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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#488)。

 またしても、尊師・立花孝志が公職選挙法に違反している可能性が出てまいりました。これまで東京都知事選で貼り散らかしてきたポスターも問題ですが、世界に恥を晒した内野愛里の政見放送に「ステマ(ステルスマーケティング)」が含まれていたことがわかりましたので、本日は改めて検証したいと思います。
 誰を都知事にするべきかを選ぶ選挙で、いちいち「企業の宣伝」が入ってしまっては、有権者が正しい判断をすることができなくなります。ただでも大量の都民がアホに騙されて、当選後のやり取りで化けの皮が剥がれ、わずか1日で「なんでコイツに投票しちまったんだろう」になったのに、宣伝を入れられている場合ではありません。
 選挙が公平・公正に行われるためにも、このような問題は、本当は大手メディアが検証して記事にするべきだと思います。今からでも遅くありませんので、問題視する報道をしてもらいたいものです。


■ 鰻屋の宣伝をしていた内野愛里 

暑くもないのに「暑い」と言い出し、政見放送で脱いでいた内野愛里

 今年の東京都知事選、ダントツで頭のおかしい政見放送をかまし、あまりにバカすぎて、世界的なニュースとして発信されてしまった内野愛里。ポケカショップを展開するも事業に失敗し、巨額の負債を抱えたところに、立花孝志から声をかけられ、このたびの立候補につながっています。
 皆さんは、この内野愛里の政見放送を、暑くもないのに「暑い」などと言い出し、とち狂って服を脱ぎ、「かわいい?」と言ってきた極限のアホとして認識していると思いますが、実は、この政見放送には別の問題が隠されていたことが明らかになりました。
 この政見放送で内野愛里は、自分の名前を何度も連呼し、何度も「カワイイ?」と問うていたのですが、「それほどでも」と答える間もなく、自分の好きな食べ物の話をしてきまして、このように言っていました。

政見放送で「げんこつ鰻」なるものを宣伝する内野愛里

「内野愛里、ちゃんと覚えた? 好きな食べ物は、お肉ぅ、お魚ぁ、げんこつ鰻! 覚えてネ!」

 唐突に出てくる「げんこつ鰻」というフレーズ。
 多くの人が聞いたこともない鰻の名前なので、「板東太郎」のようなブランド鰻なのかと思ったかもしれませんが、どうやら西新宿に存在する「うなぎ屋」の商品名であることが明らかになりました。

「げんこつ鰻」の店が、選挙終了後に「内野愛里様応援キャンペーン」なるものを開催

 選挙期間中に始めると問題があると判断したのか、なぜか選挙が終わった後に「応援キャンペーン」なるものを始めているお店。一体、何を応援しているのかがさっぱり分かりませんが、「#内野愛里」という合言葉で、鰻が500円なるとしています。
 引っかかるポイントは「かわいい内野愛里様の大好物のげんこつ鰻を是非ご賞味ください」となっているのですが、内野愛里は本当に大好物なのかという話です。

さっそくキャンペーンに乗っかって宣伝をする内野愛里(引用元リンク
白々しく「げんこつ鰻食べたいなぁー」とポストする尊師・立花孝志(引用元リンク

 尊師・立花孝志も白々しく「げんこつ鰻食べたいなぁー」などと被せていますが、立花孝志は「げんこつ鰻」の会社からスポンサードの一つもされているのでしょうか。なにしろ内野愛里に「げんこつ鰻」と言わせたのは、他ならぬ、立花孝志のはずです。
 実は、東京都知事選を追いかけているフリーライターの畠山理仁さんが内野愛里にインタビューをしており、このように答えているシーンがありました。

畠山:供託金は立花さんが用意してくれるっていうことだったんですか?

