【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#53)。
またまた立花孝志が「ちだい被告」などと言いながら動画を作り、僕の名前を使ってアクセス数を稼ぎ、広告収入を得ようとしているので、検証記事を書くことになりました。動画で僕の名前を語るたび、毎回、検証記事が1本ずつ無料で公開されていくシステムになっているのですが、僕のことを少しでも悪く見せたい立花孝志は、またしても動画で「ちだい被告」と罵倒し、議員のくせに名誉毀損を重ねてくれていますので、当然のことながら、しっかり検証したいと思います。
■ 久保田学による裁判の経緯
事の発端は、6月10日に出した記事の中に「居住実態のほとんどない元AV男優のニコ生主」という表現があったことから、本当は居住実態があるのに「居住実態のほとんどない」というのは名誉毀損であると、久保田学が僕に対して「200万円払え」と裁判を起こしてきたことです。立花孝志も久保田学も、これがスラップ裁判であることを公言した上で、「居住実態がほとんどないことを証明しなければならないのは『ちだい被告』であり、証明できるはずがない」と言っていました。その上で、これは「選挙の自由妨害罪」であり、名誉毀損も含めて刑事罰に相当するとまで言ってきました。僕が西東京市議選を取材していた時には、わざわざ僕にカラんできて「ちだい被告」を連呼し、まるで犯罪者のように扱いながら、さらには僕の顔をネットに晒して肖像権を侵害しています。立花孝志はさんざん「時間稼ぎをしている」だの「逃げている」だの「ビビって裁判所に来ない」だのと言っていたのですが、前回の期日では、僕の弁護士さんが久保田学に居住実態がないと考えられる証拠を提出しており、現在は久保田学からの反論を待っているところです。この裁判では、久保田学が裁判官に向かって、こちらが提出した証拠を「確認するつもりはない」と明言しており、裁判官から「そもそも裁判をするつもりがあるのか」と問われていました。こちらが提出したのは約5時間分の証拠の動画ですが、当然、まだまだ証拠はたくさんあります。出したのは一部に過ぎないのです。N国マガジンでも公表していない証拠があり、僕は徹底的に戦うつもりでいました。この裁判は、僕が名誉毀損をしているかどうかが問われると同時に、実は、久保田学に居住実態があるかどうかが問われている裁判になります。つまり、久保田学に居住実態がある場合には僕が名誉を毀損したことになる可能性がありますが、本当に居住実態がなかった場合、久保田学には議員資格がなかったことが証明されることになり、失職する可能性があります。僕は親切なので、久保田学にこれが単なる「賭ケグルイ」であることを教えてあげていました。僕は名誉毀損で200万円を払わなければならない可能性がありますが、久保田学は4年間の総額で5000万円近い議員報酬を無にする可能性があるのですから、このギャンブルは久保田学にとって、そもそもメリットが小さいのにデメリットが大きいのです。しかも、この裁判のプレイヤーは実質的に立花孝志です。立花孝志は僕のことをザコだと思っているので、僕の手札を確認することなくブタだと決めつけてきました。ここでも親切な僕は、この手札がブタではないことを教えてあげていました。こんな親切な人はいません。ところが、立花孝志は僕が強がっているだけで、僕の手札はブタに違いないと思って突っ込んできました。もし僕の手札がブタだったとしても、久保田学の手札もブタなんですから、良くてもドローにしかならないのですが、僕がビビって勝負から下りるようなことをすれば、久保田学の勝ちになる可能性もゼロではありません。だからでしょうか、何度も何度も「謝れば許す」などと言ってきたのです。ただ、僕はカードを持っているのです。そして、このギャンブルは僕の手札がブタではない時点で僕の勝利となります。というのも、僕がカードを持っているということは、久保田学のカードはブタ以外にないからです。久保田学が請求の放棄をするということは「訴える理由がなかった」と認めることになるわけで、訴える理由がなかったということは、「居住実態のほとんどない」という記述は名誉毀損ではないと認めることです。これは久保田学に議員資格がないことを認めるような話になります。
