【選挙ウォッチャー】 群馬県知事選2019・分析レポート。
群馬県では参院選と同時に群馬県知事選も行われることになりました。群馬県知事に立候補したのは、それまで参議院議員として政治系討論番組などに出演してきた山本一太さんと、共産党の新人です。群馬県での山本一太さんの人気は別格なので、選挙をやる前から結果が決まっていると言っても過言ではない選挙だったのですが、国会議員としての出世を諦め、地元・群馬県のために生きることを決意した山本一太さん。複雑な思いがあったかもしれませんが、山本一太さんに群馬県を発展させられるのか。個人的にはとても関心があります。
山本 一太 61 新 自民・公明推薦
石田 清人 62 新 共産推薦
これまで群馬県知事だった大沢正明さんが引退することになり、新しい知事に誰が就任するかということで、地元の自民党県連などが山本一太さんにオファーを出していたようです。山本一太さんは若々しく見えますが、なにげに61歳、還暦を超えています。ただ、台風19号の被災対応はそれほど悪いものではなく、仕事ぶりはそれなりに安定しているため、おそらく4期16年くらいは群馬県知事として君臨することでしょう。少子高齢化に伴い、これからますます衰退していくことが予想される群馬県ですが、それだけに山本一太さんの手腕は非常に重要です。
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