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【選挙ウォッチャー】 三鷹市長選2019・分析レポート。

新型コロナウイルスの影響もあって、あんまり選挙に関心がなくなってしまっているのだと思いますが、選挙レポートが売れていません。最近は、文字数が多めで読み応えのあるものを用意しているつもりなのですが、それでも売れていないのですから、あんまり興味がないということだと思います。市長選はあんまり白熱した展開になっていないので、買って読むほどではないと思うかもしれませんが、その代わりに衆院選の展望を多めに載せております。レポートのクオリティーはそれほど落ちてはいないと思うので、試しに読んでみていただけると幸いでございます。

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清原 慶子 67 現 政党の推薦なし
河村 孝  65 新 一部自民の支持

実は、この三鷹市長選は非常に見どころのある面白い選挙でした。統一地方選の日程ということもあって、なかなかじっくり取材することができなかったのですが、けっこうドロドロしているので、三鷹市の構造を見るのは楽しいかもしれません。なお、三鷹市は市議選で「NHKから国民を守る党」の侵入を防いでいるリテラシーの高い街です。もし僕が引っ越しをすることがあれば、議員の質が高いところにしたいと思っています。


■ 清原慶子候補の主張

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清原慶子さんは、大学教授として活躍する傍ら、「みたか市民プラン会議21」という市民団体の共同代表を務めるなど、地元の政治にも取り組んできた人物です。2003年に安田養次郎市長が引退を表明した際、後継に指名したのが清原慶子さんでした。安田養次郎市長は、1991年から2003年まで3期12年を務めた人物なのですが、もともとは市役所の職員として活躍していました。清原慶子さんは市民団体出身ということもあって、2003年の選挙では自民・公明推薦に加え、日本共産党からも支援を受けて当選。日本共産党は2007年以降の選挙では、オール与党には加わらず、独自の候補を擁立して無投票当選を防いできましたが、いずれも大差をつけて清原慶子さんが勝利。2011年、2015年も無風状態だったため、今回が初めてのガチンコ勝負となりました。結果から言うと、清原慶子さんは今回の三鷹市長選で落選してしまったのですが、これは自民党三鷹総部長の吉野利明さんらが中心となり、5期目を目指す清原慶子さんを引きずり下ろすために水面下で画策してきたからだと言われています。地元で力を持っている自民党のオッチャンが動くと、選挙も動いてしまうようです。


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