■ 請求の放棄、その理由は「忙しいから」
立花孝志は5月10日、YouTubeに「ちだい被告vs久保田学の裁判は終わります」という動画をアップしました。3分54秒の動画なのですが、この動画で重要なことをたくさん言っていますので、しっかり記録しておくことにしましょう。
「はい、えー、参議院選挙に勝ってNHKをぶっ壊す。えー、こんな声ですいません。えー、平成じゃない、令和元年5月10日20時43分です。普通に喋りすぎて声がおかしくなっているんですが、聞き苦しいと思いますが、ご容赦いただきたいと思います。えーっとですね、選挙ウォッチャーちだい被告と久保田学議員の裁判なんですが、えー、まあ前回ですね、あの、まあ、ちだい君の、まあ、ちだい被告の弁護士さん2人がですね、一生懸命書類を作ってきて、えー、あのねぇ、なんか5時間ぐらいのですね、あの、横山緑君のですね、あの、生放送をまあ勝手にYouTubeに誰か上げているそうなんですけど、まあそれを全部出してきまして、で、これを全部見なきゃいけないってことを言われてですね、で、もう正直、あの、疲れました。あの、疲れたって言うのは、あの、もちろん裁判資料は僕が全部作っているので、本人と相談しながらね。えー、もうこれ、あの、請求の放棄をします。えー、これ以上ですね、えー、このかなれば、ちだい被告に付き合ってられない。ということで、ちだい被告vs久保田学議員の裁判はですね、次回6月の26日が期日なんですが、えー、15時から502号法廷なんですが、これは、えー、久保田学議員にちょっと行ってもらいます。請求の放棄書っていうのを出してもらわなきゃいけないので、えー、行って請求の放棄をするということを陳述してもらいます。で、あの、同じ日にですね、14時から、こっち側が松戸なんですが、市川の方でですね、これはNHKの職員とNHKの集金人に騙された男性の裁判がですね、同じ日の14時からありまして、これ、尋問になります。NHK職員が私どもの顧問弁護士の質問に答えていくというような、ちょっとね、面白い、これ裁判勝てると思ってるんですけど、ちょっとね、こっちにあのパワーも集中したいということで、えー、ちだい被告との裁判、えー、ちだい被告と、えー、久保田学との裁判は、えー、裁判自体を終わり、終わります。請求の放棄と。これもNHKの裁判、あの弁護士に学ばせていただいたんですが、請求の放棄によって裁判を終われる、終わらせます。理由は忙しいからです。えー、そして、一応、ちだい被告はこれ以外も、立花個人が原告となって、ちだい被告を訴えている裁判があります。名誉毀損の民事裁判ですが、これはあの、私の方から佐藤さんというですね、日頃の顧問弁護士ではない弁護士さんに業務をですね、委任をしておりますので、代理人として弁護士さんを立てていますので、まあ僕、こちらはね、それなりの成果が出ると思っておりまして、こちらは取り下げませんので、これから先もちだい被告はちだい被告のままですね、えー、原告立花と久保田学の、久保田学の方の裁判だけが終わるということだけお伝えしておきます。えー、ちょっと声出てきましたね。以上です。えー、参議院選挙、そして、えー、足立区の区議会議員選挙に勝利して、NHKをぶっ壊す」
さんざん「ちだい被告」などと煽って印象操作をしておきながら、「忙しいから」という理由で請求の放棄をすると言ってきた立花孝志。こちとら、立花孝志がスラップ裁判を仕掛けてきたせいで、膨大な時間を無駄にすることになったし、弁護士さんにガールズバー1年分ぐらいのお金を払うことになりました。僕がお願いした弁護士さんはとっても良心的かつ敏腕なので、しっかり仕事をしてくれたからこそ立花孝志が請求の放棄を宣言しているのでしょうから、弁護士費用を渋るつもりはサラサラないのですが、立花孝志がスラップ裁判を仕掛けられなければ、そもそも弁護士費用を払うことすら必要なかったわけで、もしそのお金があったら、春休みが始まる頃に「伊達直人」を名乗り、子どもたちにいくつものランドセルをプレゼントできたかもしれません。えぇ、僕のことなので、ランドセルを買いに行く前にふらっと立ち寄ったガールズバーでドンペリを入れてしまい、気付いたら帰りの電車賃すら使い果たして、池袋から柏まで歩いて帰ることになるかもしれませんが、そんなことにもお金を使えたかもしれないのです。