【選挙ウォッチャー】 立憲民主党代表選2024・分析レポート。
9月7日告示、9月23日投票で、立憲民主党の代表選が行われました。
あえて自民党総裁選と重なるように日程を組んだことで、自民党総裁選と合わせて話題にしてもらう作戦を取りましたが、とてもタイミングが悪いことに、兵庫県の斎藤元彦知事のサイコパスぶりが大きな話題となり、自民党総裁選さえ霞んで見えてしまうため、立憲民主党の代表選なんて話題にもなりませんでした。
すべての話題を自民党と斎藤元彦に持って行かれ、ほとんどの人が立憲民主党の代表選をやっていることさえ知らないのではないかと思います。
3年前に行われた立憲民主党の代表選は12日間でしたが、今年の党の規則上最長となる17日間となりました。代表選の期間を長くすることで、少しでも話題になり、党の存在をアピールする狙いがあるとみられます。
立憲民主党の代表に最もふさわしいのは誰なのか。
今回の4人のメンツを見て、残念ながら「この人だ!」と自信を持って言えるような人はいないかもしれません。なので、正直言って、誰が代表になっても似たようなものと言えるかもしれませんが、この中で1人だけ「この人が代表になったら、立憲民主党が大きく衰退する」という人物は存在します。なので、立憲民主党の党員や支持者でない限り、その1人が代表にならなければ野党の勢力は維持されると思います。地雷を踏まずに新代表を選べるのか。自民党の総裁選より日本の命運を大きく左右するかもしれない代表選です。それではご覧ください。
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