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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#590)。

 大きな山が動きました。
 昨日、兵庫県の百条委員会の増山誠が「リハック」に出演し、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志に、秘密にする約束になっていた百条委員会の音声データを渡したことをゲロりました。
 そういう大切なことは「リハック」ではなく、きっちりと百条委員会なり記者会見なりでゲロるべきですが、アホが見る用YouTubeの「リハック」であれば無駄に追及されることもあるまいと思って、あえて「リハック」に出演してゲロっているのだと思います。
 最終的に人がお亡くなりになるような重大な事案に発展しているにもかかわらず、その原因を作った事実を公表するのに、バカが2人並んでヘラヘラしながら話している時点で、増山誠は政治家になる資質がないのだと思います。はよ一般人として生きろ!


■ 音声テープを流出させたのは増山誠

2022年の西宮市長選に立候補した際の増山誠(筆者撮影)

 かねてから怪しいと言われていましたが、尊師・立花孝志に「選挙が終わるまで公表しない」というルールになっていた音声テープを持ち込んだのが日本維新の会の増山誠であることがわかりました。
 どうして増山誠は、立花孝志に音声データを渡したのか。
 増山誠は「立花孝志を一つのメディアとして見ていたから」だといい、マスコミに渡すのではなく、立花孝志に渡すことで、この音声データをうまく料理してもらえると思ったようです。しかし、それは増山誠がバカで情弱だからであって、実際は、立花孝志に渡したことで「最悪の結果」に至っていると言えます。
 また、増山誠は「いずれ公開する予定のものを早く出しただけに過ぎないのだから問題ない」としていますが、公開時期が定められ、それまでは秘密にしておくと決まったものを、自分で公表するのではなく、立花孝志を使って、自分はあくまで匿名希望として流出させているのですから、ナンボもタチが悪いです。
 もし本当に県民に知らせるべきだと公益性を思うのなら、まずは自分のアカウントで流出させるところから始めるべきだと思いますが、自分のアカウントでは公表せず、匿名のまま、立花孝志に流出役を担わせているという点で、増山誠がやったことに正義なんてあるはずもないのです。
 これにより、なぜか立花孝志が「正義のヒーロー」のように扱われることになり、本当は「ただ不規則発言を制止しただけの普通のやり取り」であるにもかかわらず、わざとスキャンダルかのような錯覚を与える方法で拡散したのですから、だいぶ罪は重いです。議員辞職一択!

 そもそも立花孝志が「メディア」だとしても、立花孝志は「斎藤元彦を応援するための二馬力選挙をしていた候補者」です。そんな人物に音声データを渡し、同時にさまざまな情報提供を行ったとあらば、それは斎藤元彦を応援するための作戦でしかありません。つまり、この情報提供をもって、斎藤元彦との「二馬力選挙」が成立する可能性があるのではないでしょうか。

情報提供された3人の県議についてゲロっていた尊師・立花孝志(引用元リンク

 さらに、こうして増山誠がゲロった瞬間、尊師・立花孝志の中で「岸口実も増山誠もゲロったんだし、そうだとしたら、こいつもゲロっておこう」と情報提供された3人目として、白井孝明(維新)の名前を挙げ、「岸口実や増山誠が記者会見をするなら、白井孝明も!」とホザいていました。
 立花孝志がゲロらなければ、白井孝明は責任を問われなかったかもしれないのに、「ついでに」の精神で被害を拡大させる自称・ジャーナリストの立花孝志。こいつに「情報源の秘匿」という精神はまったくなく、「2人がゲロっているんだから、白井孝明もゲロっておかないと!」です。これだから極限のアホというのは恐ろしいのです。


■ 増山誠のゲロを受けてN国党のリアクション

増山誠が悪者っぽくなっているのを見て、奥谷謙一委員長を責める立花孝志(引用元リンク

 アホの子のためのYouTube番組「リハック」に出演し、増山誠がゲロったことを受け、尊師・立花孝志は「このままでは増山誠が悪者みたいになってしまう」ということで、緊急で動画を回し、すべての責任は奥谷謙一委員長にあるとして、また犬笛を吹いていました。

