【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#410)。
昨日は、東京地裁で「立花孝志vs黒川敦彦」の裁判がありました。
実は、今月は立花孝志が濫訴しまくっているせいで、月の3分の1は裁判で埋まっている状態です。そして、多くの方が「裁判の傍聴には行きたくないけど、立花孝志の大本営発表ではない情報が知りたい」と思っていると思いますので、裁判の傍聴日記をお届けすることにしました。
これは「N国マガジン・12月号」のメインディッシュになるかもしれませんので、本日は実験的に無料でお届けすることにします。
■ 立花孝志→黒川敦彦の名誉棄損裁判
12月1日午前11時から、東京地裁510号法廷で、尊師・立花孝志が黒川敦彦を名誉棄損で訴える裁判がありました。相変わらず、N国信者向けの大本営発表動画しかなく、裁判の詳細を伝えてくれるメディアが少ないため、12月は立花孝志のアホアホ裁判をメインに伝えていくことになろうかと思います。
この日の裁判傍聴は、金属探知機で入念にチェックされる警備体制の厳しいものでした。尊師・立花孝志が黒川敦彦の印象を少しでも悪くしようと裁判所に訴えたものと思われますが、立花孝志の命なんぞに価値はありませんので、危険物を持っている人などいるはずもありませんでした。
裁判官3人、警備の人たちが15人ぐらい、傍聴人は30人ぐらい。N国信者で確認できたのおは、荻野欣士郎、越智寛之、松田亘、松田美樹、武元誠、牧原慶一郎、粟飯原美佳。アンチN国サイドでは、杉田勇人、サーファーTAKASHI、寿司太郎など。山口三尊さんも傍聴していました。
黒川敦彦は黒のスーツに赤のネクタイで10分前に法廷入り。立花孝志は黒のスーツの黒のネクタイで、完全な「お葬式カラー」で5分ほど前に傍聴席から法廷に入り、しかめっ面で裁判資料を読みながら、時々、キョロキョロしていました。
時間通りに裁判が始まりましたが、1時間前に進行協議が行われていたため、裁判そのものは8分で終わりました。立花孝志側は第2準備書面、第3準備書面、甲10号証を提出。
しかし、立花孝志が裁判所に提出した「甲10号証」がカラーコピーだったため、裁判官から原本の提出を求められていました。立花孝志が持っている手元の原本を裁判官に提出し、それが黒川敦彦のもとに渡るも、黒川敦彦は一瞥しただけで、ほとんど内容を確認することなく裁判官に返却。
裁判官は、この裁判の争点が「真実性の争い」であるため、黒川敦彦に対して、来年1月26日までに反論や証拠資料の提出をするように求めていました。争点となっている名誉棄損の内容は全部で3つ。
この3つが「名誉棄損」の内容となっています。
中二病の立花孝志は、裁判長に対し、反訴や別訴をするのであれば、なるべく早くやってほしいので「期限を切ってくれ」と主張。しかし、裁判官の回答は「反訴も別訴も被告側の権利であり、裁判官がとやかく言うことではない」という話で、「早くしてほしいという要望ですね」ということで、あっさりと処理。特に、別訴するのであれば、それはもうこの裁判とも関係ないし、この名誉棄損の審議をする裁判官に言われても困るという、めちゃくちゃ当たり前のことを言われていました。
とにかく黒川敦彦は1月26日までに、裁判のスムーズな進行のためにも1回で反論を出し切ってほしいと裁判官からお願いをされ、次回期日は来年2月20日午前11時からとなり、裁判が終了しました。
これはあくまで個人的な感想ですが、黒川敦彦が弁護士をつけ、ちゃんと戦えば、まったく証拠がなかったとしても、負けるとは限らないのではないかと思いました。というのも、あまりにも立花孝志がやらかしまくっているせいで、さまざまな憶測が出るのは間違いないし、黒川敦彦は元幹事長という立場ですから、党の疑惑に対して切り込んで発言するのは当たり前とも考えられます。
ただ、黒川敦彦がまともに反論しているとも思えず、毅然と対応した方がいいのではないかとは思います。ちなみに、次回期日が来年2月20日になってしまうと、そもそも尊師・立花孝志が「シャバにいるのか?」という話でもあり、裁判の行方よりも、尊師・立花孝志がシャバにいるのかの方が気になります。
最後は、裁判所から出てきたところで、サーファーTAKASHIさんと口論になり、アホみたいに大声を張り上げるも、テンパっているので、張り上げた瞬間に涙声になり、最後は「ちだい君がいるから」と言って逃げていきました。どんだけ苦手やねん!
■ 政治資金収支報告書の検証(#4)
今日も「政治家女子48党(NHKから国民を守る党)」のおかしな政治資金収支報告書の流れを追いかけてまいりたいと思います。ツッコミどころが満載で、これには豊田賢治弁護士もツッコんでいました。
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N国マガジン(2023年11月号)
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