【選挙ウォッチャー】 新座市議選2020・分析レポート。
2月9日告示、2月16日投開票の新座市議選については、皆さんにちゃんとお届けしておかなければなりません。かねてから警告していた通り、定数26に対して30人しか立候補しなかったため、落選するのがたった4人。こうなってしまうと「反社会的カルト集団」であるNHKから国民を守る党の候補者が当選してしまう確率が非常に高くなり、税金が無駄に使われることになります。
新座市は、やたら「保守系無所属」を自称する人が多く、公明党や日本共産党がそれなりに勢力を保っている不思議な街なのですが、4年前には大阪維新の会から立候補していた塩田和久さんが当選しているように、だいたいの人は立候補すれば当選できる街であると言えるかもしれません。なお、立憲民主党や国民民主党からの候補者は存在しません。NHKから国民を守る党が当選するのですから、立憲民主党あたりも候補者を立てれば当選したと思いますが、支部を作って地元から掘り起こしていこうというベーシックな戦略を立てられていないので、野党第一党の立憲民主党が大きくなることはあまり期待できないかもしれません。
■ NHKから国民を守る党が当選してしまった
いよいよ政党支持率が0.0%になり、急速に信者離れを起こしているNHKから国民を守る党。平塚正幸さんをめぐる内部分裂に続き、今は尾崎全紀さんをめぐって内部分裂が起こっており、中央区議の二瓶文徳さんに対する脅迫事件に続き、不正競争防止法違反、威力業務妨害容疑などで取り調べを受けたばかりか、家宅捜索まで入られているのですから、いくらNHKのスクランブル化を訴えるにしても、こんなに反社会的な団体に頼る必要があるのかということに、さすがのN国信者も気づき始めています。なので、今度の衆院選でNHKから国民を守る党が議席を獲得する可能性は、僕が桐谷美玲ちゃんと結婚する確率よりも低いと言えます。ちなみに、僕が桐谷美玲ちゃんと結婚する確率は、隕石が頭に直撃して明日死ぬ確率よりも低いので、0%と言っても差し支えがないと思います。なので、国政政党として勢力が大きくなってしまう可能性はないのですが、地方政党としては拡大の余地があります。それは幸福実現党でさえ確実に勢力を拡大しているように、今回の新座市議選でも落選する人がたったの4人なので、うっかり当選してしまうことはあるのです。
小野澤健至さんは、新座市議選に当選するために、かなり前から着々と準備をしてきました。NHKから国民を守る党は選挙にどれくらい本気になるのかを「松竹梅」で表しており、この新座市議選は「松選挙」という最高ランクのものでした。NHKから国民を守る党は「選挙にお金をかけない」ことをウリにしていますが、お金をかけてポスティングしたり、大量の人を投入したりして、本気で勝ちにいくための戦いを繰り広げていたのです。ただ、小野澤健至さんが当選を果たしたのは、お金をかけてちゃんと戦ったことも勝因ではありますが、そもそも新座市がN国信者の多い街であることも書いておかなければなりません。
僕の事前の予想でも、唯一、新座市議選だけが当選確実となっていて、それ以外の地域ではことごとく落選すると予測しています。なお、4月にはNHKから国民を守る党の候補者が続々と地方選に立候補してくる予定になっていますが、今のところ、当選確実となっているところはありません。先日の家宅捜索や内ゲバ騒動でN国信者にすら愛想を尽かされているところを見ると、全滅する公算が大きいと考えます。詳しいことは「N国マガジン・1月号」をチェックしていただきたいと思いますが、ここまでNHKから国民を守る党の当落予想は、ことごとく当たっています。
今回の新座市議選で当選するのは、選挙をやる前から分かっていたことではあります。ただ、ろくすっぽ仕事をする気がないNHKから国民を守る党のカルト信者を議員にしたところで、税金の無駄であることは間違いありません。そもそもNHKから国民を守る党に所属してしまうぐらいにセンスのないオジサンが議員をやったところで、何か一つでも街にとって良いことがあるはずもなく、こんなカルト団体に何かを期待してしまうなんて「情弱の極み」です。
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