【選挙ウォッチャー】 2024年5月の総括と6月の計画。
今月は「つばさの党」の家宅捜索や逮捕があり、メディアの取材対応もあって、外出する機会が非常に多く、「チダイズム新聞」を作る時間がなかったため、クラウドファンディングの実施が遅れ、将来的に取材経費が枯渇する可能性が出てまいりました。
ただ、おかげさまで高額のサポートをいただいたり、「N国&つばさマガジン」の売上が好調だったこともあり、6月の沖縄県議選、7月の東京都知事選まではギリギリで取材できると思います。忙しい中でも、無事故・無感染だったのは良かったです。
6月から7月にかけて、連日、取材だらけの毎日を過ごすことになりそうなのに、原稿の貯金がまったくできていないことが不安ですが、どうにか質の高いレポートをお届けできるように頑張りたいと思います。
ちなみに、1日も早く尊師・立花孝志が逮捕される日が来ることを願っておりますが、もしこのタイミングで立花孝志が逮捕されるようなことになったら、確実に業務がパンクします。
■ 2024年5月の取材経費
今月は、「つばさの党」の家宅捜索と逮捕を受け、当初、予定していた小田原市長選や香芝市長選の取材をすることができず、静岡県知事選などを省エネで取材するだけになってしまいました。
しかし、情勢予測が完璧に的中したことで、省エネながらも、それなりに良い取材ができたのではないかと思います。あとは静岡県知事選のレポートが売れたら最高です。
ホテル代については2泊分です。厳密に言うと、静岡県議補選や藤枝市長選のためにも宿泊していますが、静岡県知事選にまとめました。また、ガソリン代も静岡県知事選に計上しています。
今月は、たくさん取材に出かけていたのに、選挙そのものは5本しか見られていないというショボめの結果になっています。すべては逮捕された「つばさの党」が悪いのですが、もっと選挙レポートをお届けしたかったです。
ということで、今月は4本(彦治案件を含めると5本)しか取材をしていなかったので、取材経費という点では、そこまでたくさんお金がかかったわけではありません。5月の取材費の合計は8万0883円となりました。
前月までの無酸素状態が48万0531円となっておりましたので、無酸素状態の合計額が56万1414円となっております。一刻も早く解消しなければ、沖縄県議選と東京都知事選の取材で大変なことになります。
■ 大阪万博の取材費
本当は、今こそ大阪に1週間ぐらい滞在して、維新破壊神ミャクミャク様が大活躍する「大阪万博」の取材をしたいところなのですが、6月は沖縄県議選、7月は東京都知事選があり、その後も記事を書くのに忙しくなりそうなので、しばらく大阪を取材できるタイミングがありません。
しかし、会場のトイレがメタンガスで爆発するような珍事故も発生しており、のっぴきならないことが起これば、いつでも現場に駆け付けるための資金はキープされております。前月からの残金9万0527円は手つかずで残っておりますので、本格取材に備えたいと思います。
■ 小西彦治関連の取材経費
今月は、小西彦治が相生市長選に立候補しかけたものの、支援者からお願いされたと言い、急遽、藤枝市長選に立候補してきました。そのため、当初は新幹線で相生市まで行く計画だったのですが、急遽、静岡県知事選と合わせて取材することになり、取材経費という意味では、大幅に削減されることになりました。
実は、もともと藤枝市議補選を取材する計画はあったため、主にポスターを撮影したぐらいで終わっている藤枝市長選の経費を、あえて小西彦治の経費から捻出する必要はなく、今回は出費を0円だったことにして、次の「ネクストひこじ」に備えたいと思います。残金は28万3783円のまま、変わらないことになりました。
■ N国党&つばさの党関連の取材経費
今月は、尊師・立花孝志のアホ裁判に加え、「つばさの党」の家宅捜索や逮捕がありましたので、N国党やつばさの党に関連した取材が非常に多くなりました。
おかげさまで、テレビデビューを果たし、新聞や雑誌にも取材協力をしたことで、多少、謝礼や出演料が入ってくることになったのですが、それでも取材費の方が多くかかっているため、収支は見合わない状態です。ただ、将来的に、尊師・立花孝志が逮捕されるようなことになった時には、しっかりとコネクションが出来上がりましたので、本丸の時には回収しやすい環境が整ったと言えるかもしれません。
今月のN国関連の取材費の合計額は、10万5886円となりました。
本当はもう少し経費がかかっていますが、取材と言えるかが曖昧なものがありましたので、ひとまず曖昧なものを除いています。前月までの無酸素状態で取材していたものの合計が32万3341円だったので、こちらも膨らんでしまい、42万9227円となっております。早めのクラウドファンディングが不可欠です。
■ 5月に「チダイズム新聞」を発行できず
当初の計画では、5月中に「チダイズム新聞」を発行し、早々にクラウドファンディングを始める予定でしたが、5月13日に「つばさの党」に家宅捜索が入り、5月17日に黒川敦彦、根本良輔、杉田勇人が逮捕されることになり、メディア対応を含め、約2週間にわたってイレギュラーな状態が続くことになり、原稿を書く時間を確保することができませんでした。
これから沖縄に取材に行くことになってしまうと、ますます書く時間がなくなってしまうので、沖縄に行く前に完成させ、皆様にお届けする準備を進めてまいりたいと考えており、6月6日までには入稿し、沖縄から戻ってきたら、すぐさま皆様に届けたいと考えています。