内野:立花さんがというよりも、スポンサーがいらっしゃって、今後、スポンサーの意向に従って、私はそのスポンサーのその商品の、商品というかサービスのマスコットキャラじゃないですけれども、そういう形でインフルエンサー活動を通して、こういろんな方と出会って、その普及していくっていう、サービスを普及していくっていう、後ろにお仕事がついているので、この出馬も、そのお仕事の一環というか、自分の名を出していこうっていう形で。

 内野愛里は、畠山理仁さんの質問に「立候補も仕事の一環」であると答えており、スポンサーの意向に従って商品やサービスの普及を図ると話しています。つまり、宣伝をしているということです。
 また、「カワイイ私の政見放送を見てね」という政党名については、内野愛里が考えたわけではなく、いわく「ヒットメーカー」の立花孝志がつけたと証言しています。
 畠山理仁さんのインタビューでは、こうした政見放送を使って宣伝することに経済的な効果があることを認知している場面もありました。政見放送がCMを流すのと同等の効果があるとしています。

畠山:もちろん立候補するっていう権利は誰もが持っているんですけども、今の世間の見方としては、この何だろう、勝てもしないのに立候補してっていうことをすごく言われると思うんですけど?

内野:言われますね、はい。

畠山:もう既に言われてますか?

内野:もうなんなら親から、お金をドブに捨てる行為だよっていうふうに言われたりとかして、世間の人はそういうふうに思うんだなっていうのがあって、やっぱりNHKの、NHKの政見放送と民放でも政見放送させていただけて、なんならNHKのラジオの収録もさせていただけるということで、その宣伝効果、1回につき5分半のお時間、紹介文も含めたら6分の自分を宣伝するお時間をいただけるっていうのはすごい広告効果があると思っているんで、そこでやっぱり、300万円って、私が出しているわけじゃないので言い方、なかなか難しいんですけど、広告換算したらめちゃくちゃ安いのではと、やっぱり思うんですよね。なんか1分半の映像を1日に3回とか流して、1日に3回流すとかで10万円とかっていうのを、こう大きいモニターとかあるところ、料金表とかを見ると絶対に安いじゃんっていうふうに思いまして、だからドブに捨てる行為だよっていうのは、けっこう違うよなとは思ってます。

 少なくとも、内野愛里が「仕事の一環」で、こうした選挙への立候補をしていて、かつ、政見放送には広告効果があることを十分に理解しているということは、畠山理仁さんのインタビューから明らかです。
 そして、政見放送の中に出てきた「げんこつ鰻」なるものが商品名であることがわかり、さらにはキャンペーンまで展開しています。さらに動かぬ証拠があります。それが内野愛里がアップしているショート動画です。

インフルエンサーとして「げんこつ鰻」の宣伝をした内野愛里(引用元リンク

 内野愛里が自らの政見放送を引用する形で、「みんな、どれくらい『げんこつ鰻』って検索したかな。騙された人はコメントしてね」と述べていますが、これは「致命的なゲロ」です。
 内野愛里は、このショート動画で「『げんこつ鰻』って何だろうと思って検索した人は、騙された人である」と言っているに等しいです。つまり、意図を持って『げんこつ鰻』という単語を使い、視聴者を騙したと認めてしまっているわけです。
 本当に『げんこつ鰻』なる食べ物が好きで、ナチュラルに言葉として出てしまっただけであれば、検索したかを確認する必要もないし、「騙した」と言ってしまうこともないでしょう。宣伝をしていることは明白です。

TikTokでも宣伝していて、しっかりと案件のニオイを出す内野愛里(引用元リンク

 この投稿に合わせ、しっかりと「げんこつ鰻」を実食するTikTokを撮影して、しっかり編集もしている内野愛里。まさに畠山理仁さんのインタビューで答えていた内容そのままになっています。
 だとすると、これは非常に大きな問題があり、尊師・立花孝志もそうですが、これは公選法違反にあたる可能性があります。内野愛里は、ただでも24枚のポスターを貼る「ポスター掲示板ショバ代ビジネス」に加担しているのに、さらに直接的な公選法違反をやらかしている可能性が出てきてしまったというわけです。


