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【選挙ウォッチャー】 日野市議選2022・分析レポート。

2月13日告示、2月20日投開票で、日野市議選が行われました。ここは個人的にすごく注目していました。というのも、「コロナはただの風邪」と主張するカルトの婆さんが立候補してくるからです。先日、広島県呉市の谷本誠一という市議が、北海道でマスクの着用を拒否し、機長の判断で飛行機から降ろされるという迷惑行為があり、「呉の恥」として認識されるようになりましたが、実は、日野市で立候補してくる婆さんも「お仲間」です。日野市民の皆さんがカルトを再選させるのかどうか。これは見逃せない話だと思っています。

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日野市議選の定数は24ですが、今回は29人が立候補したので、5人が落選する計算です。見たところ、ものすごいポンコツの候補はおらず、ステルスN国党員も立候補していませんでした。唯一、マジモンのヤバさを発揮しているのは「コロナはただの風邪」と主張している池田利恵だけです。5類感染症にしたらすべてが解決するように考えているタイプのバカは、全国にそれなりの数がいるのですが、「コロナは茶番」「ノーマスクで行動したらいいんだ」と言ってしまう非科学的なタイプの人は、そんなには多くありません。


■ カルトの池田利恵は当選した

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実は、呉市の谷本誠一と同様、池田利恵まで行くと、僕のテリトリーではなくなってしまい、本格的にカルトを取材している藤倉善郎さんのテリトリーになります。もちろん、僕も「選挙ウォッチャー」なので、池田利恵のことをマークしないこともないのですが、「政治」というより「カルト」の領域になってしまっていると言えます。池田利恵は、もともと子宮頸がんワクチンの副反応問題に取り組んでいた人で、これ自体は大切な主張だったと思いますし、今回の「子どもたちへのワクチン接種は慎重に!」というメッセージは、実は、その通りなのです。子どもたちへのワクチン接種は、リスクとベネフィットを熟慮した上で決定するべきであり、現状、日本政府は副反応についての情報をオープンにしていませんので、副反応と見られる症状で健康を害している人たちが細々とネットで被害を語るだけになっていて、これから副反応の被害に遭う子どもが増えるかもしれないことを考えれば、池田利恵の主張は間違っているわけではないのです。では、どうして池田利恵がガッツリと「カルト」として認定されているのかと言えば、「新型コロナウイルスなんていうものは存在しない」という思想に基づいているからなのです。つまり、新型コロナウイルスなんていうものは存在せず、人々をコントロールするために毒であるワクチンを打っているという思想になっているのです。大前提を間違えているために、「子どもたちへのワクチン接種は慎重に!」という結論は正しいのに、この正しいメッセージが「カルト」として扱われる土壌を築いているという意味で、非常に迷惑な存在であると言えます。今回、このカルトの婆さんが当選するのかどうかが気になっていたのですが、なんと、昔から応援している固定の支持者がいるせいで、再び当選してしまいました。


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