■ YouTube登録者数が1万人に迫る
今年に入ってから、なるべく毎日更新するようになり、チャンネル登録者数が着実に増え、6月中に1万人を突破する可能性が出てまいりました。
1万人を超えるチャンネルは、全体の2~3%程度と言われ、登録を呼びかけているわけでもなく、1ヶ月に約700人程度のペースで新規登録者が増えているので、このままコツコツと伸ばしていきたいと思います。最終的には宮脇睦の15万人を超えなければなりませんが、ある程度の時間を作ることができれば、現在のラジオコンテンツのみならず、面白い動画コンテンツの制作も可能になると思いますので、もう少し力を入れていけるように頑張りたいと思います。
このYouTubeのチャンネルで目指していることは、ストレートに政治の解説をするのではなく、日常の面白い会話の中に政治の話を自然に織り込んでいくことです。
政治をテーマに解説するようなYouTubeは既にたくさんあり、僕も参入することは可能ですが、僕は政治を「学ぶ」ではなく、「日常にある」というスタンスに持っていきたいと考えています。
どのみち、テレビやラジオにゲスト出演することがあれば、政治や選挙を解説することになろうかと思いますし、哲学系YouTuber・じゅんちゃんをはじめ、最近は複数のYouTubeチャンネルでコラボさせてもらえるようになりました。さらに、定期的に「ドッキドキ選挙報告会」も開催しておりますので、解説する場所はあります。なので、日常のYouTubeの中で、それをする必要はなく、「今からこの政治的テーマについて、皆さんと一緒に勉強します」というスタンスではなく、「あれって、ナニナニじゃん!」というスタンスで、特に勉強するわけでもなく、普通の会話の中で触れることで、自然と考えてもらうような発信ができると考えています。
これはYouTube的な戦略でもあり、今はまだ多くても1万回前後の再生数となっていますが、このまま定着できれば、おそらく平均で15~20万回ぐらいの再生数が期待できると考えています。
また、Twitterのフォロワーが5万人を超えていましたが、こちらも着実に増えており、現在は5万1000人を超えています。ある程度、暴言を吐かなければキープできると思いますので、フォロワーを増やし、ツイキャスのアクセス数も増やしていきたいと思います。
■ 「稼げるジャーナリスト」を構築する
今月は「つばさの党」の黒川敦彦や根本良輔が逮捕されたことで、「つばさの党」を最前線で取材してきた僕にも、少しだけスポットライトが当たりました。とはいえ、注目されたのは一瞬で、1週間ほどで今までと変わらない日常が戻ってきました。けっして売れたわけではありません。
ただ、今回の「つばさの党」の騒動をキッカケに、新聞や雑誌、テレビ業界の方々とのつながりが増えましたので、「NHKから国民を守る党」に動きがあった時には、真っ先に僕のところに連絡が来ると思います。
さて、僕はこれまで「つばさの党」や「NHKから国民を守る党」などのお金にならないところを取材してきました。これはお金にならないところを他のジャーナリストが取材するはずもなく、僕が取材しなければ報じる人がいなくなってしまうという危機感から仕方なくやってきた面があります。
しかし、最近は大手マスコミの記者たちの取材力が低下し、腕利きのジャーナリストたちの多くが引退しつつある中で、とうとう政局のド真ん中と言えるような場所さえも、ほとんど取材されていなことがわかりました。
これは「ジャーナリストは儲からないので、やる人がいない」という物理的な問題が非常に大きいと思います。テレビやラジオに出演する一部のジャーナリストが、取材もせず、コメンテーターとして適当なことを喋ることで辛うじて食べていける程度になっていて、取材なんてすればするほど経費がかさむだけで採算が合いません。しかも、週刊誌がほとんど売れなくなってしまった今、表現できる場所が限られ、産業の構造そのものに変化が生じており、従来のビジネスモデルを貫く真っ当なジャーナリストたちが途端に食べて行くことができなくなりました。
だからこそ、新しいやり方で稼ぐことに意味があります。全世界的にジャーナリストは不可欠で、ジャーナリストが儲からなくなってきていることは全世界的な悩みだと思います。僕はこれをチャンスと捉え、新しいビジネスモデルを作ることで、ブルーオーシャンを切り開き、道を作りたいと考えています。そうすると、日本が他の国に先駆けて、少しだけマシな政治をするようになるかもしれません。夢のような壮大な話ですが、大きな渦を作るための「最初のひと掻き」をしていきたいと思います。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
今、一番やりたいことは何かと言われたら、それは部屋の片付けです。
時間がなくて、まったく取り組めていないのですが、もし部屋の片付けができたら、ここにフィットネスマシンを設置し、大きな画面でNetflixを楽しみながら、体力の低下を防ぎたいと考えています。
この「選挙ウォッチャー」という仕事も、健康だからこそ続けられる面が非常に大きいため、加齢とともに起こる体の不具合を調整し、なるべく体力を維持することが課題になると思います。なるべく充実したレポートをお届けするためにも、基礎的な努力を怠らないようにしたいと思います。