【選挙ウォッチャー】 政治家女子48党・動向チェック(#31)。
5年以上にわたって戦い続けてきた「政治家女子48党」(旧NHKから国民を守る党)が、ついに「崩壊の日」を迎えることになりそうです。N国信者たちは「そんなのは、ちだいの妄想だ!」と言うかもしれませんが、実際に起こっていることは、N国信者たちの認識と大きくかけ離れ、オジサンが臭い息を吹きかけるだけで倒れてしまうくらいにグラグラしています。
具体的に言うと、党の代表権を立花孝志らが取り戻すことはできず、党の借金も返済できず、立花孝志が販売しているチューナーレステレビが売れることもない。これはけっして僕の「願望」ではなく「現実」なのです。しかも、立花孝志の「Xデー」は、まさに「粛々と」迫っています。
■ N国信者が専属の御用新聞に騙される人々
なぜN国信者たちは、脳味噌をアハつかせてしまうのか。
それは「東スポ」や「デイリースポーツ」、「日刊スポーツ」といったスポーツ紙の記者たちが、こぞって「N国信者」になっているからです。
昔から「政治家女子48党」は、ポジティブに報じるとPV数を稼げるコンテンツとなっています。これは「Hanada」や「Will」といった愛国同人誌が一定の売上を期待できるのと同じで、N国信者に向けた発信は「数字を取る」という問題があります。これは「参政党」や「れいわ新選組」でも似たような現象が起こっていて、「参政党」を批判する記事はあまり読まれないけれど、「参政党」を絶賛する記事は高いPV数を期待できる。そこに来て、スポーツ新聞は「エンタメをエンタメとして紹介する役割」を担っているため、一般紙と異なり、N国信者向けに記事を書いても、その内容が批判されることはないという問題があるのです。
さらに、「週刊文春」にしろ、「週刊ポスト」にしろ、「とにかく批判されようものなら、すぐ訴える」というのが立花孝志です。もはや立花孝志が正しいか正しくないかは関係なく、「批判されたら訴える」というのが立花孝志の基本スタンスなのです。
かくいう僕も、連日、「政治家女子48党」を批判し続けているので、9件の裁判を起こされ、それぞれ地裁で僕が勝訴すると、必ず控訴までしてくるという「しつこさ」で、全部で18件の裁判を戦うことになりました。
大手の「週刊文春」や「週刊ポスト」は、こうした訴訟費用も織り込んでいるとはいえ、誤報を書いて訴えられるならともかく、正しい記事を書いても訴えてくることが確実となると、収益としては大きなマイナスを喰らってしまうわけで、次第に「報じなくなる」という現象が起こります。このことは著書の中でも指摘をしています。
一方、スポーツ新聞は、一般紙や週刊誌のように「世の中の悪事を追及する」というジャーナリズム精神は薄く、「立花さんがこんなに面白いことをやっていますよ!」と報じているうちに、だんだんN国信者化し、ついには御用新聞に成り下がって、何をやっても「立花側の言っていることを垂れ流してしまう」という現象が起こっています。
今回の代表権を巡る内ゲバ騒動でも、「大津綾香が、創業者である立花孝志にクーデターを起こしている」というスタンスで報じており、実際に起こっていることとは真逆です。実際は、立花孝志が大津綾香に約11億円の借金を背負わせるために代表権を移し、すべての責任をなすりつけようとして失敗し、反撃を喰らっているというマヌケな状態です。大津綾香のことを何も考えられないアホのお嬢さんだと思い、党の借金をなすりつけようとしたところ、まさかの「アホじゃなかった!」という話で、立花孝志は今、急速に追い詰められているという形です。
■ これは単なる内ゲバ騒動ではない
立花孝志と大津綾香の間で起こっている党首争いの裁判は、単純に「どっちが党首なのか」を問うものではありません。「俺が党首だ」「いいや、私が党首よ」ではなく、これまで立花孝志が散財してきたお金の問題を追及しようとしている大津綾香と、お金の問題を追及されないように抵抗している立花孝志との戦いです。
