【選挙ウォッチャー】 東京都議選2021・北区選挙区レポート。
6月25日告示、7月4日投開票の東京都議選。北区は定数3だったのですが、自民、公明、共産の現職に、維新、都民Fの新人が殴り込みをかける展開となり、非常に面白い選挙区になっていました。僕はかねてからドブ板を重ねてきた日本維新の会の佐藤古都さんが当選するのではないかと見ていたのですが、あれだけ壮絶なドブ板選挙を繰り広げてなお、全然通用しなかったことには衝撃を受けました。できることをすべてやっても落選する時は落選するんだという、選挙の恐ろしさを感じる結果となっています。
山田 加奈子 49 現 自民党(都会厚生委員)
大松 成 60 現 公明党(党都議会局次長)
曽根 肇 69 現 共産党(元党都議団長)
佐藤 古都 33 新 日本維新の会(就労支援会社員)
林元 真季 25 新 都民ファーストの会(人材紹介会社員)
ちょうど1年前に行われた東京都議補選は、「ホリエモン新党」という建前のNHKから国民を守る党から「アベノマスクブラの女」こと、N国専属広報官の新藤加菜が立候補してきて、だいぶ選挙を荒らすことになったのですが、今年は選挙ゴロの存在もなく、平和な選挙となりました。ちなみに、アベノマスクブラの女が今、何をしているのかということが気になるところなのですが、N国党を卒業しただけで、あんまり変わらない生活をしていることがわかりました。もしかすると、あんな調子でひょっこりと区議選に挑戦してくる可能性はあると思っています。
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