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【選挙ウォッチャー】 静岡市議選2021・駿河区レポート。
3月21日告示、3月28日投開票で、静岡市議選が行われました。清水区と葵区は広く、定数17となっていますが、駿河区は定数14。今年は18人が立候補してきましたので、この中で4人が落選する選挙となっております。前回は無所属だったような人たちが自民党入りを果たしており、世代交代がしっかり進んでいる印象です。なんだかんだで自民党ほど政党運営がしっかりできている政党はなく、自民党が強い時代はしばらく続きそうだと思われます。
ここでも立憲民主党が1議席を狙って立候補し、こちらも無事に当選を果たしています。当選したのは36歳の長沼滋雄さん。Twitterのプロフィールを見たら属性として「空気読めない」と書かれていたので少し心配になりましたが、理系で塾講師をしていた人物のようで、人間として大きな不具合を確認することはできませんでした。まずは一安心ということになろうかと思います。とりあえずポンコツ認定するような人ではなかったので、静岡市の立憲民主党は、他のエリアに比べると「まとも」ということになろうかと思います。しかし、今後もポンコツチェックは怠れません。
■ 自民党の80歳は落選
この写真のインパクトは、なかなかのものがあるのではないかと思います。頭より顎の方が毛が整っていて、微妙に清潔感が感じられないポスターに仕上がっているのですが、御年80歳であることを考えれば、こんなポスターになるのも仕方がないのかなと思います。唯一の80代候補者である自民党の伊東稔浩さんは、高齢だからなのか、活動量がだいぶ落ちていた様子。他陣営から「選挙運動をやっているのかどうかが分からない」と言われていました。
伊東稔浩さんの選挙事務所は、潰れたクリーニング屋さんの跡地を利用する形となっており、ブラインドを下ろされ、中の様子を窺うことはできませんでした。選挙事務所の透明性がゼロの時点で、政治の透明性を保てるとは思えませんが、自民党の幟が2本と、菅義偉総理大臣のポスターが貼られていました。こんなクソみたいな政治をしているのに、いまだ菅義偉総理大臣が支持され、ポスターを掲げることが恥ずかしくない時点でどうかと思いますが、取材中、一度だけ伊東稔浩さんの選挙カーとすれ違い、伊東稔浩さんは助手席に乗っていました。ただ、この選挙事務所では馴染みの人が顔を出すにも顔を出しにくいと思うので、これでは落選しても仕方がないのかなと思います。その代わりに自民党は若い人たちが続々と入党しており、世代交代が進んでいます。
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