見出し画像

【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#551)。

 11月の兵庫県知事選は、立花孝志の「デマ」によって、メチャクチャにされてしまいましたので、今週の泉大津市長選がどうなってしまうのかと心配されている方もたくさんおられると思いますが、現状、かなり安心できるレベルで落ち着いています。
 よく立花孝志が泉大津市長選で当選する確率はどれくらいあるのかと聞かれますが、今のところ、年末ジャンボ宝くじの1等が当たる確率ぐらいしかないと言っていいのではないかと思います。それでも宝くじを買う人はたくさんいるので、「立花孝志が当選する!」と言ってしまうN国信者たちもそれなりにいます。
 毎晩、死神の名前がついたバーで働き、「毎日が仏滅」の立花孝志に、果たして、幸運が訪れるのでしょうか。N国信者どもは「アンチがイライラしてるぞ!」と息巻いていますが、今、我々はイライラするどころか、ニヤニヤしながら泉大津市長選を見ています。ぜひ皆さんにもニヤニヤしていただきたいと思いますので、さっそく最新情報をまとめます。




■ 立花孝志ブーム終了、完全に過疎る

初日は兵庫県からN国信者が押し寄せ、それなりの人数になった泉大津駅前

 告示日となった12月8日は、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志が呼び掛けたこともあり、主に兵庫県から、たくさんのN国信者が集まり、それなりの盛り上がりを見せたのですが、さっそく翌日から、立花孝志の街頭演説は激烈に過疎り、立花孝志を配信してお金を稼ぎたいアホのN国信者が10人ぐらい来ただけだと話しており、純粋な客はまったくいなかったようです。

「妨害者が来ないので盛り上がらない」と嘆く尊師・立花孝志(引用元リンク

 立花孝志は、そもそも「しばき隊って何?」というところから、まったく理解していないので、「立花孝志を落選させるために来ている人」だという認識なのですが、実際は「社会のクズに、社会のクズだと言いに来る人」なので、選挙の妨害をしているわけでもなければ、立花孝志のことを落選させたいと思っているわけではなく、立花孝志の第一声を報じるカメラに「反社会的カルト集団」や「嘘つき」などの言葉を写り込ませることが、一番の狙いだと思います。

立花孝志の写真を撮ろうとすると、どうしてもこのような写真になってしまう

 しかし、東京都知事選や兵庫県知事選と異なり、デカいカメラが取材するのは、せいぜい告示日の第一声ぐらいです。あとは、せいぜい新聞記者たちがチョイチョイ来るだけで、街頭演説の様子を取材するかどうかもわからないので、もう立花孝志に用はありません。おそらく最終日に来てくれるカウンターの人も、ほとんどいないのではないでしょうか。
 つまり、立花孝志の盛り上がりは、12月8日の告示日がピークで、あとはずっと過疎ったまま。来てくれるのは「発覚部屋」をはじめ、名前を聞いたこともないような「いつメン(いつものメンバー)」のN国信者数人だけです。

「しばき隊」にラブコールを送るアホの尊師・立花孝志(引用元リンク

 立花孝志は「しばき隊をしばきたい」などとホザいていますが、実際のところは、立花孝志とのツーショット撮影会の背景に、たくさんのプラカードが並んでしまったため、「迷惑行為をやめろ!」と騒ぐも、「日頃から法律に違反していなければ何をやってもいいって言ってる奴が、どの口で迷惑行為をやめろと言っとんねん!」で撃退され、しばくどころか、しばかれていたのですが、アホのN国信者たちは何も知らないので、「しばき隊にもビビらない立花さん、かっけぇ! さすたち!」になり、9000件を超える「いいね」がついてしまいました。チョロすぎです。

素敵な背景を作ってくれているプラカード隊の皆様に「迷惑だ!」と吠える立花孝志

 これまでの立花孝志の歴史を振り返れば、立花孝志は「揉め事を起こして数字を取る」という典型的な迷惑系YouTuberです。トラブルがあって初めて生きる人間なので、そのために自分からトラブルを起こしに行っている面があります。
 そして、さまざまな場所でヘイトをかまし、揉め事を起こしている現場でカウンターをしてきたのが、いわゆる「しばき隊」です。ヘイト系ネトウヨとN国信者の親和性が非常に高いことからしても分かるように、この手のアホのお相手は百戦錬磨。こいつらの喜ぶツボ、イライラするツボは百も承知なので、残念ながら、立花孝志が思い描く展開にはならないことでしょう。
 つまり、立花孝志のブームは終わり、これからどんどん立花孝志や関係者らが「反社会的カルト集団」だと伝わるだけで、嫌われることはあっても好かれることはないというフェーズに突入してまいります。


