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【選挙ウォッチャー】 東京都議選2021・江東区選挙区レポート。
6月25日告示、7月4日投開票の東京都議選。江東区は定数4に対し、8人が立候補しました。ここまで順調に取材をしてきましたが、唯一、僕がウンコをしたくなったせいで、サムネイルの写真が撮れなかったエリアで、コロナ禍の取材の難しさを肌で感じました。注目のポイントは、共産党と都民ファーストの会が議席を守れるのか。自民党は前回のリベンジで2議席を獲得できるのか。さりげなく立候補している立憲民主党や日本維新の会がどれくらい票を取れるのか。そして最後に、テレビ改革党はNHKから国民を守る党のように世の中に受け入れられるのか。一つずつ丁寧に解説してまいりたいと思います。
白戸 太朗 54 現 都民ファーストの会(都会総務委理事)
山崎 一輝 48 現 自民党(都会党幹事長)<ポ>
細田 勇 60 現 公明党(都会総務委員)
畔上 三和子 65 現 共産党(党都議団役員)
高橋 恵海 52 新 自民党(元区議)
高野 勇斗 38 新 立憲民主党(民泊運営会社長)
清水 良平 43 新 日本維新の会(NPO法人理事)
藤川 広明 48 新 テレビ改革党
江東区は、中国の企業とズブズブだった秋元司パイセンの地盤ゆえ、今度の衆院選では非常に注目度の高い選挙区です。自民党が2議席奪還するようなことがあれば、急遽の落下傘候補であっても当選できる可能性があるし、逆に、自民党が1議席しか取れないとすると、ここでの勝利の可能性が薄いということになり、江東区を捨てることになりかねません。そういった観点からも、得票数も含めて気になる選挙区です。
■ 藤川広明候補の主張
テレビ改革党の藤川広明さんは、そこまで積極的に選挙運動をしていたわけではなく、コンセプトだけで勝負しているような候補でした。選挙ボードを紹介するYouTubeでも述べましたが、「テレビ改革党=N国+ネトウヨ」なので、NHKの無料化以外に、消費税廃止、外国人生活保護の廃止を訴えています。今のところ「テレビ改革党」は、党首の沓澤亮治が豊島区議会で暴れているものの、社会に迷惑をかけるような行為には及んでおらず、選挙でうっかり当選してしまう可能性も低いため、特に警戒すべき政治団体としては認められていません。
7月11日の三郷市議選にも「テレビ改革党」の候補が出てきましたが、まったく通用せずに大惨敗。東京都議選でも藤川広明さんをはじめ、全候補が大惨敗となっていますので、「NHK無料化」を謳っているものの、N国党のような人気にならなそうであるというのが現状です。また、党首の沓澤亮治は豊島区議会で懲罰にかけられそうになっており、なかなか面白いことになっています。「テレビ改革党」で2023年の豊島区議選を戦えるのかどうかも怪しいもので、今はただぬるっと見守るだけの存在です。
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