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【選挙ウォッチャー】 岡崎市議選2020・分析レポート。

10月11日告示、10月18日投開票で岡崎市議選が行われました。定数37に対して50人が立候補する大激戦で、この中には「NHKから国民を守る党」の姿もありました。まさに投開票のあった10月18日から「ジャーナリスト」として活動していくことを決めた僕は、同党に関連する記事は文体さえ変え、本気で追及していくことにしました。なので、途中で文体が変わっているところがありますが、気にせずに読み進めていただければ幸いでございます。

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岡崎市という土地柄、いろいろな企業の労組系の団体が議員を生み出そうとしているようで、今年も大激戦となりました。選挙ポスターを撮影した以外に取材らしい取材はできていないのですが、やはり最大の見どころは、NHKから国民を守る党がきっちり落選するのかどうかです。この選挙の取材を妨害する目的があったのかどうかは知りませんが、このタイミングでNHKから国民を守る党の攻撃が激しさを増し、とうとう一線を越えたと考えていますので、事の顛末を詳細にお伝えしたいと思います。


■ 10万円の懸賞金をかけた動画

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(05:57~)
「これはもう、あの、僕自身が、どこにいるのかっていうのを見たら、目撃情報を教えていただいても、ちだい君に会いに行きますけども、あの、もちろん遠い所に居たりとかするでしょうし、彼、自宅に籠ってたら自宅で張り込んでですね、ちだい君が出てきたところで、あの、詐欺って言われている以上、立花さんに説明するっていうか、そもそもこの文字がすごく大事だと思うんですが、えー、ここね、4時間ほど前に「言っておきますけど、僕のnoteの有料部分より、立花孝志に浮上している公職選挙法第235条の虚偽事項公表罪疑惑の方がずっと重たいと思いますよ。立花孝志に報道総務のことを記者職と呼んでいいのかどうかを聞いてみたいですね」って、はっきいり言ってますよね、これね。僕に聞いてみたいと言ってるわけですよ。「あと、海老沢会長の秘書だったっていうのは本当なんですかね?」って。彼自身がたった4時間前に僕に聞いてみたいって言ってるわけですから、僕は彼の電話番号を知りません。これは会って話すのが話早いんで、ちだい君も僕に会いたがってるんですよ。つまり、あの、僕は彼の居場所を教えてもらったらすぐに向かいますし、あの、当然これ犯罪者で逃亡を企てているので、見つけた方はぜひカメラを回して、『ちだいさん』と。『あなたは詐欺罪で言われて、今、逃げてませんか』と。『そのことについて何か弁明があればカメラに向かって言ってください』と。この映像を撮っていただければ最低10万円をお渡しします。もちろんね、あの、遠い場所とかになって交通費がかかったりする可能性があるので、最低10万円プラスアルファ交通費、その人の撮った人の交通費とかですね、含めてお出ししますので、えー、まあ、5人ぐらいで撮ったってなったら、べつにちゃんと5人分50万円払います。っていうのは、本当にこれ、被害がやっぱり今も出てるんですよね」

 10月16日にアップされた立花孝志の動画では、立花孝志が私のことを確かに「犯罪者」と呼んでいる。しかも、「犯罪者で逃亡を企てている」とまで言っているのだ。繰り返しになるが、私は犯罪者でもなければ、逃亡を企てているわけでもない。しかし、もし本当に立花孝志の言う通り、私が犯罪をしていて、かつ逃亡を企てているのだとすると、これは一大事だ。
 警察の捜査を振り切り、どこかに身を隠そうとしているのだとすれば、これほど緊急性の高い話はない。それなら立花孝志の言う通り、居場所を突き止めて撮影をした方がいいかもしれない。だが、立花孝志がやっていることは、犯罪者でも何でもない人を確定したかのごとく「犯罪者」と扱い、逃亡を企てているわけでもない人間を「逃亡犯」と扱い、一般の視聴者までをも巻き込んで、懸賞金をかけ、私を精神的に追い込もうという悪質な嫌がらせである。
 これが一般人であれば、世の中には殺人をする人もいれば強盗をする人もいるのだから、中にはこうして一線を越えてしまう人がいるのかもしれないということで話は終わりなのだが、最も恐ろしいのは、これを「国政政党の代表」がやっているという事実である。

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(08:01~)
「本当にこれ、あの、とんでもないことをしてるでしょう。これさすがに、あの、もっとはっきり言うと、警察にもちゃんと相談してます。ちょっと来週、刑事さんに会います。この詐欺罪についてはやりますので、ちょっと警察の方も今、別のね、覚醒剤の捜査でちょっと追われてて、すぐに対応できないっていうレベルで、これ、ちだい君のやったことは、明らかに詐欺罪です。だから、ちだい君は逃げてなくて、ちゃんと、あの、僕、参議院会館にいるので来てください。逃げるっていうのが一番ダメでしょう、ちだい君。あの、あなたも僕に聞きたいことがあるって言ってるんだから、参議院会館に来てくれれば、ちゃんと会いますよ。もちろん、あなたの家に来いって言うんだったら、柏でもあなたの家にも指定する場所にも行きます。あの、あなたにかかっている疑いっていうのは、あの、僕のことはあなたにとって僕に取材したいって言うんだったら、いくらでもやってください。国民から見たら、あなたも僕も「犯罪者」なのかもしれないと思ってるし、僕の罪がどうとか、ちだい君の罪が犯した詐欺罪とか関係ないでしょう」