■ 立花孝志の当て逃げ事故で通報殺到

選挙カーで当て逃げをする瞬間を配信していたアホの尊師・立花孝志

 12月9日、反社会的カルト集団の尊師・立花孝志は、選挙カーで生まれ故郷の助松団地周辺を走行中、選挙カーをぶっ壊す事故を起こし、そのまま警察に連絡することもなく、当て逃げをかましたとして、ライブを見ていた視聴者から通報が殺到する事案がありました。
 選挙カーを運転していたのは、埼玉県春日部市の現役のN国市議である酒谷和秀で、当時、立花孝志は助手席に乗っていました。スピーカーから「NHKをぶっ壊~す!」というフレーズが流れた直後、「ガツン!」という音が聞こえ、中継していたカメラが倒れ、曇天の空が映し出されました。
 ガッカリしたような酒谷和秀の「あー」という声が聞こえ、しばらく誰もいない時間が続き、尊師・立花孝志が戻ってくると、さすがは反社会的カルト集団だけのことはあり、立花孝志の「知らん顔して行こう」という声が聞こえ、車は再び走り出しました。
 運転していたのは酒谷和秀ですが、「知らん顔して行こう」と言い、実際に知らん顔して行かせたのは立花孝志なので、まさかの「当て逃げ」という非常にショボい罪で執行猶予が取り消され、ブタ箱行きになってしまう可能性が出てまいりました。

「知らん顔して行こう、ヘヘヘヘ」と笑った尊師・立花孝志(引用元リンク

 酒谷和秀と立花孝志が当て逃げをする瞬間の動画は、今でも削除されずに残っていて、10万回以上再生されているのですが、ここに寄せられているコメント欄は、N国信者ばっかりなので、このようになっています。

>立花さんが一般人に受け入れられる時がくるとは 涙出ます

>流石! 選挙のプロや! 選挙カー街宣回りもテーマを分かりやすく短く切ってNHKをぶっ壊〜す〜で区切る オモロイな

>硬い思考で何十年と生きてきて、立花さんのような人は苦手で排除してきました。兵庫県知事選で斎藤さんが当選したのは立花さんのおかげです。2馬力って言われてもいいじゃないですか! 今では目が離せない存在です。

>ふるさとの納税で税収アップ、ドッグラン無料、ゴミ袋無料、証明書無料、、、どれも立花さんならできるだろうし、正直羨ましいです。私の町の市長になって発展させて欲しい。

 これがN国信者のスゴいところですが、立花孝志の「当て逃げ」にツッコミを入れている人間はおらず、むしろ、立花孝志の能力を「高い」と信じ込んでいる人たちばかりです。

 立花孝志が「ガチの無能」であることは、これまで立花孝志が何をやってきたのかを見れば一目瞭然ですが、国政政党を作ったり、兵庫県知事選で斎藤元彦を当選させたことをもって「能力が高い」と思っているのだとするなら、それは大きな勘違いです。
 唯一、立花孝志の能力を認めるとするならば、「一流のホラッチョ」であるところです。普通、人が嘘をつく時には、良心の呵責に苛まれたりするものですが、立花孝志にはそういったものがまったくありません。また、一度でも嘘をついてしまうと、整合性を取るために、次から次へと嘘をつかなければならなくなってしまい、嘘に矛盾が生じないように考えなければなりませんが、立花孝志にはそれもありません。矛盾が生じても、矛盾したまま押し通すことができ、かつ、それを聞いた人たちに「おかしくね?」と思わせないところが、めちゃくちゃスゴいです。
 今回の泉大津市長選でも、尊師・立花孝志に新たな「スーパーサラリーマン伝説」が生まれ、「NHKが大谷翔平選手が出場するメジャーリーグの試合を放送しているが、その放映権を買ってきたのは俺!」と言い出す始末です。もちろん、この話を聞いているアホのN国信者どもは「さすたち!」になっているのですが、こいつらの脳内は、一体、どれだけ時空が歪んでいるのでしょうか。
 こんなものをご丁寧に説明する必要はありませんが、大谷翔平選手がメジャーに旅立ったのは、2017年12月です。言うまでもありませんが、この頃、立花孝志はNHKの職員をとっくに辞め、なんなら11月の葛飾区議選に当選し、大きな声で「NHKをぶっ壊~す!」と言っていました。「オマエが放映権を買えるわけないだろ!」ですし、そもそも立花孝志は英語ができないので、オマエがアメリカに行っても何の役にも立たん!
 どうしてこんなにバカなんでしょうか。今さら立花孝志のホラッチョに騙され、いまだに「さすたち!」となっているアホのN国信者どもは、まともに思考する能力のない人たちなのだと思います。だいぶ重症です。


