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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#531)。
11月17日投票の兵庫県知事選に、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志が立候補したことで、立花孝志のホラッチョを信じるバカが大量発生しております。
あまりに湧きすぎて、選挙の結果にまで影響を及ぼしそうなので、今日は1匹ずつ駆除するつもりで、アホから寄せられたコメントに全面的に答えることで、立花孝志がどれだけデマをホザいているかを知ってもらおうと思います。
■ N国信者クソリプ一覧(#1)
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まずは「JAPANFIRST」という、とってもネトウヨ臭いアカウント名のN国信者からまいりましょう。僕がN国信者を侮辱しているとおっしゃいますが、N国党がやっている数々の迷惑行為や不法行為を喜んで見てしまう社会の害悪どもが、まともな人間として扱ってもらおうという時点で間違えているので、他の政党の支持者に過激な物言いをすることは少ないですが、N国党を支持しているとヌカす物の善悪の判断がつかないN国信者どもには、まったくストレスも感じずに道路の真ん中を歩かれても困るので、少しでも不快な気持ちになってもらうことが大切だと思っています。なので、N国信者のことは、徹底的に「人間として扱わない」というルールです。
ちなみに、N国党が「反社会的カルト集団」と呼ぶにふさわしい団体かどうかについては、11月27日に裁判で明らかになります。僕にカルト性を感じるのは「オマエがN国信者だから」だという話で、斎藤元彦はまもなく正式に「反社会的カルト集団」というお墨付きがつく人たちに応援してもらっていることになります。
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この人は、もしかしたらN国信者ではないのかもしれません。ただ、一見すると、とても良いことのように見えて、まったく本質に辿り着いていません。
男性の方がパワハラに接する機会が多いというのは、日本の社会構造の問題です。男性の非正規雇用労働者の割合が21.8%であるのに対し、女性の非正規雇用労働者の割合は53.6%です。男性は2割ほどであるのに対し、女性は半数以上が「非正規」であり、また、男性の方が「体育会系のノリ」というものに巻きこまれやすいことを考えれば、男性の方がパワハラに巻き込まれやすいと考えます。一方で、「セクハラ」に限れば、圧倒的に女性が被害者になりやすく、ジャンルを分けずに「ハラスメントの量」ということで言えば、女性の方が多く被害に遭っている可能性があります。
社会的弱者から支持される政党は、通常であれば「健全」です。
代表的な政党に「日本共産党」がありますが、悲鳴を上げるように「生活が苦しい」と訴える人たちが共産党を支持するのは、共産党が福祉に手厚い政策を掲げ、社会的弱者の生活を守るために奮闘しています。実際に、共産党出身の市長がいる蕨市では、コロナ禍に何度も市民の生活支援を実行しています。それであれば、社会的弱者と呼ばれる人たちが共産党を支持するのは当たり前であり、公明党も似たような構図にあります。
ところが、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」は、けっして弱者を救済する政策を掲げているわけではありません。例えば、NHKの受信料は、生活保護を受けている人からは徴収されないし、お金を持っていてもテレビを持っていなければ徴収されないシステムです。つまり、テレビを持っていなければ請求されないのですから、今の時代に、贅沢にもテレビを持っていて、それでもお金を払いたくないと言っている人たちに対するサービスなので、べつに弱者を救済しているわけでもありません。
それどころか、N国党の政策は「貧富の差は広げるべき」だと考え、金持ちを優遇し、貧乏人は積極的に生活保護をすれば良いという考え方です。ただし、その生活保護の中身は「現物支給」です。つまり、生活保護の中から少しずつ蓄えを作っていって自立することはできなくなるため、生活保護に陥った人たちはずっと生活保護のままになるという仕組みです。一時は生活保護に陥っても、今では立派に社長をして納税しているという人はそれなりにいますが、立花孝志らの考え方では生活保護を受ける人がどんどん増えるばかりで、最終的には「生活保護の人が増えすぎて困った」ということになりかねませんが、立花孝志は「バカみたいに子供を産む民族は虐殺したらいい」という発言をしている人間です。今回の兵庫県知事選でも、お亡くなりになった元県民局長の「尊厳」は一切無視され、憶測で「不同意性交等罪に問われるようなことをしていた!」とまでホザく始末です。
このような人間に、どうして人が集まってしまうのか。それは「物の善悪の判断がつかないバカだから」です。そして、物の善悪の判断がつかないレベルのバカが、社会で活躍できるはずがなく、N国信者になる人間はほとんどが「40代~60代のうだつの上がらない人間」です。特に、50代が最大のボリュームゾーンです。つまり、「れいわ新選組」のように弱者救済を打ち出す政策を徹底的に掲げているのではなく、今まで誰もやらなかった社会に迷惑をかけて票を取る「チート行為」に感動したバカどもが集まっているという構図です。なので、社会的弱者が集まってきたのではなく、物の善悪の判断がつかないバカどもが集まった結果、そいつらはもちろん、バカで無能なので、社会で活躍できる人間が入っていなかっただけの話です。
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僕は斎藤元彦陣営の中枢に「統一教会」がいるかと言われると、それはどうかがわからないけど、「統一教会」が熱心に応援していることは確かだと考えています。それが組織的に行われているものではないにしても、信者が積極的に応援しているということは、これまでの目撃情報や信者の発言から明らかです。
