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【選挙ウォッチャー】 海老名市長選2019・分析レポート。

秋の行楽シーズン、いつもだったら「サービスエリアのメロンパンが美味しい」みたいな話でキャッキャウフフな海老名市なんですが、今年はいつもと少し様子が違いました。穏やかな時間が流れる閑静なベッドタウンで行われた市長選と市議選に、「NHKから国民を守る党」というトンデモカルト政党が殴り込みをかけてきたのです。本来であれば、魅力的な2人の候補の中から「あの人はこんなことを言っている」「この人はこんなことを言っている」と政策を見比べ、自分が託したいと思える方に投票するだけの平和な選挙でした。どちらに投票したところで、そんなに大きく街が混乱することはない。ところが、何の前触れもなく、街に対する思い入れが微塵もない「そこに海老名市長選があったから」と立候補してくる、世間をナメまくりのクソ野郎が海老名市長選に立候補してきてしまったのです。海老名市には何の落ち度もなく、ただ運が悪く当たり屋に狙われてしまっただけ。とても可哀想なのですが、これは運命かもしれません。

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氏家 秀太 52 新 無所属(会社役員)
内野 優  64 現 無所属(海老名市長)
立花 孝志 52 新 NHKから国民を守る党

現職の内野優さんか、それとも1袋80円とベラボウに高いゴミ袋を廃止しようという氏家秀太さんか。何はともあれ「海老名をドバイに」と言っているアホよりはマシであることは言うまでもありません。この街はこの街で問題が山積みです。ゴミ袋もそうなんですが、TSUTAYA図書館も問題で、駅前と駅から少し離れた場所での格差も問題です。しかし、対抗馬の氏家秀太さんが絶妙なポンコツ加減を漂わせている上に共産党スタイルの選挙戦略を展開しており、この人にも任せておけない雰囲気があります。海老名市は誰が市長になっても政治的な課題は抱えたままになることでしょう。


■ 選挙期間中のキャバクラ豪遊がスベる

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どうせ当選することはないし、選挙期間中に名古屋のキャバクラに来てしまう破天荒ぶりを世の中の皆さんに見せつけることで、N国信者から「こんなに余裕をかませる候補者は他にいない! すごいぞ、立花先生! やっぱり天才や!」と大絶賛されることを想定していた立花孝志代表。自分のお金じゃないんだったら、ぜひともキャバクラで飲みたい、隙あらば「俺は女の胸が揉みたいんだ」の丸山穂高センセイも、立花孝志代表にちゃっかり同行し、隣についてくれたキャバ嬢と立花教の念仏である「NHKをぶっ壊~す!」を唱え、1本数十万円のシャンパンを入れていました。これらは一応、日本で一番売れているキャバ嬢をスカウトに来ているというテイなので、政党助成金でのお支払いが可能になるかもしれないのです。

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皆さんが汗水垂らして一生懸命納めた税金が、ご覧の通り、アホの豪遊に使われる構図です。税金が足らないからと花粉症の薬が全額自己負担になるというのに、このカスみたいな議員とカスみたいな国政政党の代表が名古屋で豪遊する税金はあるのです。ただ、NHKから国民を守る党の関係者たちは、イソップ上杉幹事長に代表されるように、たびたび「釣り」なるものを仕掛けてきます。実は今回も、立花孝志代表は「本当は支援者の男性が180万円以上(推定300万円以上)を支払った」と発言しており、「税金の無駄使いだと言ってた奴、ざまぁwww」とやりたかったんでしょうけど、NHKから国民を守る党に所属している時点でホームラン級のアホなので、丸山穂高という現職の国会議員が支援者から超高額の飲食費をオゴってもらったとなると「賄賂」になる可能性が高く、なんなら税金で払った以上に犯罪性が疑われるのは、現職の国会議員が支援者にオゴってもらう方なのです。つまり、税金で豪遊するのも議員のモラル的にはアウトだけど、支援者にオゴってもらう方が法的に完全アウト。丸山穂高センセイは骨の髄までどっぷりとクソなのです。

