【選挙ウォッチャー】 衆院選２０２１・神奈川１１区レポート。

１０月１９日公示、１０月３１日投開票で、衆院選が行われました。神奈川１１区は、あの小泉進次郎センセイが大活躍している選挙区です。僕たちにとっては「ネタ」でしかない小泉進次郎センセイですが、横須賀で暮らしている人たちにとってはスーパースターです。相変わらず、他を寄せ付けないほどの強さがあり、地元にはほとんど入らず、応援のために全国を飛び回っていました。それでも勝てるのが小泉進次郎センセイです。直前に行われた自民党の総裁選で、よりによって河野太郎さんを応援してしまったばっかりに、石破茂先生と同じく「冷や飯食い」の仲間入りを果たしてしまったのですが、それでもいまだ「未来の総理大臣候補」として期待されています。

小泉 進次郎　４０　現　自民党
林 伸明　　　５５　新　日本共産党

滝川クリステルさんと結婚したあたりから急速にポンコツになっている小泉進次郎センセイ。今回の衆院選では、ポスターにまでポエムを掲載。会うことはできなかったのですが、しっかりネタは残してくれるところが、さすがは小泉進次郎センセイです。日本はますます滅亡に近づきますが、もし小泉進次郎センセイが総理大臣になってくれたら、その時は紛れもなく僕の時代だと思います。

■ 林伸明候補の主張

４年前は、それこそ真白リョウ（今回は大阪１２区で立憲民主党から立候補していた）なども立候補していましたが、今年は共産党の林伸明さんしか立候補しませんでした。共産党のおかげで無投票当選を防げているぐらいの勢いです。林伸明さんは、消費税５％へ減税、最低時給１５００円の実現、雇用を正社員に、二酸化炭素を３０年度までに５０～６０％削減、原発と石炭火力の新設ゼロ、選択的夫婦別姓の導入、痴漢ゼロの実現、男女の賃金格差をなくす、憲法９条を活かした平和外交の実現。核兵器禁止条約に署名、コロナ対策に全力を公約に掲げています。その主張はどれも間違えていないはずですが、まったく人気がありません。ポスターの顔が難しそうだということもあるかもしれませんが、何より「共産党だから」です。