【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#570)。
反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志とN国信者どもが、また新たな犠牲者を出しました。
1人目は、N国党の支持者だった「熊さん」という男性。
2人目は、昨年4月の東京15区の衆院補選に国民民主党から立候補する予定だった高橋茉莉さん。
そして、1月18日、兵庫県の百条委員会の委員だった竹内英明さんがお亡くなりになっていたことがわかりました。
竹内英明さんのもとには、立花孝志らが流したデマのせいで、たくさんの誹謗中傷が殺到し、立花孝志が凸宣言をするなどしたため、家族の安全が守られなくなったことから県議を辞める事態に至りました。その後も誹謗中傷に悩まされており、絶対に起こってはいけないことが起こりました。
冒頭から断じておかなければなりませんが、このような悲劇が起こったのは、もちろん、デマをこいた立花孝志や誹謗中傷を繰り返したN国信者たちが悪いという話ではありますが、兵庫県警をはじめ、日本の警察にも大きな責任があると言わざるを得ません。
これまで多数の誹謗中傷を繰り返し、このような悲劇は初めてではありません。にもかかわらず、今日の今日まで野放しにしてきて、被害届や刑事告訴状が提出され、受理されているにもかかわらず、今日の今日まで立花孝志を逮捕してこなかったせいで、3人目の犠牲者が出てしまいました。
いつまで野放しにするのでしょうか。
自殺の場合、殺人事件と異なり、原因を作った人間を殺人犯として逮捕することはできません。しかし、明確に名誉毀損を繰り返し、その名誉毀損には刑事罰があるにもかかわらず、これだけ人が死んでなお、まだ立花孝志はシャバにいるのです。
そして、これが野放しになるということは、こうした名誉毀損や誹謗中傷を「社会が容認する」ということです。つまり、立花孝志のような人間がいても、誰も何もしない。ただ人が死んでいくだけの世の中を作るのだと言っているようなものです。「人が死なないと動かないのか」という話になってきますが、今は「人が死んでも動かないのか」という話です。これでもなお立花孝志を野放しにする理由は、一体、何なのでしょうか。
■ 立花孝志はどのようなデマを流したのか
1月26日の川越市議補選には、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の本田幸久という男が立候補しており、告示日の1月19日に立花孝志がやってきて、元兵庫県議の竹内英明さんに対する深刻なデマと名誉毀損を撒き散らしていました。
死者に対する冒涜が酷すぎて、なぜ立花孝志がいつまでも野放しでブタ箱に入らないのかが理解できませんが、あとで「そんなに大きいものを追いかけていたから時間がかかったのか!」となるのでしょうか。僕には今のところ、警察の怠慢にしか見えません。
僕は選挙の取材過程を、常にツイキャスで配信しています。閲覧注意になりますが、この時の映像を公開するとともに、どのようなデマを撒いていたのかを検証したいと思います。
まず竹内英明さんの名誉と尊厳にかけて、真っ先に書いておかなければならないことは、竹内英明さんは警察の捜査対象になっておらず、任意の事情聴取が繰り返されたというのは事実無根で、これについては兵庫県警の本部長が直々に「虚偽」であると、キッパリと断言しております。
通常、事件についての捜査の進捗などについて、警察が個別の事案について言及することはありませんが、「事案の特殊性に鑑みて」とお断りをした上で、竹内英明さんの名誉が著しく傷つけられ、今なお、アホのN国信者どもがガタガタ言っていることを踏まえ、まったくの事実無根だったことを認め、「誠に遺憾」と言っています。
つまり、立花孝志が妙にリアルっぽく言っている「昨年の11月24日の時点では、逮捕されるのではないかという情報が入っていて」という話も完全なデタラメであれば、「私に入っている情報っていうのは『私文書偽造等行使罪』」というのも完全なデタラメ。ただの大嘘付きの妄言だったというわけです。
■ 今回のデマが致命的である理由
かねてから言っていますが、立花孝志は大嘘つきです。
これまで、とてつもない数の嘘とデマを垂れ流しまくってきた「稀代のホラッチョ」ではありますが、いよいよ今回の「デマ」は、立花孝志にとって致命傷になりかねないところまで来ています。
立花孝志は、昨年11月の兵庫県知事選で、お亡くなりになった元県民局長に対し、たくさんのデマを垂れ流しました。「10年で10人と不倫していた」という話に始まり、「ストーカーをしていた」とか「不同意性交等罪に問われる可能性があった」とか、まったく根拠のないデマを垂れ流したあげく、アホのN国信者たちが拡散してきました。
しかし、なぜこれだけのデマを流しながら、立花孝志を「正義の人」だと思う人がいたのかと言えば、「その証拠は公用パソコンの中にある!」と言い張ることで、「本当はたくさんの証拠があるのだけど、公用パソコンの中身が公開されないばっかりに、まだ出てきていないだけ」というテイになっているからです。
