佐木 忠晶 37 新 日本共産党
藤村 晃子 48 新 無所属(コロナ陰謀論者)
新型コロナウイルスに対して、ちゃんとした政策を実行できない自民党もダメだし、ちゃんとした追及をできない立憲民主党や日本共産党もダメなんですが、何より害悪なのは「非科学的なデマ」を世の中に垂れ流してしまうカルト軍団だと思っています。この中で言うと、無所属と言いながら、実質的には「つばさの党」と言ってもいいぐらいの藤村晃子は、非常に警戒するべきです。自民党が良い悪い、共産党が良い悪いという話を論じる前に、そもそも「N国党」や「つばさの党」に代表されるデマを流してお金を稼ぐタイプの政治団体は、もはや政治ですらありません。
尊師・立花孝志が「NHKから国民を守る党」を国政政党にして以来、政治や選挙でお金を稼ぐという本末転倒な方法が受け入れられるようになってしまったため、政治の荒廃が一層進むことになってしまいました。本当は多くのジャーナリストが追及しなければなりませんが、なにかと裁判を仕掛けてくる面倒臭い政党なので、大手メディアですら取り扱わなくなり、やりたい放題が加速しました。宣伝になってしまいますが、カルトが侵出している神奈川や東京の方々は、この本を手に取ってみていただきたいと思います。
■ 藤村晃子候補の主張
藤村晃子は、つばさの党の黒川敦彦と関係が深く、準「つばさの党」として扱われているため、監視の対象です。黒川敦彦同様の「コロナ陰謀論者」であり、ワクチンパスポートの強制反対を訴えています。ワクチンに感染防止効果がないオミクロン株の出現により、ワクチンパスポートが逆効果になっていることはありますが、彼女らの主張は、毒でしかないワクチンを強制的に打ち、人々を病気にしたり、殺そうとしているというものです。そこまで人権を無視した強硬策だったらスゴいですが、残念ながら、日本の「ワクチンパスポート」は、単なるGoToトラベル、Gotoイートと同じ、ワクチンを口実に遊びに行ってもらい、ただいろんな人を儲けさせる仕組みに過ぎません。ただポンコツなだけなのに、そこに大上段から「人々を支配しようとしているんだ!」と吠えてしまう頭の悪さ。陰謀論者が政治家になると、必ず判断を間違えてしまうので、こういう人には細々とペットに囲まれて生きてもらうしかないのです。無駄に政治家への意欲が高いので、これからも立候補してくる確率は高く、間違って投票しないように気を付ける必要があります。
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