岸口実と増山誠を擁護して「本物の政治家」だと称える洗脳豆坊主こと浜田聡(引用元リンク

 一方、「洗脳豆坊主」こと浜田聡は、立花孝志に情報を流出させ、立花孝志にデマを流させた岸口実や増山誠のことを「本物の政治家」と称え、アホのN国信者たちの脳味噌をユンユンさせていました。
 しかし、立花孝志にデマを流させた戦犯の3人が実名で明らかになったことで、いよいよ大手メディアたちも一斉に動き出しています。最も重たい責任のある立花孝志は野放しのままですが、「維新のアホ3兄弟」となっている岸口実、増山誠、白井孝明については、これから関西を拠点に活動している腕利きのジャーナリストの皆さんが鬼詰めすることでしょう。


■ 大津綾香を個人破産させようとして失敗

 兵庫県知事選をめぐる「二馬力選挙」「デマ」について、詰められている真っ最中の尊師・立花孝志ですが、こうした批判の矛先を少しでも他に向けようと、また大津綾香党首を攻撃。「みんなでつくる党」に続き、大津綾香党首個人を破産しようとして、こんなツイートをかましていました。

立花孝志が借り、立花孝志が使った借金で、大津綾香党首を破産申立(引用元リンク

 幾重にも頭がおかしいのですが、立花孝志が借り、立花孝志が使い、立花孝志が返済不能に陥った借金を、新代表の大津綾香党首に押し付け、あげく大津綾香党首を個人破産に追い込もうとする、きょうび、ヤクザでもやらないことを本気でやってくる反社会的カルト集団の尊師。

大津綾香個人の破産決定の可能性が高いとホラをこく尊師・立花孝志(引用元リンク

 結果を待ち切れず、大津綾香党首が何か発表していないかと覗いてみたものの、特に発表しているものがないので、「破産決定の可能性が高い」と脳内変換するアホのオジサン。ちなみに、この脳内変換が原因で、元県民局長や竹内英明県議に対する誹謗中傷が激しいことになっています。

大津綾香党首が記者会見を中止した理由を脳内変換するアホの尊師・立花孝志(引用元リンク

 尊師・立花孝志の脳内ストーリーはどんどん進み、当初、司法記者クラブで予定していた記者会見を中止したのは、「破産されたから」だと信じるようになりました。
 ところが、実際はどうして記者会見を中止したのかと言えば、つきまといの疑いで書類送検されているゲロキモストーカー野郎の立花孝志が、記者会見に凸をすると宣言したことが原因です。

記者会見に凸宣言をする「つきまとい」で書類送検された身の尊師・立花孝志(引用元リンク

 中止になった理由は、紛れもなく、このツイートです。
 司法記者クラブには、各新聞社や通信社の方々が詰めていますが、意外と女性記者も多く、こんな所に立花孝志が乱入してきて、大暴れでもしたら面倒臭いです。ましてや立花孝志はルールに逸脱して、動画を回しながら乱入する可能性があり、記者たちの取材活動そのものが脅かされる可能性があります。
 こうしたことを受け、司法記者クラブ側と協議をした結果、やはり立花孝志が凸するようなことになると迷惑がかかり、取材に来てもらおうにも記者の安全を確保できないということで、わざわざ別の場所をレンタルし、会見が一時中止になりました。
 立花孝志には自覚がないと思いますが、いまや立花孝志は「ヤクザ」と同等の扱いになっています。記者会見を「ヤクザが荒らしに来る」と予告されたら、それは中止になって当然です。今、僕がいろいろな一流どころのジャーナリストの方々からビックリされているのも、「あんな奴らとゴリゴリにやり合ってたんですか?」と思われているからで、ほぼヤクザと同じものと考えられているからです。
 本当は、立花孝志が凸宣言をしたから「安全を確保できない」として中止されているわけですが、立花孝志は脳内でストーリーを作り上げ、大津綾香党首が破産したと信じて疑わなくなりました。
 しかし、現実はいつもこうです。

大津綾香党首個人の自己破産は「却下」だったアホの尊師・立花孝志(引用元リンク

 立花孝志が借り、立花孝志が使い、立花孝志が返済不能に陥った借金を新代表の大津綾香党首に被せ、政党を自己破産させることには成功した立花孝志でしたが、大津綾香党首個人を破産させるのは、さっぱり意味がわからないので、「却下」という門前払いです。
 直前まで「大津綾香が破産してるはずだ!」と大騒ぎしていたくせに、いざ蓋を開けてみたら「却下」です。クソだっせぇなぁ! 