■ 内野愛里に降りかかる不幸の嵐

内野愛里の前途を示すかのように、渋谷での街頭演説では雷鳴轟く土砂降りの大雨となった

 東京都知事選の最終日、内野愛里の演説中、渋谷のハチ公前は雷鳴が轟く土砂降りとなり、すぐ近くに雷が落ちているにもかかわらず、内野愛里は大きな木の下で演説を続ける危機意識の無さと頭の悪さを発揮。それはまるで内野愛里の将来を示すかのようでした。
 皆さんもご存知かと思いますが、実は、選挙を通じて商品の宣伝をすることはできません。「げんこつ鰻」は鰻の品種ではなく、商品名であることがわかったばかりか、内野愛里自身がインフルエンサーとして、この商品の販売促進や広告宣伝に携わっていることがわかりました。さらには立花孝志がわざとらしく乗っかっていることから、公職選挙法に抵触する可能性が出てまいりました。

【第二百三十五条の三:政見放送又は選挙公報の不法利用罪】
 政見放送又は選挙公報において第二百三十五条第二項の罪を犯した者は、五年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。
 政見放送又は選挙公報において特定の商品の広告その他営業に関する宣伝をした者は、百万円以下の罰金に処する。

 内野愛里が、突然、「暑い」と言い出し、とち狂ったように服を脱ぎ、乳の谷間を見せる政見放送は、「イカれてる!」ということで世界のニュースとなるほど話題になりましたが、実は、もっと手前のところで、「商品の宣伝」として利用されていた可能性が浮上し、これが公職選挙法第235条に抵触する可能性が出てまいりました。

政治団体「カワイイ私の政見放送を見てね」は、有料SNSサイトの宣伝になっている

 内野愛里やNHKから国民を守るは、政治団体「カワイイ私の政見放送を見てね」の名前が使われたポスターを貼っており、QRコードを読み込むと有料SNSの課金につながるシステムになっていました。
 こうした点も踏まえ、また、内野愛里の300万円の供託金をスポンサーが出しているという性質から、ますます広告のために利用されている疑いが濃厚となり、内野愛里は最大で罰金100万円を命じられる可能性が出てしまっています。
 昔から「立花孝志に関わる人間は不幸になる」という話があり、NHKの業務委託スタッフは、立花孝志に協力してしまったばっかりに、懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受け、前科者になってしまいました。その他にも、立花孝志や大橋昌信の「集金人待ち伏せ作戦」に協力した一般人がNHKに裁判を起こされ、巨額の賠償金を支払うように命じられたこともありました。よく考えてみると、ガーシーこと東谷義和も立花孝志に巻き込まれた一人と言えるのではないでしょうか。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

深夜4時過ぎまで警察署にいたとポストしていた尊師・立花孝志(引用元リンク

 尊師・立花孝志は、自分に対する取り調べをこのようにツイートすることはないので、おそらく深夜に警察署に駆け込み、何かしらの被害を訴えてきたのだと思います。
 ひたひたと「Xデー」の足音が聴こえる中、ここ最近、立花孝志は何度も警察に足を運び、アチコチで大津綾香党首を訴えようとしています。これは大津綾香党首を訴えることで、自分に対する批判を少しでも大津綾香党首に向けたいという気持ちの表れです。

N国信者向けに、逮捕されるのは自分ではなく大津綾香だと言いたい(引用元リンク

 しかし、これは立花孝志の断末魔です。
 立花孝志が都内約300ヶ所に貼り散らかした大津綾香党首の名誉を棄損するポスターは、立花孝志が「これは著作権法に違反しない」と主張する著作権法第38条から第42条までを法的根拠にできないことは、昨日の記事で検証しました。
 一方で、大津綾香党首は「吉報が届いた」と報告。この話を聞くに、大津綾香党首の言い分の方が聞いてもらえているのではないかと見えますが、これではN国信者に示しがつかないので、あの手この手で必死こいて大津綾香党首を悪者にしようと動いているというのが、現状ではないでしょうか。
 しかし、こうしている間に証拠はどんどん積み上がっており、尊師・立花孝志も、内野愛里も、お呼び出しがかかる日は近いのではないでしょうか。

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