【選挙ウォッチャー】 舟形町長選2024・分析レポート。
1月30日告示、2月4日投票で、山形県の舟形町長選が行われました。
本来、ここには現職の森富広さんしか立候補してこない算段だったのですが、2期連続となる無投票当選が見込まれることを察知した「公金チューチューバカ」が、次なる「狩場」として狙ってきたため、まさかの選挙戦に突入することになりました。
健全な民主主義を保つためには、なるべく無投票当選ではなく、現職よりも良い市政運営をすると意気込む人が続々と立候補してくる方が良いのですが、今回、立候補してきた小西彦治は、舟形町のことなんて何も考えておらず、たた単に「選挙で供託金没収ラインを超え、ポスター代やチラシ代などを請求してメシウマする」ことが目的となっています。つまり、「選挙」が金儲けの道具に使われているので、動機が不純である以上、これは「民主主義に対する冒涜」であると重く受け止め、小西彦治が立候補する選挙は必ず取材するようにしています。
どこの自治体でも、現職に対する不満というものは多少なりともあるのではないでしょうか。除雪車が遅いだけでも文句は出ると思うので、何でも完璧な市長や町長はいないと思います。が、少なくとも「選挙を使って金儲けすること」が目的となっているバカよりは、圧倒的にマシであるということは、皆さんに伝えておかなければなりません。
小西彦治は、全国各地の無投票当選になりそうな自治体を狙っては、供託金募集ラインの得票率10%を超えることで、公費で賄われるポスター代やチラシ代を、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の元党員だった友達に発注し、満額請求する方法で「選挙を使ったビジネス」をしているのです。それもこれも立花孝志が及ぼす悪影響ですが、これには厳しくノーを突き付けなければ、模倣する人が現れてしまいます。
■ 舟形町長選・選挙ボード解説動画
■ 小西彦治の主張
小西彦治は、公金チューチューバカです。
なんと、今年に入って早くも3回目の選挙で、1月21日の須坂市長選に
始まり、1月28日の川越町長選、2月4日の舟形町長選と、3週連続となる立候補です。
正直、こんなに節操なく、全国各地の無投票当選になりそうな所を片っ端から立候補している奴に、何か一つでも期待できることがあるのかという話ですし、小西彦治はポスターを貼る以外の活動らしい活動はしていませんので、自分のことを有権者の皆さんに認めてもらおうという気持ちは1ミリもありません。ただの「公金チューチューバカ」です。
昨年9月の松坂市長選から始まり、驚異的なペースで立候補を重ねている小西彦治ですが、その勝率は異常に高く、ここまで候補者が3人になってしまった時津町長選を除き、一騎打ちの選挙では、しっかりと得票率10%の壁を突破することに成功しています。
そして、ほぼ毎週のように選挙に立候補しているので、いちいち選挙ごとにポスターを作っているのでは効率が悪く、公約の部分だけを新たに作って貼り直すのでは面倒臭くてしょうがないので、どうやら今年からポスターは共通のデザインになったようです。
なんと、先週の川越町長選で貼られていたものと、まったく同じものが採用されていることがわかりました。金城ガンヂさんも検証していますが、書かれている文字はまったく一緒です。つまり、この選挙のためにポスターをちゃんと発注しているのかどうかが怪しくなります。
印刷物は、一度に大量に発注した方が安くなります。なので、一度に大量に印刷しておいて、あとから小出しにする方法を取れば、より利益が大きくなると考えられます。このあたりは一度、小西彦治を直撃して聞いてみる必要があります。
ちなみに、川越町長選と同じポスターが使われているので、例えば、町長の退職金が1期4年で1500万円というのは正しいのかという話になりましたが、舟形町に確認したところ、税引き後の手取りの金額という意味ではほぼ1500万円ぐらいであることが確認されましたので、ポスターに書かれている金額は、大きく間違っていないことがわかりました。
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