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【選挙ウォッチャー】 国民民主党代表選2023・分析レポート。

 8月21日告示、9月2日投票で、国民民主党の代表選が行われました。
 国民民主党の代表選なので、国民民主党の党員の人にしか関係ない選挙ではありますが、支持率が低迷し、野党というより「与党」に近づいている国民民主党の方向性を改めて問うものになっており、このままの「与党」に寄り続ける国民民主党になるのか、今一度、「野党」に軸足を置いて活動する国民民主党になるのか。これが問われていたと言えます。

玉木 雄一郎 54 現 香川2区
前原 誠司  61 新 京都2区

 国民民主党の代表選について、玉木雄一郎代表は自分で「売れない実力派地下アイドルのセンター争い」だと自虐的に表現しました。プロデュースしているのは、まさに玉木雄一郎代表自身なので、「売れない」というところについては自業自得でしかありませんが、「実力派地下アイドル」と称しているところに、さっそく勘違いが垣間見えます。なにしろ、実力があるのに売れていないのではなく、実力がないから売れていないというシンプルな構図なので。
 これだけ物価高が続いている時代に、もし国民民主党のおかげで「トリガー条項発動」が実現したとしたら、それは国民民主党を支持する人もいたかもしれませんが、あれだけ言っておきながら、まったく実現しておらず、自民党に使われるだけ使われて、何も起こっていないのです。これでは存在価値さえ否定されかねません。



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