 立花孝志は、動画の後半で畳みかけるように、私が「詐欺罪」という犯罪を犯し、さらに「逃亡している」という発言を繰り返している。こうすることで、事情を知らない人には「詐欺罪で逃亡している人」という印象がより深く刷り込まれていく。
 もはや事実がどうであるかは関係ない。とにかく「ちだい」という人間が詐欺をしている悪い人間で、ましてや逃亡をするような卑劣な人間だという印象さえ刷り込むことができれば、これで思惑は成功なのである。
 なぜ立花孝志が悪意に満ちたデタラメの動画をアップできるのか。
 それは、今日まで立花孝志が他人を訴えることはあっても、自分が訴えられることがなかったからだと考えている。週刊文春やマツコ・デラックスを訴えることはあっても、週刊文春やマツコ・デラックスから訴えられることはない。普通の人は、立花孝志と裁判をするだけ時間と金の無駄だと考えるからだ。
 しかし、立花孝志の悪質な言動は、いよいよ看過できないところまで来ているのではないだろうか。実際、私はこの動画を見た不審な二人組と柏市議の大橋昌信に襲撃されているのである。

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(09:12~)
とにかく君は詐欺罪だと、僕ははっきり言って逃亡してるって言ってるんだから、ぜひね、勇気を持って、まあ、勇気を持っても来れないか。逃げ続けてないでですね、出てきてください。そして、全国のYouTuberの方、ちだい君を見つけたらすぐに行ってですね、『立花さんが詐欺罪って言ってますけど、ちだいさん、その件について何かありますか?』と。なんか映ってる? ヤバいな、行ける? ほんならもうええわ。終わるわ。なんか変なの映ったらまずいかなと思って。大丈夫やな。ということで、ちだい君を撮影してくれた方、まあ、あの5人いたら5人に差し上げますので、さすがに5人以上になったら50万円割りますけども、ちょっとね、これいわゆる一種のインターネット上の指名手配です。あの、映像アップせずに、映像そのまま見せてもらえば、僕のチャンネルで上げますから、こっちで責任持って。あの本当にこれ、詐欺をしている詐欺師がですね、逃亡しているというように僕は判断してますので、通常、裁判に呼ばれたら来るでしょう。もうもう明らかに詐欺罪をして逃亡していると、被害者がいるということなので、皆さんぜひご協力をいただきたいと思います。以上です。元国会議員YouTuberがNHKをぶっ壊す」

 立花孝志は、何度も何度も念を押すように、私が詐欺罪をしていて、しかも逃亡を企てている「犯罪者」であることをアピールしている。これだけ極悪非道なことをしているのだから、全国のYouTuberが押しかけて撮影したとしても、何も悪くないかのように演出しているのである。
 さらに悪質なのは、これを「インターネット上の指名手配」と呼んでいることだ。
 当然のことながら、立花孝志は警察ではないので「指名手配」をする権利はない。しかし、立花孝志は衆議院と参議院に1議席ずつを持つ国政政党の代表である。あくまでイメージの問題として、警察より国会議員の方が偉いような気がするし、「総理大臣と太いパイプを持つ記者にレイプをした疑いがあった時に、官邸経由で横槍が入り、直前で逮捕が握りつぶされてしまった」なんていう話を聞けば、国政政党の代表である立花孝志にも何らかの権限があると考えてしまう人だっているかももしれない。これが「インターネット上の指名手配」だと言われたら、真に受けて行動する人がいても不思議ではないのだ。

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 こうして私は、立花孝志が懸けた10万円の懸賞金欲しさに、何でもやっていいのだと思ってしまった不審な二人組から襲撃されることになってしまった。
 当初は一人だと思っていたので、車から降りて対応しようとしたが、奥からもう一人の男が出てきたため、撮影や通報をしながらの数的に不利な状況で万が一のことがあっては困るため、車の中に退去し、ロックをかけて警察に通報した。
 録画ではなく、あえてツイキャスに残した理由は、私の身に万が一のことが起こった場合に通報してもらうため。また、これは明らかにNHKから国民を守る党の立花孝志が起こした事件である。私は「選挙ウォッチャー」として日頃から私の身に起こっていることを常に中継している。これもまた政治家が起こした事件として周知されるべきだと考えている。よって、緊急的にやむを得ず、録画ではなく「ツイキャス」を選択している。

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 なお、不審な二人組の男たちとのやり取り、その後の顛末などは後日、機が熟した時にお届けすることとする。
 読者の皆様には、ぜひ知っていただきたい。ある日、国政政党の代表から勝手に「詐欺罪をしている」と言いがかりをつけられたあげく、「逃亡を企てている」とまで嘘をつかれ、「インターネット上の指名手配」と称し、たかだか10万円の懸賞金欲しさの見知らぬ二人組で襲撃され、何の断りもなくカメラを向けられる恐怖。これが今、まさに令和の日本で行われているのだ。しかも、追い打ちをかけるように、今度は国政政党の副党首であり、柏市議会議員という立場にある人間が自宅を襲撃。わざわざカメラを自宅に向け、それを党首の立花孝志がアップしている。
 他人の自宅をネット上に晒し上げ、モラルのない不特定多数の人たちが押しかける。そんなことを国政政党「NHKから国民を守る党」の党首と副党首が仕掛けているのだ。「国民を守る」どころか、気に入らない市民には徹底的に『私刑』をしていく。どの口で「木村花さんのような悲劇を減らすために誹謗中傷を訴訟する」と言っているのだろう。


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