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【選挙ウォッチャー】 富士見市議選2021・分析レポート。

3月21日告示、3月28日投開票で、埼玉県の富士見市議選が行われました。定数21に対して25人が立候補する選挙だったため、落選するのはたったの4人です。選挙公報などを見る限り、ポンコツの数はそれ以上いたので、もっとたくさんの人に立候補してもらわないと、競争力のない選挙では仕事をしなくても大丈夫だと思われてしまいます。より多くの人が政治に関心を持って立候補してくれるような環境が整わないと大変です。さて、このレポートは1本あたり100円で読めるなまはげパックに含まれています。もしよければ、新聞感覚で2週間以上楽しんでみてください。過去に発売されたものも読めます。

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さて、本当はじっくり取材をしたかったのですが、選挙ポスターの写真を撮るぐらいで終わってしまった選挙になりますが、今回はそれでも十分だったのではないかと思います。というのも、最大のポイントは、富士見市で日本維新の会が議席を取るのかどうか。現職が今年の選挙を前に「維新」に転身することになったので、新人よりはアドバンテージがあるのですが、当選するのかどうかが気になりました。

ちなみに、昨年7月の富士見市長選にも、ポスターの写真を撮りに来ていましたので、市長の話も書いています。あの頃は新型コロナウイルスの第2波が来ていたのですが、波はどんどん大きくなっており、今年は去年よりも明らかに状況が悪化しています。


■ 首都圏での地獄は避けられない状況にある

日本全国の選挙を見に行く「選挙ウォッチャー」にとって、新型コロナウイルスの感染状況は切っても切れません。「選挙を見ること」は、近代の民主主義国家に生きる人間にとっては欠かせない仕事であるため、ある意味、エッセンシャルワーカーだと思っていますが、それでも僕自身が感染することは避けなければなりません。現在の予測を見てみると、都内の飲食店では食事をする人の姿がなくなっていないことから、現在は大阪や兵庫を中心に広がっている地獄が東京や千葉、神奈川などでも広がる可能性があると見ています。新型コロナウイルスが「空気感染である」ということが知られていないために、多くの人が危険な環境下に身を置いているため、感染の広がりは止まらないだろうと予測しています。大阪で感染を爆発させている変異株が東京に入り、だいたい1ヶ月ほど遅れて同じ状況になることは避けられないと考えられるため、今の小池百合子都知事がやっている禁酒や消灯では抑え込むことができないことから、東京でも既に同じようなことが起こりつつありますが、おそらく大阪と同じか、もしくはそれ以上の新規感染者になることは避けられないと思います。小池百合子都知事が覚醒してハードロックダウンをして抑え込む可能性がゼロだとは言いませんが、そんなことをしたら小池百合子さんが経済界から袋叩きにされてしまうため、このまま中途半端な感染防止策を続け、日本でも医療崩壊・社会崩壊が起こり、中途半端な感染防止策に対する補償も見込めないため、無能な麻生太郎が解散総選挙までは財務大臣であり続けることを考えると、「もうダメだ」ということになるのではないかと考えています。僕が放送作家を辞めるキッカケとなったのは福島第一原発事故が「これから爆発する」ということを知り、どうにか止められないかとは思ったものの、そのまま爆発したことです。爆発したニュースはほとんど放送されず、あれだけ多くの放射能が東日本に降り注いだにもかかわらず、「大丈夫大丈夫」という作戦が展開されたことです。今回もまったく同じ構図で、しかし今回に至っては「防ぐ方法はいくらでもある」にもかかわらず、総理大臣や厚生労働大臣を筆頭に、知事や市長がバカだから起こっている「人災」です。例えば、僕に人気があって、僕の発言に影響力の一つもあったら、この日本の状況を変えられたかもしれないけれど、そうなることができなかったのは、僕自身に能力がなかったからだと痛感しています。原発事故の時よりも自分に能力がなかったことを感じていますが、それでも諦めるわけにはまいりません。これから東京でも地獄が広がることは避けられないという未来を前提に、これからの取材活動をどうしていくべきかを考えたいと思います。


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