
【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#596)。
反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志が、兵庫県知事選で流した「デマ」をめぐり、その責任の追及が始まっています。
もちろん、「デマ」を流した張本人である立花孝志の責任が非常に重たいことは言うまでもありませんが、立花孝志にデマを吹き込んだ人間の責任も追及されようとしており、TBSの『報道特集』をはじめ、各マスコミもまた同様に追及を始めています。
そして、この大きく「兵庫問題」として語られるところの、特に「立花孝志問題」についての最前線は『チダイズム』にあると思いますので、重要な情報は、なるべく無料でお届けしたいと思います。
■ 千葉県知事選をめぐる尊師の動画検証

正直言って、尊師・立花孝志の動画を30分以上も見ているほど、我々も暇ではありません。しかし、これだけのパブリックエネミーですから、どの動画で何を言っていたのかは、一つずつ検証し、まとめていかなければなりません。
反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」が、今後、どのような動きをしてくるのかを知ることは大切です。最近は『チダイズム』をマスコミ関係者の方々もチェックしてくれているので、しっかりまとめてまいりましょう。
まず、千葉県知事選に立候補するために必要な300万円の供託金は、アホのN国信者に呼び掛けた「無利子・無期限・無担保」の借金により、どうにか集めることができたと報告しています。昨年11月の兵庫県知事選の供託金は「令和の虎」の林尚弘社長が出しましたが、今回はアホのN国信者たちによる「お布施」が原資となっています。

この動画のタイトルは「千葉県知事選挙を兵庫県でやります。立憲民主党をぶっ壊す!」ですが、てっきり千葉県知事選の話をしているのかと思いきや、ここで話していることは、ほとんど「兵庫県の内部告発問題」です。
そして、小学生程度の理解力があれば、この「兵庫県の内部告発問題」の争点は、あくまで「告発者の取り扱い」をめぐるものであって、「告発者である元県民局長がどのような人間なのか」ということは、まったく関係ない話であるにもかかわらず、脳味噌にウンコが詰まって、くっさいくっさいことになっているアホの尊師とN国信者どもは、いつまでも「元県民局長が不倫をしていた!」とホザいています。その不倫の信憑性も極めて怪しいですが、仮に不倫をしていたとしても「兵庫県の内部告発問題」とは、まったくの無関係であると言わざるを得ません。
■ なぜ元県民局長の不倫は関係ないのか
アホのN国信者たちは、「そもそもどうして百条委員会が設置されることになったのか」という話を知りません。これがわかれば、いろいろな物事をもう少し整理して見ることができるはずですが、アホのN国信者たちは猛烈にアホなので、この理屈がわかっていません。
そもそも「百条委員会」が設置された理由は、「元県民局長による内部告発が、告発された側の斎藤元彦やその側近によって握りつぶされてしまった可能性があるから」です。
要するに、「あの人は悪いことをしています!」と内部告発をしたら、その内部告発をされた張本人が現れ、「俺のことを悪者扱いしとるんか!」と不当に処罰してしまった可能性があるので、その真相を明らかにするために設置されたのが「百条委員会」です。
つまり、被告発者である斎藤元彦(実行役は片山安孝副知事)が、元県民局長の公用パソコンを押収することに正当な理由があったかどうかが問われているのであり、元県民局長が真面目に職務中に個人的な文書を作成していたかどうかは、「百条委員会」の調査の内容とは関係がないという話になります。
しかも、立花孝志と丸山穂高は「公用パソコンの中身を見た」と証言していますが、中身を何でも話してしまう立花孝志から「どのような不倫の証拠があったのか」については、まったく語られていません。それどころか、丸山穂高は自身のYouTubeで「不倫の証拠は見当たらなかった」とまで言っています。
今になって、増山誠が「クーデター計画のような話まであったので、これは立花さんに伝えないと!」ということで、立花孝志に情報提供したことになっていますが、実際は「クーデター計画」なるものは、ちっとも計画ではなく「クーデター顛末記」という形の小説のような内容で、斎藤元彦を下ろして何をどうするのかということを書いているものではありませんでした。
こんなことは、とっくの昔に検証され、立花孝志の「10人で10人と不倫していた」や「不同意性交等罪の疑いがある」などの話がデマであったことが明らかになっているばかりか、パワハラも「あった」ことがわかっています。
既に「公用パソコン」の中身については、意図的に流出させたバカがいたせいで、多くの人が入手できるような状態になっているものの、肝心の不倫の証拠などは出てきておらず、立花孝志は「淫らな写真や動画がたくさん出てきた」とデマをこいたこともありましたが、そんな写真や動画のデータも見つかっていません。
要するに、元県民局長憎しで、あれやこれや盛った話をするバカが複数いたせいで、事実が捻じ曲げられ、それがSNSを通じて流出するようになってしまったのが悲劇で、「オールドメディアが隠している」のではなく、最初からそんなデータが存在しないので、報じることすらできないという話に過ぎません。
実際、日本維新の会は、立花孝志にデマの源となる情報を提供していたことを問題視し、岸口実や増山誠を処分しています。「正義のためにやっていた素晴らしいことだ!」と認められるのであれば、まったく処分をされることはないと思いますが、さすがの日本維新の会も「立花孝志にデマ情報を流したのは最悪だった」と認めているということです。これでもまだ立花孝志の言っていることが真実だと思っている人たちは、それこそ「洗脳」されていると言ってもいいでしょう。めっちゃヤバい状態にあります。
■ 増山誠をN国党に誘う頭の悪さ