立花孝志は、さまざまな怪しいお金について、「それは過去に喋った」の一点張りで、絶対に説明しません。反社にお金が流れている疑惑もありますが、それを聞いても「裁判で決着をつけましょう」と言うばかりで、本人はまったく説明をしません。立花孝志としては、お金の問題をクリアにしようとする大津綾香が第三者委員会を作って追及してきたら厄介なので、あの手この手で代表権を取り返すために必死なのです。この大前提を抜きに、この騒動を語ることはできません。新聞や週刊誌の皆さんは、事情をよく知らないトンチンカンなコメントをするだけのアホに聞いている場合ではありません。僕のTwitterはDMを開放しております。何か質問があれば、お気軽にどうぞ。
■ 立花孝志は爆弾だらけのボンバーマン
尊師・立花孝志という男を一言で表現するならば、「ホラを吹く力だけで国政政党の党首までのし上がってしまった『伝説のホラッチョ』」です。
海老沢会長の右腕だったという話も、NHK時代は記者として活躍していたという話も、『冬のソナタ』を買い付けてきたのは俺という話も、何もかもがホラッチョです。大前提である「NHK時代に海老沢会長に命じられて億単位の裏金を管理していたが、それを週刊誌に内部告発をした正義のヒーロー」という人物像も、これまた「ホラッチョ」です。
少しでも自分をヒーローに見せたい「ホラッチョ」の話を真に受けた同じ周波数のアホがN国信者となり、「初めて選挙に興味を持ちました!」という大量のアホが投票用紙に「ガーツー」と書いて帰ってきてしまい、反社に億単位の税金が流れた可能性があるという忌々しき事件を起こしているのが立花孝志なのです。
警視庁としては、まずは「ガーシー」こと東谷義和を逮捕するところから始めることになると思いますが、もし東谷義和が逮捕されるようなことになれば、立花孝志の「Xデー」のカウントダウンが始まります。なにしろ「週刊ポスト」が報じている名誉毀損疑惑については、数ある疑惑の中でもショボい方であり、いざ立花孝志が逮捕された時には、まさにボンバーマンのように連鎖的に爆弾が爆発することになるのではないかと思います。
■ N国信者たちの異常性
5月10日、尊師・立花孝志らは、自称「総会」という名の「オフ会」を開催しました。総会を開く権限は大津綾香党首にしかないため、正式に認められたものではなく、非公式なN国信者たちの集いになっているからです。
普通の人が見れば、この「総会」を自称する「オフ会」には何の効力もありゃしないので、わざわざ行くだけ時間と交通費の無駄であることぐらいわかろうものですが、N国信者たちは、まさに「信者」なので、尊師・立花孝志のお言葉を信じ、大津綾香党首側が起こした裁判では立花側が勝ち、代表権を取り返し、日本で最もお金にクリーンな政党として再起できると思っています。
ここまでうだつの上がらないオジサンたちを集める政党も珍しいと思いますが、これが「右でも左でもない、下の層から支持されている政党」の正体です。
驚くべきことに、今回のオフ会では、また「大津綾香と齊藤健一郎、どちらが代表にふさわしいか」という投票をしていました。仮処分の裁判で勝てるのであれば、いちいち投票なんかしなくても齊藤健一郎が党首になるはずなのに、今度はN国信者のアプリ党員たちを集め、なぜか大津綾香と齊藤健一郎の2択で投票をして「齊藤健一郎が勝った!」をやっていました。これが党の代表選だというのであれば、2人が正式に立候補している必要があろうかと思いますが、大津綾香党首の意思は欠席を理由に無視され、勝手に2択の党首選が行われ、しかも、その結果は、齊藤健一郎173票、大津綾香1票でした。
