【選挙ウォッチャー】 8000万円の詐欺既遂疑惑についての公開質問状。
11月8日に「みんなでつくる党」の大津綾香党首が、知らない間に8000万円の支払督促が出され、通知もなく、差し押さえの仮執行の寸前まで行っていたことを報告。
これまでも数々の不法行為に及び、懲役2年6カ月・執行猶予4年に処されている立花孝志ですが、これはさすがにアウトすぎるため、「みんなでつくる党」からプレスリリースが出されてからというもの、N国ウォッチャーたちは大騒ぎになっています。
先日、私人逮捕系YouTuberの煉獄コロアキが逮捕され、いよいよ「監獄コロアキ」になったと話題になっています、元祖・私人逮捕系YouTuberの立花孝志が監獄に行くのは、一体、いつでしょうか。
■ 立花孝志、逃げる
11月12日に小美玉市議選が告示され、定数20に対し、23人が立候補しました。その中には「小美玉新党」という名の「ステルスN国党員」の渡部亜衣という女性がいて、羽鳥駅で行われた第一声には「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志がやってきました。
渡辺亜衣は、故・安倍晋三が地盤としていた山口4区の衆院補選に、仲が悪くなってしまった黒川敦彦の代打として立候補したことがあるゴリゴリのN国信者です。現在は堀江貴文が経営に携わる「小麦の奴隷」というパン屋で働いています。
まさか尊師・立花孝志が直々に来るとは思いませんでしたが、8000万円の詐欺既遂疑惑について質問する千載一遇のチャンスだったので、立花孝志を直撃しようとしました。ところが、僕の顔をめっちゃ不安そうに見ながら、まだ街頭演説の途中だったのに、立花孝志はそそくさと車で逃走。ところが、いつも詰めが甘い立花孝志なので、どこかに行ったと見せかけてロータリーを1周しただけだったところをしっかり目撃しており、ロータリーの端っこで、こっそり待機していた立花孝志を直撃!
さっそく質問を試みるも、8000万円の詐欺既遂疑惑の話に及ぶと、慌ててギアをガチャガチャし始め、「もうええわ!」と言って、逃げるように走り去ってしまいました。
これまで「どんなに都合の悪い質問にも答えるのが政治家だ!」と豪語していた手前、これではさすがに格好がつかないと思ったのか、最後に「文書でくれれば回答する」と言い放った立花孝志。そこで、この8000万円の詐欺既遂疑惑には、ぜひともご回答いただきたいので、公開質問状を作って送ることにしました。本日は、その公開質問状をアップします。
■ 8000万円詐欺既遂疑惑の公開質問状
令和5年11月13日
質 問 状
政治団体NHKから国民を守る党
代表 立花孝志 殿
選挙ウォッチャーちだい
以下の質問に対してご回答いただけますようよろしくお願いいたします。なお、回答の方法は、広く国民に公開する趣旨で貴殿が運営するユーチューブチャンネルもしくはX(旧ツイッター)の貴殿のアカウントにおいて、公表してください。
また、併せて貴殿が認識している私の住所地に郵送で回答書を送る場合には、不在でも受け取ることができるようレターパックライトもしくは普通郵便で送付されますようよろしくお願いします。
貴殿が代表取締役と務める立花孝志ひとり放送局株式会社(以下「本件会社」といいます。)から政治家女子48党(当時、以下「本件政党」といいます。)に金8000万円が貸付されたとされ、当該債権について支払督促を利用して債務名義が取得されています。
本件会社から本件政党へ金8000万円は実際に資金移動をしていますか?資金移動をしている場合、その「年月日」と「本件政党のどの口座(銀行名・支店名)へ着金させたのか」をご教示ください。
本件会社による上記支払督促申立書は本件政党の当時の本部所在地である
千葉県船橋市のマンションに送付されているはずですが、これを受領したのは神谷幸太郎氏ですか?また、同マンションに居住していた本件政党職員が受領したと思われる上記支払督促申立書の副本は現在誰が保管しているかをご教示ください。令和5年4月7日、貴殿が主導して齊藤健一郎参議院議員が本件政党の代表者変更の登記申請をしています。その後、貴殿は「法務局から登記申請の取り下げを求められている」と発表しながら、少なくとも当該発表から数週間登記申請を取下げず同年6月26日まで本件政党の登記はロックされております。債務名義取得後の本件会社による金8000万円の差押手続と、法務局の指導に従わず長期間本件政党の登記をロックさせたことに関連性はあるかをご教示ください。
貴殿は「本件政党に貸付をした多数の債権者を保護することが最優先ある」旨繰り返し動画で述べていますが、「水面下で貴殿が代表と務める本件会社が、他の債権者に先んじて金8000万円ものお金を回収しようとしていたこと」との整合性をご教示ください。
上記支払督促による債務名義の取得及び本件政党への8000万円の預金差押手続については、齊藤健一郎参議院議員の同意のもと行っているか否かをご教示ください。
改めて別紙添付書類目録記載の資料を送付いたします。同資料は私が第三者より情報提供と共に譲り受けたものですが、これら資料が「本件会社の資料」で間違いないかご教示ください。
貴殿におかれましてはご多忙と存じますが、ご回答のほどよろしくお願いい
たします。
以上
別紙
添付資料目録
立花孝志ひとり放送局株式会社第1期(平成24年9月7日から平成25年3月31日まで)決算報告書
同社第2期(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)決算報告書
同社第3期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)決算報告書、確定申告書、勘定科目内訳書、決算補助明細書等
