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【選挙ウォッチャー】 真鶴町議選2021・分析レポート。

9月21日告示、9月26日投開票で、神奈川県の真鶴町議選が行われました。こちらは定数10に対して14人が立候補したのですが、現職8人、新人5人、元職1人の戦いになりました。真鶴町と言えば、昨年9月に真鶴町長選が行われた時には、僕は「伝説の男」を取材することになったわけですが、今年も「伝説の男」の姿がそこにあり、取材しないわけにいきませんでした。ここには公認候補ではありませんが、立花孝志の流れを汲むN国信者が立候補しています。もともと真鶴町に住んでいた人物ではなく、当選しやすいことを見越して移住してきたと思いますが、人間性にかなりの問題がある人物だということがわかりましたので、ここに詳細をまとめておく必要があると思います。

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今回の取材で、真鶴町は「住みたい街」から「住みたくない街」に変わってしまいました。理由は、当選してはいけない奴が当選してしまい、これから議会が混乱することは間違いなく、どいつもこいつも議員がヤバい奴ばっかいなのではないかと思わずにはいられないからです。「議会がこうなったらおしまい」の典型的な例だと思われ、真鶴町はこれから暗黒の時代に突入することになることでしょう。これから4年間のトンネルは非常に長いと思いますし、そうこうしている間に人口は減少していくのではないかと思わずにはいられません。小さな町だからこそ、地域のコミュニティーがしっかりしているわけですが、みんなでヒソヒソと地元議会の噂話をしてもらい、4年後には少しでもマシな人に立候補してもらい、少しでもマシな人に当選してもらえるように努力していただければと思います。


■ 湯河原新聞の記者が最下位で当選

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今回、真鶴町議選で「落選するのではないか」と危ぶまれていたのが、湯河原新聞の記者だった木村勇さんです。湯河原新聞は、かなり金銭的に追い込まれているんだという事情がヒシヒシと伝わってくる紙面になっていたのですが、今回の真鶴町議選の取材は、おそらく「宣伝にお金を使ってくれる候補」を手厚くしていたと思われ、新聞なのに公平性が担保されないという非常に苦しい内容になっていました。真鶴町は非常に小さな町なので、新聞の購読者が誰かの選挙を手伝っているなんていうことはよくあることで、新聞を読んで「なんだ、この新聞は!」ということになり、さらに新聞の購読者数が減ってしまい、苦しい状況に追い込まれてしまうのではないかと心配しています。そんな中で、記者を辞めて町議に挑んだ木村勇さん。新人の挑戦でしたが、最下位当選を果たし、当選の直後に「町議会で暴れてやる!」という感じで意気込んでいる様子を確認しています。


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