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【選挙ウォッチャー】 宜野湾市長選2022・分析レポート。
9月4日告示、9月11日投票で、沖縄県の宜野湾市長選が行われ、4年前とまったく同じ顔触れの選挙となりました。宜野湾市は、言わずと知れた普天間基地のある自治体で、沖縄県知事選と同日選挙で、しかも、その沖縄県知事選には前宜野湾市長の佐喜真淳さんが立候補している関係で、県知事選との結びつきが強いという特徴があります。
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松川 正則 68 現 自民・公明推薦
仲西 春雅 61 新 オール沖縄推薦
4年前の宜野湾市長選では、そこそこ差のついた結果になりました。なので、逆転するのは容易なことではなく、下馬評では、現職の松川正則さんが有利なのではないかと見られていました。ところが、選挙も終盤に差し掛かる頃に、仲西春雅さんが横一線の激戦になっているという情勢調査が発表されて、逆転の可能性に期待が膨らみました。
ところが、蓋を開けてみれば、まったく通用していなかったというのが現状でした。どうしてこうなってしまったのか、改めて検証と解説をしたいと思います。
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