兵庫県知事選の問題を知ろうとする時、尊師・立花孝志の動画を見てしまうような「犬猫野菜」と呼ばれる人たちは、「フィルターバブル」の内側に入ってしまい、抜け出せなくなっている情弱のアホの子たちです。
そして、「フィルターバブル」の中に入ったら最後、自分たちにとって不都合な情報が次々に出てくることになっても、こうした情報は「反斎藤派が撒き散らしている根拠のないデマ」だと信じ込んでしまい、何をしても「フィルターバブル」から出てくることはなく、「民意は既に昨年11月の兵庫県知事選で示されているのに、おパヨクどもの往生際が悪すぎる!」と言いながら、ムッキッキーになっています。
この「フィルターバブル」の状況は、YouTubeを見ている視聴者側だけの話だと思ったら大間違いで、実は、発信している側の人たちも「フィルターバブル」の内側から抜け出せなくなることがあります。立花孝志や増山誠はまさに「フィルターバブル」の中にいるため、自分たちが世間から鬼のように批判されていることは知らず、「それでも一定の人たちは評価してくれているので、まったく問題がない」と感じています。
実は、そう感じてしまうのは無理もなく、この数週間でどんどん真実がめくられているのに、アホの子たちは全然感じておらず、「世間の大半は斎藤元彦がハメられたに過ぎず、斎藤元彦や立花孝志を悪者だと思っている人は少数派だ」と思い続けています。おまけに、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」が、マジで「反社会的カルト集団」だと認識されていることを知らず、立花孝志は増山誠に「大人気政党のN国党に入らないか?」と思っているし、増山誠も増山誠で「立花さんの発信で真実に気づいてくれた人たちはたくさんいるので、べつに維新にいる必要がない」と感じているのではないかと思います。なので、かつての丸山穂高のように、日本維新の会からN国党に移籍をして、「次の参院選を目指さないか?」と言い出しているわけですが、とんでもなく悲惨な数字になりそうだということだけは確かです。というのも、これまでYouTubeやInstagramを見て、斎藤元彦を緩やかに応援していた人たちが「斎藤元彦って、本当は悪者?」と思い始めているからです。これは3月1日と2日に立花孝志が兵庫県に入るので、この時にどれくらいの信者を維持できているのかを見ることができます。
既にネトウヨに仕上がっている奴に何を言ってもネトウヨから脱却することができないように、N国信者として仕上がっている人間に何を言ったところで、そう簡単に脱却できるものではありません。日頃から見ている動画によって「それが真実だ」と信じ込んでいるので、アホが作るアホの動画によって、どんどんバカになっているからです。今、出回っている大量の動画がバカによって作られているので、大衆がどんどんバカに寄せられているという事情があります。これは新たな社会問題です。日本だけでもバカが作る動画の世界から脱却し、まともな政治を取り戻さなければなりません。
■ 県民集会の手配書でムッキッキーの犬猫野菜
2月24日の県民集会で、妨害行為を行いかねない危険人物の手配書なるものがホワイトボードに貼られていたと、ムッキッキーになっているアホがいましたが、手配書ができるのも当然で、N国信者をはじめ、斎藤元彦を支持している「犬猫野菜」の皆さんが、リアルの世界で凸をして、選挙期間中には奥谷謙一委員長の自宅を凸して、街頭演説と称しながらもインターホンを押し、大勢で爆笑していた様子をリアルタイム配信していたぐらいにアホなのですから、要注意人物を要注意人物として知らせる目的で、警備を担当するスタッフたちで共有するのは当たり前です。
ましてや、前回の県民集会では「祖品」を名乗るバカタレが、盗撮をしてネットに晒してしまうような事案が発生しているわけですから、安全を守る上では当然のことであり、実際に「祖品」を名乗る男は何の目的で来たのか知りませんが、会場まで来ていたという目撃談が多数あります。
人がお亡くなりになるほどの恐怖を与える「N国党のネットリンチ」から人々を守るという意味では「手配書」は不可欠であり、僕の知るところではN国信者で妨害行為をする人間として「発覚部屋」と「山田信一」が入っていました。
少なくとも「発覚部屋」は、1日に数本というペースで大津綾香党首に対する誹謗中傷動画をアップしており、非常に危険です。「山田信一」も同様に、大津綾香党首が参加したイベントの会場前で長時間の張り込みをするなど迷惑千万であり、現在は浜田聡の公設第二秘書となっています。お金がないので、県民集会を襲撃する可能性は低いものの、警戒すべき対象であるかどうかという点で言えば、「警戒すべき人間」だと太鼓判を押せるぐらいの危険度ではあります。本当は県民集会のホワイトボードではなく、警察署のホワイトボードに貼っておくべき人間たちであり、これまでの実績から手配されているわけですから、まずは自分たちのやってきたことを反省するところから始めなければなりません。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
2月27日から千葉県知事選が始まります。
今のところ、5人が立候補を予定していますが、そのうちの2人は立花孝志と黒川敦彦です。現職の熊谷俊人さんと共産党が推薦する小倉正行さんの実質的な一騎打ちとなりますが、おそらく政策論争ではなく、立花孝志や黒川敦彦の大騒ぎばかりが話題になることでしょう。
これは千葉県民にとって、非常に大きなマイナスです。本来であれば、熊谷俊人知事がこれまでにやってきたことを検証し、良かったのか悪かったのかを振り返り、継続を選ぶのか、刷新を選ぶのかを考えなければならないところを、もともと1ミリも千葉県知事になろうと思っちゃいない奴が選挙を荒らし、その荒らされる様子ばかりが話題になり、これまでの県政を振り返る時間を奪ってしまう。こんなことで千葉の政治が良くなるはずがありません。なので、僕も僕で立花孝志や黒川敦彦のクソっぷりを連日伝えることにはなると思いますが、皆さんにはちゃんと千葉の政治を考える時間を取るように心掛けていただきたいと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
