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【選挙ウォッチャー】 一宮市長選2019・分析レポート。

2019年最初の選挙は、愛知県一宮市の市長選となりました。悲しいことに、まだまだ儲かる状況ではないのですが、そんなタイミングで「NHKから国民を守る党」からスラップ裁判を仕掛けられたため、ただでもお金がない状況なのに、ますますお金がなくなり、取材活動に制限が生じるようになってしまいました。一宮市まで新幹線で行くのが夢ですが、夜行バスに乗る経済力もありゃしませんので、魂の「青春18きっぷ」で一宮市まで行くことになりました。

1月6日の夜は、新宿・歌舞伎町のROCK CAFE LOFT is your roomで「横川圭希×ちだいのドッキドキ選挙報告会」が開催され、おかげさまで満員御礼となったのですが、その足でそのまま横浜まで移動し、しばらくネットカフェで待機した後、早朝から東海道線を乗り継ぎ、一宮市を目指すことになりました。さっそく頭のイカれた移動をしているのですが、2370円で名古屋まで行ける移動方法は他にありませんので、20歳そこそこの若者ならともかく、40歳のオジサンにはキツいものがありますが、心の中で「NHKから国民を守る党」に中指を立て、明日にも潰れることを祈りながら、頑張って取材した一宮市長選の模様をお届けしたいと思います。

中野 正康 51 現 無所属
伊東 幸康 74 新 共産党

選挙ボードを見た瞬間に、選挙の結果がわかってしまうような選挙であり、見どころがまったくない選挙であることがわかりました。現職の市長に、共産党の、しかも74歳のじいちゃんが戦いを挑むというのですから、形の上では選挙になっているけれど、何のためにやっているのかが全然わからないような選挙であると言うこともできるかと思います。一応、繊維産業をはじめとした地域の活性化をどうするのか、市内の公共交通をどう充実させるのかなどが争点だと言いますが、そんな争点もあってないようなものと言えそうです。


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