【選挙ウォッチャー】 松崎町議補選2021・分析レポート。
11月23日告示、11月28日投開票で、松崎町議補選が行われました。これは松崎町長選に藤井要さんが立候補することに伴うもので、欠員1に対して3人が立候補したのですが、年齢が68歳、73歳、79歳となっておりまして、若い人たちが議員になってくれないという松崎町の現状を示しています。この中で最も若いのは68歳の武田勝彦さんなのですが、その68歳が最もパチキレているので、実質的に73歳と79歳の勝負になりそうなものです。なお、立候補している3人全員が「元職」だという、なかなかユニークな選挙となっております。
稲葉 昭宏 79 元 無所属(元町議)
福本 栄一郎 73 元 無所属(元町議)
武田 勝彦 68 元 無所属(元町議)
稲葉昭宏さんは、前回2019年の松崎町議選で最下位で落選した人物。福本栄一郎さんは下から2番目で落選した人物。武田勝彦さんは、かなり昔に町議だったことがある人物で、今回、いきなり立候補してきました。ポスターがダントツでイカれているので、強いようには見えないのですが、どのような結果になるでしょうか。
■ 酒々井町長選は無投票当選
実は、今週は上尾市長選、上尾市議補選、松崎町長選、松崎町議補選のほかに酒々井町長選も取材する予定だったのですが、現職の小坂泰久さんしか立候補する人がいませんでしたので、無投票当選で5選を果たすことになりました。「酒々井プレミアムアウトレット」で知名度が上がり、税収も増えているため、圧倒的な強さを誇っており、今回で3期連続となる無投票当選となっております。今年で73歳なので、健康ならあと1期ぐらいはやるのでしょうか。
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