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【選挙ウォッチャー】 東京都議選2021・荒川区選挙区レポート。

6月25日告示、7月4日投開票で行われた東京都議選。荒川区は定数2に対して6人が立候補する大激戦となりました。注目は、公明党の慶野信一さんが議席を守れるのかどうか。荒川区もまた公明党が負けるかもしれないと言われていた選挙区なので、当落の行方が気になります。選挙の情勢的に言うと、共産党は少し厳しめだったため、実質的に自民、公明、都民Fの中から、どの2人が当選するのかというのが、この選挙の見どころです。

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慶野 信一 44 現 公明党(党都青年局長)
滝口 学  50 現 都民ファーストの会(元都会都整委長)
崎山 知尚 55 元 自民党(元都会警消委長)
鈴木 賢一 59 新 共産党(党地区副委員長)
山川 裕菜 37 新 無所属(司法書士)
山本 剛  43 新 減税とうきょう

山川裕菜さんは立憲民主党から立候補する予定でしたが、セクハラがどうのという話になって党を飛び出し、このたび、無所属で立候補することになった女性。山本剛さんは「減税とうきょう」で、香ばしさ満点です。山本剛さんがどれくらいヤバい人なのかは、前回の荒川区議補選のレポートを読んでいただければ一目瞭然です。


■ 山本剛候補の主張

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山本剛さんに関しては、特に申し上げることもありません。どうせ税金を払っても、PCR検査は飽和状態だし、入院させてもらえずに放置するし、東京五輪のようなものにはジャブジャブと金を突っ込むしで、これで「コロナ増税」でもしようものなら、全員ぶっ飛ばしてやろうかという話になりますが、だからと言って「減税とうきょう」の候補に投票するかと言えば、「それだけは絶対にない」ということになろうかと思います。N国のような悪徳政党ではないので、僕の当落予測レポートで「糞」のマークがつくことはありませんが、とんでもないポンコツ集団であることに変わりがありません。

このあたりのレポートを読んでいただければ、「減税とうきょう」のヤバさが伝わるというものではないでしょうか。荒川区議補選には山本剛さんが挑戦して落選。千代田区議補選には「あたらしい党」に在籍していて、この選挙をキッカケにクビになり、「減税とうきょう」に入党した梅田夏希さんが挑戦して落選。そして、港区長選には代表の飯田佳宏さんが挑戦して落選しています。僕のポンコツセンサーは、かなりの高感度です。

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自転車レーンの拡大、買い物難民の解消、拉致問題啓発推進の条例案、消費減税請願で国に働き掛けるなど、さまざまな公約を掲げていますが、肝心の新型コロナウイルス対策は一つもありません。これは昨年の荒川区議補選の山本剛さんのノーマスクぶりを見れば一目瞭然で、そもそも新型コロナウイルスをそんなに深刻なものとして考えていないからです。何のために減税が必要なんだということと、新型コロナウイルスの問題というのは、実は密接に関わっている話だと思うのですが、そこのところを無視できている時点でポンコツだということになります。


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