【選挙ウォッチャー】 上尾市長選2021・分析レポート。
11月21日告示、11月28日投開票で、上尾市長選が行われました。今年は現職の畠山稔さんと、新人の深山孝さんの一騎打ちで、最大の焦点である小学校の統廃合計画については、両方とも「推進」ということで、あまり変わり映えのしない候補同士の一騎打ちとなっております。ネット界隈のネタとしては、上尾市出身説が流れているデーブ・スペクターさんを市長に推す声があり、もし本当にデーブ・スペクターさんが上尾市長選に立候補したら、その圧倒的な知名度と政治に対する的確なコメントの実績から、当選してしまうのではないかと思います。しかし、今年もデーブ・スペクターさんが立候補してくることはありませんでした。
畠山 稔 72 現 2期目を目指す
深山 孝 65 新 元市議会議長
今年は、4年前ほどの盛り上がりはないと思います。前回は市長が逮捕されるなどの事件があり、県議だった畠山稔さんと、自民党系の鈴木茂さん、数少ない「労働党」の議員だった市民派の秋山かほるさん、都市開発コンサルタントを自称する84歳の爺さんと、かなり個性豊かなメンバーによる戦いだったこともあって、かなり盛り上がりました。しかし、鈴木茂さんも秋山かほるさんも、2019年の上尾市議選で市議に返り咲き、今回は立候補することもありませんでした。今年は議長だった深山孝さんが、利権の奪い合いの綱引きのために立候補してきましたが、どうなるでしょうか。
■ 上尾市はN国の議員を生み出した街
埼玉県上尾市は、2019年に「NHKから国民を守る党」から立候補したマントル系地下アイドル・佐藤恵理子を市議にしてしまった街です。数々のポンコツが余裕で市議に当選しており、問題は山積しているのに、ことごとくバカを議員にし続けているため、問題がちっとも解決せず、今なお腐り続けている珍しい土地です。
有志の方々が勉強会を開くなどして、一生懸命頑張っている土地ではあるのですが、まったく実らず、子供の教育環境が利権を貪るアホの政治家たちのせいで圧迫されているので、子育ての環境としても最悪です。既に上尾市にマイホームを建て、子供たちを学ばせている住民たちにとっては不幸でしかないのですが、これから上尾市に引っ越しを検討しているのだとすれば、上尾市だけは辞めておいた方がいいでしょう。なにしろ、子供の学習のための施設ほど削られるというゴッサムシティです。しかも、NHKから国民を守る党の議員が生まれてしまうほどの愚かな町です。佐藤恵理子は確実に2期目を目指していると思われ、尊師・立花孝志から「議員を辞職して参院選に出馬するように」と命じられた際、真っ先に「出馬しない」と表明し、任期満了まで議員であり続けることを宣言したのが佐藤恵理子でした。次の上尾市議選は2023年12月頃だと思われ、あと2年は議員として高収入を守り切るつもりのようです。
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