【選挙ウォッチャー】 茨城県議選2022・水戸市&城里町選挙区レポート。
12月2日告示、12月11日投票で、茨城県議選が行われました。
この水戸市・城里町選挙区は、定数6に対して10人が立候補。例年より候補者の数が多く、なかなかの激戦となりました。今年は前回トップ当選だった水戸市長の息子の加藤明良さんが参院選に立候補したため、自民党の公認候補が物理的に3人から2人になっているのですが、自民系無所属の候補者たちが「我こそ」と立ち上がり、この激戦に至っています。
一方、立憲民主党と共産党は、それぞれ現職が立候補していますが、乱戦となったため、果たして議席を守れるのかというところが、この選挙の見どころとなっています。
自民系無所属の乱立に加え、この選挙をさらに面白くしているのが、日本維新の会の美人候補です。今回、日本維新の会は、水戸市や牛久市などに候補者を立て、初の議席獲得を目指しています。
玉造順一さんと江尻加那さんは、茨城県では珍しい「脱原発」を目指す議員です。茨城県には「東海第二原発の再稼働問題」が横たわっており、日本を滅亡させる原発の再稼働を止められるのかどうかが問われています。日本の命運を握っている選挙であり、選挙ウォッチャーとしては取材しないわけにはいかない選挙区でした。
■ 大関修右候補の主張
大関修右さんは、地元ではそこそこ有名人です。かつて大相撲で活躍していた「水戸泉」の後援会長で、現在、水戸泉は「錦戸部屋」を開き、親方となっていますが、部屋の戦績は不振で、幕内に前頭15枚目の水戸龍がいるだけとなっています。
2016年の週刊誌の記事によると、10代錦戸親方(水戸泉)が、ものすごく若くてベッピンさんの22歳年下のオペラ歌手の彼女と結婚したことをキッカケに後援会を辞めたというエピソードがあり、「部屋の存亡がかかっている時に、イタリアの嫁に金銭を費やしている場合ではない」と危機感がないことに激怒したそうです。
もともとは会社の社長で、演歌歌手としてCDも出していますが、地元では「会社の前が強烈な悪臭を放っている」ということで有名で、グーグル先生に聞いても、名前の後に「臭い」という単語が出てきてしまうほど。地元ではまったく人気がない人物です。
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