それを一方的に「忙しいから」という理由で裁判をやめるとは、一体、どういう神経をしているのでしょうか。ワイは脈のない女でも口説いているんでしょうか。「今度の土曜日、何してる?」と聞いても、「じゃあ来週は?」と聞いても、「来月になったら少しは落ち着く?」と聞いても「忙しい」と言われた時には絶対に脈がありません。そういえば、僕がお熱を上げていたガールズバーのチトセちゃんは、いつも「忙しい」と言っていました。「忙しいことは良いことだよね」なんて言いながら心の涙が止まらなかったわけですが、これだけは言っておきましょう。「テメエはガールズバーのガールズか!」。そして、この発言も見逃せません。立花孝志は弁護士資格を持っているわけでもないのに「久保田学の裁判資料を全部作った」と言っています。さすがは法律のスペシャリスト、法律の専門家、芸能界の専門家、数字の天才、選挙界の秋元康、選挙を語らせたら日本一であらせられる巨匠・立花孝志です。もちろん、すべてが自称なんですが、一方の僕は弁護士でもなければ、今日の今日まで誰かに訴えられることもなく品行方正に生きてきた裁判ド素人野郎なので、裁判資料を作ることなんて、とてもとてもできやしない人間です。弁護士資格を持っているわけでもないのに本人訴訟の久保田学の裁判資料を全部作ったなんて、さすがは法律のスペシャリスト、法律の専門家、芸能界の専門家、数字の天才、選挙界の秋元康、選挙を語らせたら日本一を自称する立花孝志なだけあります。立花孝志は党の現職議員たちに130万円を納めるように命令しており、久保田学は130万円を支払わなければ「除名処分」となる人間です。そして、立花孝志いわく、僕ってば中卒のバカなんです。学がないのがコンプレックスなんで、できれば影響力のあるYouTubeであんまり僕のことを中卒、中卒って言ってほしくないんですけど、僕、バカだからよく知らないんです。「非弁行為」って何でしょうか。弁当食うと見せかけてサイゼリヤに入ることですかね。さすがに法律のスペシャリスト、法律の専門家、芸能界の専門家、数字の天才、選挙界の秋元康、選挙を語らせたら日本一の立花孝志ぐらいになると知っていると思うんで、これは釈迦に説法、もしくは、バカに鉄砲です。どうやら銃口が自分に向いちゃっているみたいですけど、立花孝志いわく、僕って刑法と民法の違いも分からないくらいのバカなんです。えぇ、バカなんですよ。だから、ぜーんぜんわからないので、今度の裁判までに弁護士の先生に聞いておくしかありません。あの130万円はあくまで参議院選挙に挑戦するための借金であって、資料を作成するための費用じゃないですもんね。だから立花孝志は何も問題がないと言うのでしょう。わかってます、わかってます。僕はバカだから、非弁行為のことを何もわかっちゃいないので、ちょっと弁護士の先生に質問してみるだけです。こんなことなら大学の法学部ぐらい卒業しておくんでした。ま、その前に高校行け、っていうか、その前に中学ぐらいちゃんと卒業しろってことになるんでしょうけど、勉強ってとっても大切です。良い子のみんな、宿題やれよ! そして、暇だったらグーグル先生に「非弁行為」とは何かを聞いてみてくれ!
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
ということで、久保田学との裁判は終わってしまうようです。事あるごとにNHKから国民を守る党を支持しているカルト信者の皆さんから「やーい、裁判どうなってんだ?」と言われてきたので、もし裁判に負けて200万円払わされることになったらどうしようと思ったら、心配で心配で夜しか眠れなかったんですが、これでようやく昼も眠れそうです。ちなみに、これは久保田学の裁判なので、「忙しい」というのは久保田学のことに違いありません。立花孝志がどれだけ忙しくても、この裁判には一切関係ないはずですから、久保田学が裁判もままならないほど忙しいということなのでしょう。これは可哀想です。さては議員をやっているから忙しいのだと思います。早く楽にして差し上げましょう。僕にお任せください。[了]
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