【選挙ウォッチャー】 葛飾区議選2021・分析レポート。
10月31日告示、11月7日投票、11月8日開票で、葛飾区議選が行われました。定数40に対して60人が立候補する激戦となったのですが、まさに「珍獣博覧会」と呼んだ方が適切ではないかと思うほどの地獄と化しており、社会不適合者たちの巣窟となっていました。それもこれも、すべては前回の東京都議選で、尊師・立花孝志に「地方議員」という肩書きを与えた聖地であり、立花孝志のようなイカれた人間でも政治家になれるということは自分にもチャンスがあるに違いないと勘違いしたアホが続々と葛飾区から立候補したことが原因です。すべてを紹介するのに1万文字では全然足らないので、久しぶりに濃度の高い、高額のレポートになってしまいそうです。
1月20日には「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」という本を発売するくらいに、腐りきったウンコ系の候補者を追いかけるのがライフワークになっている僕ですが、今回の葛飾区議選は、まさに僕の真骨頂とも言えるレポートに仕上がっております。
このレポートを読んでいただきましたら、きっと僕の活動をご理解いただけるのではないかと思います。政治というのは、市民の命や暮らしを守るために行政を動かすことなので、けっして「遊び」でできる仕事ではなく、バカやアホやウンコが選ばれてしまうと、それこそ市民の命や暮らしを奪いかねないのです。新型コロナウイルスの第4波や第5波で、どれだけの人が自宅で放置され、どれだけの人が後遺症に悩まされているのかを見れば、政治がどれだけ大切なのかが分かるはずです。間違っても選挙でバカやアホやウンコを選んではいけないのです。
■ NHKと裁判してる党は「87連敗」を記録
大変めでたいことに、今回の葛飾区議選でも「NHKと裁判してる党(主に被告で)」は、きっちりと落選し、2020年4月から続く連敗記録を「87」に更新しました。2021年10月の衆院選で1議席も獲得できなかった国政政党は唯一「NHKと裁判してる党(主に被告で)」だけ。国政政党レベルで、これほど連敗しまくっている政党は、おそらく「NHKと裁判してる党(主に被告で)」だけだと思います。黒瀬信明は、2021年1月の戸田市議選で落選した後、N国党の職員としてコールセンターで働き、7月の東京都議選にも立候補していました。今年の夏に行われる予定の参院選にも立候補してくるとみられます。生活の面倒も見てもらっているので、立花孝志に最も忠実なN国信者の一人だと言えると思いますが、今回の葛飾区議選では826票しか取れず、つばさの党の根本良輔や日本国民党の鈴木信行にも劣る結果となりました。今回は「テレビ改革党」や「国民主権党」なども立候補していたため、似たような候補同士でカブってしまったこともありますが、それにしても「NHKと裁判してる党(主に被告で)」の党勢を示す結果になったと言えます。ちなみに、今年も2月6日の川口市長選に宮川直輝、2月20日の町田市議選には「つばさの党」から兼松賢一が立候補する予定となっており、連敗記録をさらに伸ばしそうです。
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