【選挙ウォッチャー】 デヴィ夫人の「１２平和党」のインパクトが強すぎる件。

　また一つ、僕の仕事が増えてしまいました。
　ただでも僕は「ＮＨＫから国民を守る党」や「政治団体Ｑ」でキャパオーバーなので、これ以上の仕事はまったく望んでいないのですが、たいていの仕事は僕の意思とは関係なく、あっちの方から勝手にやってくるので、今回も記者会見に出席しながらボーッとしてしまいました。

「１２平和党」の設立を発表するデヴィ夫人

　２月１２日、キャピタル東急ホテルの「鳳凰の間」で行われた新党の設立記者会見。その代表者は、テレビ番組などでお馴染みの「デヴィ夫人」ことデヴィ・スカルノさん。
　御年８５歳にして、今度の参院選に比例区で立候補し、動物愛護と「犬食禁止」を訴える予定だといいます。ちなみに、参院選の任期は６年になりますので、もし当選した場合には９１歳まで国会議員として活動することになります。デヴィ夫人なら９１歳でも元気そうですが・・・。
　そして、デヴィ夫人が立ち上げた新党は、なんと、「１２平和党（ワンニャンへいわとう）」という名前でした。「１２」と書いて「ワンニャン」と読ませるという超絶トリッキーなネーミング。２月１２日に記者会見をすることになったのも、もちろん、「ワンニャン」にかかっています。

ガチで「ワンニャン平和党」という名前になっているデヴィ夫人の新政党

２０１９年の参院選：ＮＨＫから国民を守る党、れいわ新選組
２０２２年の参院選：参政党
２０２４年の衆院選：日本保守党
２０２５年の参院選：ワンニャン平和党←New!!

　いよいよ日本も、来るところまで来ています。
　２０１９年に反社会的カルト集団「ＮＨＫから国民を守る党」が国政政党になって以来、「参政党」や「日本保守党」が誕生し、ついには「ワンニャン平和党」が参議院の議席を狙うことになりました。
　とうとう「人間」ではなく「犬」や「猫」のための政治をする政治団体が参議院で議席を獲得するかもしれないところまで来ているのです。今、目の前にメシが食えずに公園の炊き出しに並んでいる「人間」がたくさんいる中で、あえて「犬」の公約を掲げる『ワン』イシュー政党。「犬だけに！」と言っている場合ではありません。
　目指すは、参議院で最低２議席！
　参院選の「台風の目」になるかもしれないという「ワンニャン平和党」をどこよりも詳しくお届けするのは、この世に『チダイズム』しかないかもしれません。