■ 「兵庫ブースト」は、まもなく消滅する

 僕は、尊師・立花孝志を崇める文化は「兵庫限定」だと分析しています。
 なので、初日こそ泉大津駅前にたくさんの人が集まったものの、半分くらいは兵庫県民だったと思われ、今回の泉大津市長選では、ダブルスコアに近い大差がつくのではないかと予測しています。
 兵庫県知事選で斎藤元彦が勝ったので、立花孝志を「選挙の天才」だと持ち上げる人たちがいますが、立花孝志自身は選挙に弱く、2019年の参院選で「NHKから国民を守る党」が政党として1議席を獲得し、立花孝志が当選したことはありましたが、立花孝志が直接的に選ばれた選挙は2017年の葛飾区議選が最後で、参院選の後、立花孝志は海老名市長選、桜井市長選、小金井市長選などに立候補して大惨敗し、あまりに酷く負けすぎてヘコみ、それから「もう選挙に出ない!」と言った過去があります。
 今回、立花孝志は泉大津市長選について、割と本気で「勝てる」と考えているようですが、正直、勝てる見込みはまったくないため、決定的な結果を突き付けられて、涙目で動画を撮るのは目に見えています。そして、数字によって現実を突きつけられると、今は立花孝志のことを「天才」だと崇めている人たちも、定性的ではなく、定量的に現実を突きつけられることになるので、一気に熱が冷め、次の南あわじ市長選に期待する人も減ってしまうのではないかと考えられます。
 つまり、兵庫県知事選から始まった一連の「立花孝志ブーム」は、12月8日の告示日をピークとして、これからはどんどん盛り下がっていくのではないかと見ています。

 そして、アホのN国信者の皆さんは、「立花孝志ブームが去るということは、立花孝志でメシを食っている『選挙ウォッチャーちだい』もブームが去ってメシが食えなくなるのではないか」と言うのでしょうが、ご心配はご無用です。
 ご本人はバカみたいに「N国党を支持しているのではなく、立花孝志を支持しているんだ!」と主張していますが、「立花孝志を尊師として崇めること」「N国信者」の大前提なので、東京15区の衆院選に立候補していることをもってして、山田信一と同じく「プラチナN信」である弁護士の福永活也先生が、よりによって郷原信郎弁護士を虚偽告訴罪で訴えるなどとホザき、実際、福永活也のことなので、本当に訴えてくることは間違いないと思いますので、N国信者のバカが順調に暴れていることをもってして、しばらく僕の忙しさは変わらないと思います。また、僕が本当に忙しくなる日が来るとすれば、それは「立花孝志がブタ箱に入った時」なので、1日も早くブタ箱に入ってもらい、これまでにかかったコストをキッチリと回収し、本業である選挙のレポートを量産して、きちんと収益を上げていきたいと思っています。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 今後、立花孝志は、数字を維持するために斎藤元彦の擁護を繰り返していくと思われますが、斎藤元彦の公選法違反疑惑などは、時間とともに解明されていき、やがて立花孝志がトンチンカンだったことがバレることになると思います。なので、どのみち立花孝志に未来はありません。
 ここ最近、立花孝志やN国党の話題を中心にお届けしてきましたが、そろそろ僕ですら飽きてきましたので、明日からは再び選挙レポートをどんどんお届けしてまいろうと思っております。

いいなと思ったら応援しよう!

チダイズム
いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、反社会的カルト集団の撲滅のために使います!