【選挙ウォッチャー】 大磯町議選2023・分析レポート。
6月20日告示、6月25日投票で、神奈川県の大磯町議選が行われ、定数14に対し、なんと、24人が立候補するという大激戦になりました。この大磯町は、かつて「ドキッ!女だらけの水泳大会」のロケ地となった、伝説の「大磯ロングビーチ」がある町です。湘南の海があって、かつてはたくさんの海水浴客で賑わっていました。
時代とともにコンプライアンスが厳しくなり、いつしか「女だらけの水泳大会」は開催されなくなったのと時同じくして、観光で「大磯」を訪れる人も少なくなってしまい、今は「湘南の海を愛するオーガニック系ヤーマンの人たち」がひっそり暮らす街になっています。
まずもって、定数14の町議選が、こんなに盛り上がること自体が珍しいです。それだけ町民が地元の政治に関心を持っている証拠であり、若い人たちがたくさん立候補しているのも特徴です。つまり、なんだかんだで大磯町は死んでいないということです。この町をどうにか盛り上げようと考えている地元民は確かに存在しているため、大磯町がなくなってしまうようなことはなさそうです。
■ 大磯町議選・選挙ボード紹介
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