■ N国党→大津綾香党首の裁判

 2月20日は、昨年7月の東京都知事選で、立花孝志らが大津綾香党首の名誉毀損ポスターを貼り散らかしたことについて「名誉毀損」だと指摘したことが名誉毀損だと訴えてきた尊師・立花孝志の裁判の判決がありました。
 この日は、東京地裁516号法廷で13時10分から判決があったのですが、珍しく「発覚部屋」が弟子を連れて傍聴に来ており、さらに、伝書鳩として越智寛之が来ていました。
 時間ピッタリに裁判が始まると、さっそく判決文が読み上げられ、判決は原告の請求を棄却するというものでした。つまり、立花孝志の敗訴、大津綾香党首の勝訴です。なお、裁判費用はすべて原告(立花孝志)の負担です。
裁判はわずか10秒ほどで終了となりました。
 裁判が終わると、さっそく「発覚部屋」が尊師・立花孝志と同じく「裁判所」と書かれた看板の前でYouTubeを配信。「完全にふてくされている」などとホザいていたので、「負けたな、負け、負け!」とヤジりながら帰ることにしました。「どうでもいいわ、そんなもん!」と言っていましたが、ふてくされとるがな!
 ちなみに、13時20分からはGoogleが大津綾香党首を訴えたとされる裁判が予定されていましたが、予定されていた619号法廷での裁判はありませんでした。「発覚部屋」のメインディッシュはコレだったのではないかと思いますが、もしかしたらGoogleが取り下げました。「発覚部屋」の住所と名前が発覚するまで、時間の問題ではないでしょうか。
 さて、裁判を傍聴しただけでは、この裁判がどれだけの破壊力を持った判決になっているのかを知ることができません。しかし、記者会見に出席したことで判決文を手に入れることができましたので、N国マガジンで判決文を解説をします。お楽しみに!


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

千葉県知事選の供託金を集めるため、再び借金を募集している立花孝志(引用元リンク

 ここ最近、立花孝志はN国信者から「借金」という名の「お布施」を集めようとしています。無期限・無利息・無担保でお金を貸してほしいと言っていますので、返済実績がないことからしても、これは事実上の「寄付」だと思いますが、「寄付」ではなく、あくまで「借金」というテイを取ることで多くのお金を集めようとしています。
 しかし、実質的な「政治の寄付」を集めるために、Googleドキュメントを利用したため、通報が殺到してBANになりました。さらに、別の似たようなシステムを使って寄付を集めようとしましたが、これもまたBANになったため、実は、立花孝志の資金集めは難航しています。
 なぜか潤沢にお金がある「政治団体Q」の黒川敦彦と異なり、本家の「NHKから国民を守る党」は千葉県知事選に立候補するための供託金300万円をはじめ、ポスター代や選挙カーのガソリン代などを捻出できるかどうかが怪しくなりつつあります。千葉県知事選の告示日は2月28日なので、実質的に1週間ほどしかありませんが、果たして、立花孝志は300万円の供託金を集められるのでしょうか。兵庫県知事選で目立つようになり、大量の新参N国信者が発生しているので、300万円ぐらいなら集められるのではないかと予想されていますが、2回にわたってフォーマットがBANされていることから、最終的に千葉県知事選に立候補できない可能性が残されています。
 なお、千葉県知事選に立候補できた場合には、少なくとも3月16日まではシャバにいる可能性が高いことを意味します。逆に、お金を集められなかった場合には、いろんなことが始まるかもしれません。

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