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【選挙ウォッチャー】 大阪市議選2019・都島区レポート。

大阪市にお住まいの皆さんは、大阪府知事選大阪市長選大阪府議選、大阪市議選の「クワトロ選挙」を経験することになりました。大阪市長選は、松井一郎さんと柳本顕さんが激しいデッドヒートを繰り広げているわけですが、大阪市議選は大阪市議選で見逃すわけにはいきません。

荒木 肇  64 現 自民党
八尾 進  59 現 公明党
岡田 妥知 50 現 大阪維新の会
大西 聖一 44 新 大阪維新の会
鳥居 誠志 43 新 共産党

都島区の定数は3で、ここに5人が立候補してきました。自民党、公明党、共産党は各1名ずつですが、大阪維新の会は強気の2人を立候補させてきました。票が割れるようなことがあれば、共倒れになってしまう可能性もあるため、2議席獲得できる自信がなければ1人に集中するべきです。大阪維新の会はよほど自信があったのでしょう。


■ 大阪維新の会は市議選も圧勝している

大阪府議選には54人が立候補し、51議席を獲得し、議会の単独過半数を取った大阪維新の会。大阪市議選はどうだったかと言うと、43人が立候補して40人が当選しました。大阪市議会の定数が83になりますので、あと2人当選すれば単独過半数を実現できたところです。こうなってくると無所属などから2人ぐらい引き込めば単独過半数になるので、公明党と協議する必要がそんなになくなっているというのが現状です。ちなみに、大阪市議会の自民党の獲得議席は17、公明党の獲得議席は18となっており、ここでは自民党より公明党の方が強くなっています。それ以外の共産党や無所属の候補の議席は7となっており、完全なるオール与党状態になっています。


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