そして、立花孝志や浜田聡が「統一教会」とつながっていることは、本人らがまったく隠していません。この選挙期間中も、N国信者から「統一教会とつながっているとデマこかれている!」と訴えられましたが、「つながっているのは事実」と認めました。本人らが認めている以上の根拠が必要でしょうか。
逆に、稲村和美陣営には「共産主義者がバックについている」と言っていますが、きょうび、「共産主義者」の人は日本共産党の中でも、かなりの少数派で、見つけ出すのも難しいレベルです。その理由は、日本共産党そのものが、かつてそこに理想があるのではないかと考えたソ連や中国の共産主義が「失敗」であることを認めているからです。そして、現在の日本共産党が考えていることは、「民主主義を守り、新自由主義的な資本主義の加速を止め、格差をなくすこと」になってきています。
おそらくN国信者になるレベルのアホが言う「共産主義者」は、「北朝鮮のような独裁体制を望む人」と考えているのでしょうが、内部通報をしたらパソコンを奪われ、私物のUSBまで奪われ、処分を受け、最終的に自殺にまで追い込まれたあげく、選挙で立花孝志に「不倫日記がある」などと大きな声で公開処刑される。そもそも上司の不正をチクったら処刑されるというのは、中国や北朝鮮とまったく同じであり、N国党は言うまでもなく、立花孝志が公言している「独裁政党」なので、むしろN国信者の方が、このような世界を望んでいると言えるのではないでしょうか。
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そもそも「情弱」と書こうとして「脆弱」と書いてしまうアホの子に何を言っても無駄な気がしますが、斎藤元彦は「維新」の知事なので、「身を切る改革」なるものを実行しています。なので、維新支持者をはじめ、すぐに騙されてしまうアホの子たちは、総額で2000万円以上をカットしていて偉いという話をします。
しかし、知事のカットする給料なんて、全体の予算で言えば、とてつもなく小さな金額です。大阪を見てもらえば一目瞭然ですが、大阪も知事や市長は「身を切る改革」をしていると言いますが、「大阪万博」や「大阪カジノ構想」に、一体、どれだけ無駄な税金を投入しているのでしょうか。
市長や知事の給料と、大阪万博で無駄に使われている数十兆円単位の金額を比べた時に、どちらの方が得なのかということです。また、企業にいちいち「おねだり」をするぐらいなら、ちゃんと給料をもらっていただき、「おねだり」なんかしない方がよっぽどスマートです。それはレストランに行って、ウエイターが「うちは時給が安いんで、チップください!」と大きな声で叫ぶようなものです。ましてや、自分で勝手にカットしているので、それならカットしなくて結構なのです。
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斎藤元彦のまわりにいるスタッフに女性が35%ぐらいいると言われても不思議ではありません。起こっている現象は「石丸伸二現象」と同じだからです。ただ、N国信者は「9割が男性」であり、これはデータからも明らかです。「ヤフコメがすごいことになっている」で喜んでいるところも、まともな大人はだいたい「ヤフコメ(笑)」となっているのに、ヤフコメを一つのエビデンスとして示そうとしてしまうところが、いかにも斎藤元彦界隈の人間たちです。
ちなみに、アホはだいたい「しばき隊=極左」だと思っていますが、そもそも「差別主義者をしばく」のが「しばき隊」なので、「思想が左」なのではなく、ただ「差別する者を許さない人たち」です。ネトウヨがだいたい外国人差別とワンセットになっていることが多いので、ネトウヨがしばかれる傾向にありますが、立憲民主党だろうが共産党だろうが、等しく差別する者はしばかれるのです。
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おそらく僕のことを「限界パヨク」と呼んでいるのでしょうが、知性の限界を迎えているのが自分であるということがわかっていません。
とても因果な商売をしている僕は、もし斎藤元彦が当選するようなことになると、これからますます仕事が忙しくなる運命にあります。仕事が増えるということは、イコール、収入が増えるということです。
僕は昔から自分の仕事を「薬を作る仕事」だと表現していますが、因果な商売なので、この世から病気の人がいなくなることが理想であり、病気をなくすために頑張っているのだけど、病気の人がたくさんいればたくさんいるほど儲かってしまう。それが「選挙ウォッチャー」です。
ましてや、今回は反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」がデマをばら撒き、感染した人たちが「斎藤元彦」に投票しています。健全で健康な県政運営を望む人たちは、当然、処方箋を求めることになり、最終的に僕のレポートが売れる仕組みです。
ちなみに、バカを治す薬はないので、N国信者を正常な人間に戻すことはできませんが、正常な人が「N国党のクソみたいなデマ話」に感染しないためのワクチンを作ることは可能です。これまでN国党の被害が限定的だったために、あまりN国党が注目されることはありませんでしたが、ワクチンのない世界がどれくらいヤバいのかは、今回の兵庫県知事選で可視化されたと思いますので、ますますワクチンの重要性に気づいてもらえるのではないかと思います。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
今回の兵庫県知事選は、おそらく日本で初めてとなる「反知性派」との全面戦争で、この「ファクトに基づかないアホの言説」に、初めて支配されてしまうかもしれない展開となっています。
新型コロナウイルスにワクチンができ、治療薬ができてからは、それほど恐れる病気ではなくなってきたように、人々が「反知性派の戦い方」に対抗策を見つけ出さない限り、しばらくこの状況は続きます。また、これは日本のみならず、世界の潮流となっています。
尊師・立花孝志が「正義のヒーロー」として扱われてしまう世の中は、はっきり言って、「ヤクザのおかげでこの街が守られている」と言ってしまうようなものです。頭のおかしな反社会的カルト集団に支配されないためには一つずつ小さな戦いを重ねていくことです。
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