同社第4期(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)決算報告書、確定申告書、勘定科目内訳書、決算補助明細書、定時株主総会議事録等
同社第5期(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)決算報告書、確定申告書等
同社第6期(平成29年4月1日から平成30年3月31日まで)決算報告資料
同社第7期(平成30年4月1日から平成31年3月31日まで)決算報告書
同社第8期(平成31年4月1日から令和2年3月31日まで)確定申告書
以上が、今回の公開質問状の内容です。
尊師・立花孝志は、10日の記者会見で、この8000万円の支払督促はあくまで齊藤健一郎が代表であることを前提にしたものだと釈明をしましたが、その支払督促の訴訟を提起した際に、被告となる債務者として「政治家女子48党 同代表者 大津綾香」と書いていたはずです。
また、裁判をする際に必要な「履歴事項全部証明書」を添付しているはずですが、そこにも明確に党の代表者が大津綾香だと書いてあるはずで、齊藤健一郎の名前はまったく出てきません。まったくもってデタラメな説明をしているようにしか見えませんが、尊師・立花孝志の回答を待ちます。
なお、この公開質問状は11月14日12時01分に、立花孝志ひとり放送局株式会社に届いたことが「レターパック」の追跡機能により、判明しております。なので、11月24日までにご回答なき場合には、立花孝志ひとり放送局株式会社の内部文書と見られる資料を公開する予定です。
■ ステルスN国党員の出馬ラッシュ
いまだ「NHKから国民を守る党」が、物の善悪の判断がつかない「反社会的カルト集団」であるということが多くの人に伝わっていないこともあって、11月12日の海老名市議選では、三宅紀昭が再選を果たしてしまいました。
これまでも春日部市議選で酒谷和秀、松戸市議選で中村典子、荒川区議選で夏目亜季らが再選しているほか、厚木市議選で岩崎一弥、柏市議選で渡辺晋宏らが当選しており、仕事をしない、もしくは、仕事をしたとしても街を悪くする方向に働くという、悲惨な状況が続いています。
皆さんに知っていただきたいのは、こうした尊師・立花孝志が繰り広げる数々の不法行為や迷惑行為を「笑って見ていられる極限のアホ」が、「NHKから国民を守る党」の党員たちです。本当に物の善悪の判断がつかない人たちなので、そんな人間たちが政治をやったらどうなるのか。より住みづらい町が出来上がるだけです。
なので、絶対に投票してはいけないわけですが、最近は「NHKから国民を守る党」と言ってしまうと落選するため、党名を隠し、ステルス作戦で皆さんの町にやってきます。意外と数が多いので気を付けてください。
この中で、最も当選する可能性が高いのは、桶川市議選に立候補している渡辺まや。半年以上前からドブ板的な政治活動を継続しており、N国党員の空気が感じられないことから、完全な無所属の頑張り屋さんだと勘違いしてしまう人が続出しそうです。
しかし、幽霊党員っぽい感じはあるものの、N国信者同士のネットワークによって選挙に立候補しており、政治の世界に足を踏み入れる動機となっているのは、間違いなく「NHKから国民を守る党」です。
同日に行われる小美玉市議選に立候補している渡部亜衣も、当選の可能性があります。3人しか落選しない選挙で、他にも弱そうな候補がいることに加え、若い女性の候補が少なく、間違えて票が入りそうです。第一声で立花孝志や浜田聡が入っていることからしても、ゴリゴリのN国信者なので、やはり絶対に投票してはいけません。
来年になっても、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」のN国信者たちが立候補してくる見込みです。「さ党」なるものを作り、日本保守党界隈をウロウロしている佐藤沙織里にも要注意です。
引き続き監視してまいりますが、何の総括も反省もない状態で立候補してしまうアホは、絶対に政治家にさせてはいけません。永久に監視していかなければならないと考えています。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
なぜ立花孝志のお金は、いつもグチャグチャなのか。
それは立花孝志が「党」「会社」「個人」のお金を、それぞれデタラメに管理しているからです。本来はそれぞれで分離・独立していなければならないはずのお金が、すべて「立花孝志のお金」となり、税金で豪遊が続けられてきました。
立花孝志の理屈では「公表すれば何に使ってもいい」となり、「キャバクラに使おうが、ソープに使おうが、こういうことに使っていると公表しても当選するのであれば、それは国民が認めているということだ」というロジックを展開しており、N国信者たちは全員、この意見を支持しています。物の善悪の判断がつかない極限のアホだからです。
しかし、実際に公表されているものは一部に過ぎず、本当にヤバいものは非公表のまま、大津綾香党首にも引き継がれず、説明もありません。それでいながら「自分たちは日本で最もお金にクリーンな政党だ」と豪語し、それを信じる極限のアホが投票し、さらに、N国党の正体を知らない情弱たちが投票し、当選しています。
なぜ日本は衰退しているのか。それは、こういうバカを余裕で当選させてきたツケが、今になって皆さんのところに回っているからだと言わずにはいられません。半分は有権者たちの自業自得なのです。今、それが最も酷い状態で可視化されているのが大阪ですが、N国党を当選させている地域も似たような状態にあります。
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