この投票もギャグで、青い紙なら齊藤健一郎、黄色い紙なら大津綾香ということで、投票箱ではなく、どちらに投票したのかが見える100円均一のカゴに入れるスタイル。これでは勇気をもって大津綾香に投票することができず、単なる儀式でしかありません。しかし、これもまた党員の意思の尊重ということすら同調圧力でできないようにする「政治家女子48党」らしいところです。
■ 逃げ出す鼠と残るバカ
これまで党本部から丸山穂高が管理する党支部への寄付という形で「税金アジャース」をしてきた丸山穂高ですが、2021年の衆院選では不出馬を選びましたので、そこでお金が止まり、「副党首」という肩書きだけが残っていたわけですが、大惨敗の統一地方選から代表権争いの内ゲバ騒動までをアシストし、「もっと働いてほしいなら金をくれ!」という趣旨の発言を言い残し、副党首を辞任することを発表しました。このままトンズラする可能性が高そうです。
アホのN国信者たちは、「中立」と言いながら、思いっきり立花孝志側の擁護を続けている丸山穂高を見て、「これはお金を払ってでも続けてもらわないとダメでしょう!」という空気なんですが、実際のところは、統一地方選は大惨敗しているし、丸山穂高が中心となって開催した5月10日の「総会」という名の「オフ会」には何の効力もないため、日本から1年離れたぐらいで「日本語を忘れてしまった」と言ってしまうぐらいにクソダサい中二病な丸山穂高が、ただYouTubeでつまらないライブ配信をしていただけに過ぎません。
沈みゆく運命の泥船から次々と鼠が逃げ出す中、あえて残ろうとする人も存在します。尊師・立花孝志のスラップ訴訟を支える村岡徹也弁護士が、このたび、NHK受信料不払いサービスの業務を受任するそうです。
これまでさんざん「他に請け負ってくれる人がいるなら紹介してくれ」と言って、明らかに相場とかけ離れた月200万円の顧問司法書士料を払っていたわけですが、「めっちゃ身近な所ですぐ見つかっている」というのは新手のギャグです。
実は、5月5日に立花孝志のインタビュー動画を公開し、「NHK受信料不払い代行サービス」が、NHK党職員の「ニシ君」という人が担当していることをゲロり、改めて、顧問司法書士の加陽麻里布に「名義貸し」の疑惑が浮上してしまったのですが、即日のうちに、サービスの受付が停止。しかし、尊師・立花孝志としては「立花孝志ひとり放送局の視聴料」という形でN国信者からのお布施をもらわないと生きていけないので、このサービスは絶対に止めるわけにはいかないし、加陽麻里布へのお手当も止めるわけにはいかないと思いますので、N国党の訴訟以外に仕事がなさそうな村岡徹也弁護士に入ってもらい、今度は立花孝志が「村岡弁護士に雇われている」というテイで仕事を受けるスキームにしました。これにより、村岡弁護士に委託された不払いサービスの管理を立花孝志を通じて「ニシ君」に流したというテイにすれば、これまで通り、「ニシ君」が管理できるようになると言いたいのだと思います。いまや立花孝志に期待できるお金は、N国信者からのお布施しかないので、とにかく「NHK受信料不払いサービス」に力を入れたいという感じだと思います。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
本当はたくさん書くことがあるのですが、油断をしてしまい、うっかり店内でカレーを食べてしまったせいで、新型コロナウイルスに感染してしまいました。あれだけ気を付けていたのに、「容器を片付けるのが面倒臭い」という理由で「客がいないから」とカレー屋に入ったのですが、これがいけませんでした。
今日はせっかくの誕生日なんですが、誰とも話をせず、ただバラエティー番組を見て過ごしています。体調が悪い時に、脂ぎった尊師の顔を見ている場合ではないので、あんまり情報収集ができておりませんが、喉の調子が良くなってきましたら、改めてYouTubeの「政治家女子48党・最新解説ラジオ」を再開しようと思っておりますので、もう少々お待ちください。