【選挙ウォッチャー】 伊奈町長選2024・分析レポート。
4月16日告示、4月21日投票で、埼玉県の伊奈町長選が行われ、当初は無投票当選が見込まれていたのですが、ここに「ひこじ」が立候補してきたため、急遽、選挙が成立し、公金チューチューチャレンジが勃発してしまいました。
まさにこの選挙が行われている最中に、東京15区の衆院補選では、つばさの党が大暴れをしていて、「選挙の破壊行為」が問題視されるようになっていますが、脚光こそ当たらないものの、こちらも十分に「選挙の破壊」と言っても過言ではなく、問題視されるべきではないかと思います。
現職の大島清さんは、3期目を目指す75歳です。
日頃から政治や選挙のことを何も考えていない人は「75歳はおじいちゃん過ぎるのでは」みたいなことで、「元兵庫県議」という肩書きを信じ、小西彦治に投票してしまうのでしょうが、小西彦治は「トンデモ候補」ですから、絶対に投票してはいけないのです。
こうやって全国の選挙に立候補しては、選挙ポスターやチラシの製作費の公費負担を申請し、しっかりと回収しています。この町に対して何か思い入れがあるわけでもありません。
■ 伊奈町長選・選挙ボード紹介
■ 小西彦治の主張
これまで小西彦治が立候補してくる選挙は、必ず取材し、小西彦治が公金チューチューバカなので、絶対に投票してはいけないと警鐘を鳴らし続けています。
最近は、僕以外にも「小西彦治に投票してはいけない」と言ってくれる人が増え、ほんの少しずつではありますが、小西彦治が全国の無投票当選になりそうな所に立候補しては、選挙ポスターやチラシの製作費の公費負担でお金を稼いでいる人だということが知られるようになっています。
しかし、なかなかすべての市民に伝えることはできず、人口が少なく、全員が顔見知りのような田舎の自治体はともかく、伊奈町のような中途半端な田舎に行くと、クチコミですべての町民に知れ渡るということが難しく、今回のように供託金没収ラインを超え、公金チューチューがキマります。
小西彦治は、2月11日の印南町長選と2月18日の松川村長選で、供託金没収ラインを超えることに2連続で失敗してから、より供託金を没収されにくい自治体を厳選し、立候補するようになりました。そのため、松川村長選で敗れてからはしばらく様子を見て、次の立候補は1ヶ月後の3月17日の横芝光町長選でした。
横芝光町長選は、得票率が20%を超え、無事に供託金没収ラインを超えることに成功。小西彦治の思惑通りに公金チューチューに成功しました。その後、さまざまな選挙がありましたが、小西彦治は立候補してきませんでした。
立候補しようと思えば、ほぼ毎週のように立候補することは可能だったと考えられますが、これらの選挙を見送っていることから、小西彦治が立候補するペースは落ちました。
狙い目としては、3月24日の大府市長選は、刈谷市と名古屋市の間にある自治体ということで人口も多く、放っておいても10%を獲得できたのではないかと思います。また、4月14日の下呂市長選も、人口がそれなりにある自治体なので、こちらも十分に可能性があったのではないでしょうか。
一方で、4月7日の東御市長選は、長野県の自治体にあり、長野県では以前に落選の憂き目に遭っていますし、長野県は金城ガンヂさんの牙城ということもあり、また面倒臭い密着取材をされてしまう可能性があるので、ここは避けたいところでした。また、4月14日の楢葉町長選や川内村長選は原発被災自治体で、大熊町長選は超ギリギリで供託金没収を免れたところなので、データ的に立候補したくなかったのではないかと考えられます。
このようなことから見送りに見送り、4月21日投票の伊奈町長選での公金チューチューチャレンジとなりました。こうやって見送るようになったことは、少しだけマシになったと言えましょう。
さて、今回も小西彦治は使い回しのポスターを採用し、自治体から「前回の使い回しなので、満額請求ということはないだろう!」と言われた時のために、姑息にもQRコードを書いたシールを貼り、これにお金がかかっているということにしていると思われます。
このQRコードを読むためには、グーグルのアカウントが必要になってしまうため、誰が読んでいるのかを小西彦治に見られるのも面倒臭いということで、アクセスはしていません。
わかりやすくマンガを作ったようなので、マンガを描いてもらうためのお金などが発生しているはずです。なにげに、こういう手間を惜しまないところが小西彦治です。
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