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それで、「NHKから国民を守る党」というのは、世の中のアホを信者にすることで議席を獲得し、政党助成金でウマウマするというツルセコビジネスをしています。社会でそこそこ活躍できるぐらいの知性や教養のある人ならば、こんなアホみたいなお金の使い方をするアホアホ政治家を見て「コイツらには絶対に1票入れない」となるのですが、世の中に存在する同じ周波数のアホは、これを見て頭の中で「キラーン!」ってなって投票してしまうのです。立花孝志代表は今、国会議員としての収入を失い、YouTubeの収入を失い、選挙に出れば供託金を没収されるレベルで人気のない無収入ニートのオジサンです。そんなオジサンにオゴってくれるというのですから、よっぽど心の広い人間か、よっぽど下心のある人間でしょう。下心があるとするなら、それはもしかすると立花孝志代表にではなく、現役の国会議員である丸山穂高センセイがメインかもしれません。いずれにしても、テーブルに並ぶ空瓶はアホの度数を証明しています。なにしろ、立花孝志代表は「既得権益をぶっ壊す」と言っているのです。しかし、政治にカラめて豪遊し、どこぞの社長にオゴってもらうことこそ「既得権益そのもの」です。こんなアホな飲み方をしている人間のことを、そろそろN国信者さえ信用できなくなってくると思うのです。皆さんもご存知だと思いますが、キャバクラで提供されるドンペリなどのシャンパンは、たいした原価ではありません。それを50万円くらいにして提供しているのです。そもそもキャバクラというのがそういうシステムなので、べつにボッタクリなわけではありませんが、この動画ではエンリケさんが50万円のシャンパンをプレゼントすると言っていますが、後ろでボーイさんが26万円のシャンパンを持ってスタンバイしています。キャバ嬢が50万円のシャンパンをプレゼントしてくれるというのに、26万円のシャンパンを断ることはできません。50万円のシャンパンの原価は良くても数万円だと思いますので、26万円のシャンパンを開けてくれれば、お店としてはまったく問題ないのです。

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どうやら立花孝志代表はこのカラクリに気づいているようで「怖い」と言っていますが、「俺は女の胸が揉みたいんだ」の丸山おっぱい穂高センセイは全然気にする様子がありません。中小企業のワンマン社長にオゴってもらうコバンザメ社員だったら「社長、楽しいっす!」で100点満点のリアクションなんでしょうけど、台風19号の被害に対してどう補償するのかも決まっていない段階で、現職の国会議員がコレなのです。思えば立花孝志代表が参議院議員になったあの日から、NHKから国民を守る党の行動は一貫してアホです。あれだけ「NHKの集金人の被害がー」と言っているのに、これまで一度も集金人の被害を防止するための対策らしい対策はしてきませんでした。コールセンターがあるとは言ってもシールを発送してもらえるように注文するぐらいで、実際のところ、たいして役に立つようなものでもありません。しかし、世の中にはたくさんアホがいるので、まだまだ立花孝志代表に投票してしまうような人たちは存在するのです。限りなくゼロに近いべきであると思うのですが、それでも一定の票は集めてしまう。全国の有権者の戦いはまだまだ続くのです。

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さて、名古屋ナンバー1キャバ嬢だというエンリケさんが、わざわざNHKから国民を守る党から立候補してくれるのかという話ですが、「99.9%ない」と思っています。もし立花孝志代表が300万円の供託員を用意してくれるというのであれば、売名のために立候補するまではあるかもしれませんが、国会議員になるつもりはないことでしょう。お酒を飲みながらお客さんを楽しませることで才能を発揮している人が、オッサンだらけの国会議事堂の中で、少なくとも決まった時間に座っていなければならないなんて、そんなの退屈すぎるに決まっています。ましてや4年間も同じような生活を過ごさないといけないなんて、それならキャバ嬢をやっていた方がよっぽど自由だし、よっぽど自分のペースで儲けられます。キャバ嬢として食っていくことができなくなったショボめのN国信者ならともかく、現役バリバリの第一線で活躍している人を国会議員にしようなんて、そもそも立花孝志代表の頭がどうかしているという話です。こんな奴はただキャバクラでカモられて終わりです。どうやらお金を出してくれる社長らしき人も一緒にいたようですが、たくさんシャンパンを入れていたので、一体、どれだけのお金がお店に流れたのか。丸山穂高センセイが最高に楽しそうだったのですが、僕たちはオマエの虚栄心を満たすために税金を納めているんじゃありません。とっとと同僚から嫌われるクソリーマンにでもなって、唯一の趣味がキャバ嬢にセクハラするぐらいのキモメンとして生きていけばいいと思います。


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