【選挙ウォッチャー】 相模原市議選2019・中央区レポート。
相模原市では、神奈川県知事選、神奈川県議選、相模原市長選、相模原市議選のクワトロ選挙となっていて、大阪市と同じことになっていました。そして、この相模原市は日本第一党が緑区、南区、中央区のすべてで候補者を擁立するという重点地域になりました。ヘイト政党に所属する人間を簡単に議員にして良いはずがなく、相模原市民の良識が問われていたわけですが、結果は無事に全員落選となりました。
中央区の定数は17ですが、25人が挑戦してくる混戦になりました。落選者は8名です。候補者がたくさんいれば、それだけ当選が難しくなりますので、日本第一党にとっては逆風です。緑区、南区ともに全然票を取れずに落選しているわけですが、中央区はどうなのか。ここでは古澤慎悟が立候補してきましたが、なかなか無残に負けているので、これを肴に酒が飲めます。
■ 日本第一党にはカウンターが有効である
日本第一党のようなヘイト政党に対抗するにはどうしたらいいのか。これは間違いなくカウンターだと思います。かつては「しばき隊」といった人たちがいましたが、やはりヘイトには「何やってるんだ、オマエ!」と言っていくことが最大に効果を発揮すると思うのです。これは全国のいじめられっ子にも言っておかなければなりませんが、いじめられないためには「面倒臭くなる」というのが最善策です。ヘイト野郎どもは、言ってしまえば、いじめっ子と同じであり、こうしたイジメを止める方法はただ一つで「面倒臭くなる」です。人間誰しも面倒臭いのは嫌です。ヘイトをするたび、面倒臭い人たちがワラワラと湧いてきて、いちいちカウンターをされるのは日本第一党のメンバーにとっては憂鬱です。もしカウンターがなかったら、もっと自由にヘイト三昧ができただろうに、面倒臭いから自由にヘイトができない。自由にヘイトができないというストレスを感じながら、それでもヘイトをやろうとしてくるわけですが、日本第一党を中心とするヘイト活動の数は、かつてよりは少なくなってきたような気がします。どこに行ってもカウンターが湧いてきてしまうので、面倒臭いぐらいだったらやらない方がマシになるのです。人権を侵害するものに自由はありません。人を殺す自由も、他人の物を奪う自由もないように、人種差別をする自由も存在しません。だから、どこからともなく湧いてきてヘイトにカウンターするというのは、とっても大切なことなのです。
実は、杉並区議選でも日本を代表するヘイト議員でお馴染みの杉田水脈に応援を頼んだポンコツがいて、ここに大量のカウンターが集結しました。杉田水脈は大量に集結したカウンターに引くことなく、警察に守られながら予定通りに演説をして、さらには笑顔を浮かべる余裕ぶり。完全に頭がおかしいとしか言いようがありませんが、こんな頭のおかしい議員に応援演説を依頼するとどうなるのかは示されることになりました。外国人にしろ、LGBTにしろ、こうした発言をするのは「イジメ」なので、こうした「イジメ」を許さないためには、やはりカウンターが有効です。面倒臭いというリスクを冒してまでイジメをする人間はそう滅多にいないので、カウンターは有効です。本当は「NHKから国民を守る党」もヘイト議員の集団なので、こういう人たちにもカウンターが有効なのですが、ストレートなヘイトではなく、「NHKの受信料問題」という盾を持っているために、カウンターが切り込みづらいのは確かです。NHKから国民を守る党の場合は、ネットを活動の中心に置いていますので、徹底してNHKから国民を守る党のクソ加減をネット上にアップしていくことが有効だと考えます。「宣伝になってしまう」と心配する人もいるのですが、最初は少しだけ宣伝になってしまうこともあるでしょう。しかし、その先には崖があるので、一定の所からアンチが多くなります。今はまだアンチの数が少ないのですが、現状を伝えるだけで構わないのです。NHKから国民を守る党のクソ加減を多くの人に知ってもらう努力をしていきましょう。
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