ところが、今回の竹内英明さんに対するデマは、「かねてから私文書偽造の疑いで事情聴取をされていた」とか「明日逮捕されるはずだった」というもので、通常、警察が捜査の進捗を漏らすことはありませんので、立花孝志としては「本当は捜査されていたけど、警察は捜査の進捗を漏らすことができないので、証明することができない」にするはずだったのに、なんと、兵庫県警の本部長が直々に出てきて、これまでに取り調べをしたことが一度もなく、捜査対象にもなっていなかったことを発表しました。
アホのN国信者たちは「嘘ばっかり書いている朝日新聞の記事なんか信用できない!」とか「県警幹部の話というテイにすれば、どんなことでも書ける!」と言い出し、あくまで尊師・立花孝志は嘘をついていないというスタンスだったのですが、いよいよ県警本部長が直々に「事実無根」で「誠に遺憾である」と発表したので、いよいよ言い逃れができなくなりました。立花孝志が「大のデマゴーグ」であることが確定したのです。
もう一つ、立花孝志にとって致命的だったことは、兵庫県警を巻き込んだデマだったことです。これは最悪です。そもそも竹内英明さんが警察から取り調べを受けていなかったということは、少なくとも、警察は私文書偽造などの事件になるようなことを把握していなかったということです。
つまり、まったく事件なんてなかったにもかかわらず、警察は竹内英明さんに取り調べをしていたテイになっているわけですから、いわば不当捜査をしていたと言っているようなものです。これはある意味、警察の名誉が傷つけられています。
もっとも、現実的なところを考えれば、警察が「名誉毀損された」と言って、警察に被害届を出すとなると、警察が警察に被害を訴える自作自演のようなことが起こってしまい、そこに公平性が担保されているのかが怪しくなってしまうことから、警察が警察に被害を訴えることはできないという性質がありますが、それでも警察としては「濡れ衣を着せられた」ということになろうかと思います。警察を利用して犯罪をするとなれば、警察の皆さんがニッコリと優しく接してくれるはずがありません。いよいよ警察が本気で動いてくれるかもしれません。
■ 1月21日(火)20時からツイデモ
1月26日には岸和田市議選が行われ、また新たな名誉毀損をするのではないかと心配されている反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志。
既に取り返しのつかないことにはなっていますが、さらに取り返しのつかないことが起こってしまってはいけません。今日や明日にも立花孝志の身柄を押さえ、ブタ箱にぶち込む必要があると考えています。
しかし、今のところ、兵庫県警が立花孝志を逮捕する動きは、ほとんど感じられません。もうのんびりと「いつになるのかな」で待っていられる段階ではなくなってしまったと思います。被害を未然に防ぐことが何よりも求められているわけですから、少しでも世論を動かし、やがては警察を動かすべく、ツイデモを実施することになりました。
ツイデモの開催日時は、1月21日(火)20時から。「#立花孝志を逮捕しろ」とツイートしてください。既にトレンドに乗っていますが、改めてトレンドに乗せて、民意を示したいと考えています。
このツイデモに対し、アホのN国信者が「日本は法治国家なのだから、ツイデモごときで警察が動くはずがない」などとホザいていますが、主催している僕も、たかだかツイデモをやったぐらいで、あっさり動くものでもないことはわかっています。ただ、みんなが立ち上がって怒ることは大切だと思いますし、こうして怒ることで、もしかしたら勇気づけられる人がいるかもしれません。
竹内英明さんは、実にたくさんの人から尊敬されていましたし、仕事のできる議員だと認められ、信頼されていました。ご遺族の方々のみならず、友人、知人、支援者の方々など、深く悲しみ、心が疲弊している方々がたくさんいるのではないかと思います。
我々が怒ってツイートしたからと言って、それで悲しみが吹き飛ぶような話でもないことはわかっていますが、1ミリでも2ミリでも励ましになるのであれば、それだけでやった甲斐があるというものだし、とにかくたくさんの人が参加して、一緒に怒ることが大切なのではないでしょうか。
誰かのために怒るのだってカロリーは使います。だけど、今回はツイデモです。リアルなデモに参加するわけではないので、交通費を払うこともありませんし、カンパを要求することもありません。あなたのSNSにハッシュタグをつけて怒りを表明するだけで、1円もかかりません。ぜひ反社会的カルト集団に対する満身の怒りを親指やら人差し指やらに込めていただければ幸いです。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
立花孝志は、口を開けば嘘と臭い息しか出てこないので、竹内英明さんが警察から取り調べを受けていたなどの話がデマだったことを謝罪したのですが、それでもただのホラッチョであることは絶対に認められないということで、日本テレビの取材を受けるというテイで、グダグダと言い訳をしていました。
いい加減、アホのN国信者たちも気づいてもらいたいのですが、立花孝志は稀代のホラッチョであり、自分をすごく情報通に見せるために、めっちゃショボい嘘を重ねています。4人目の犠牲者を出さないためにも、立花孝志はブタ箱に!!