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【選挙ウォッチャー】 京都府議選2023・京都市伏見区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都府議選が行われました。
 京都市伏見区は、定数6となっていますが、今年はここに7人が立候補しており、落選するのはたったの1人です。しかし、「少数激戦」という言葉がピッタリなほど、かなり熾烈な争いとなりました。
 最大の見どころは、自民2人、共産2人、公明、立憲、維新が立候補しているのですが、一体、誰が落選するのかということです。党勢の衰えている自民や共産が2議席を守れるのかを見届けたいところです。

渡辺 邦子 65 現 自民党
瀧脇 正明 47 元 自民党
山口 勝  64 現 公明党
増田 大輔 39 新 立憲民主党
上倉 淑敬 47 現 日本維新の会
馬場 紘平 41 現 日本共産党
西山 頌秀 36 現 日本共産党

 京都市伏見区は、わずかに投票率が上がっているのですが、投票率が上がった結果、それまで選挙に行かなかった人たちが、どの政党に投票する傾向にあるのかというところは、ぜひ皆さんに見ていただきたいと思います。
 そして、この「無党派層が動く」ということが、必ずしも良い結果になるとは限らないということも、同時に知っていただきたいと思います。とにかく投票率が上がることが絶対的な正義だと考える人がいますが、けっしてそんなことはありません。「ちゃんと政治や選挙のことを考えている人たちが選挙に行くべき」だということが、この結果から見えると思います。


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